基準値超えのメタンガス検知 - 2025年大阪・関西万博のニュース

2025.4.13 - 2025.10.13
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基準値超えのメタンガス検知

アップデート:2025/04/07

基準値超えのメタンガス検知

夢洲の地下で、再び静かな異変が起きた。4月6日、大阪・関西万博の会場内「グリーンワールド」工区にて、着火すれば爆発の恐れがある濃度のメタンガスが検知された。
しかもそのきっかけは、試験公開で訪れていた来場者が持ち込んだ検知器によるものだったというのだから、事実は小説より奇なりである。

現場は昨年、爆発事故が起きた区画と同じ。消防と協会職員が駆けつけ、地下ピットを調査したところ、やはり基準を超えるガスを確認。
即座に換気が行われ、約1時間後には安全が確認された。現場周辺には火を扱うキッチンカーも並ぶが、専門家によれば「即座に危険はない」との見解。それでも協会は、モニタリング体制の強化を発表。祝祭の表側で、地下に潜む気配へのまなざしは続いている。

基準値超えのメタンガス検知
万博会場で基準値超メタンガス 大阪
時事通信 内政部2025年04月07日12時32分配信

 日本国際博覧会協会は7日までに、大阪市の大阪・関西万博会場内で基準値を超えたメタンガスを検知したと発表した。着火すると爆発の危険性があるという。検知したのは、会場西側の電気設備が設置された地下ピット。6日午後4時ごろ、大阪市消防局に通報があったことから、周囲への立ち入りを一時禁止し、マンホールのふたを開けて換気した。
開幕1週間前の万博会場で基準値超えのメタンガス検知 爆発可能性も
朝日新聞 2025年4月7日 9時45分(2025年4月7日 11時12分更新)

 協会によると、会場の西側「グリーンワールド」工区で6日午後4時ごろ、着火すれば爆発の可能性があるとされる濃度の基準値を超えるメタンガスを検知したという。
 会場では当時、開幕前のリハーサルにあたる「テストラン」が行われ、来場者がいた。そのため同日午後4時25分、来場者らの立ち入りを規制。検知された電気設備地下ピットのふたを開け、自然換気を行ったという。約1時間後、基準値を下回ったことを確認し、規制を解除した。その後テストランを続けたという。
 会場全体が埋め立て地で、一部のエリアでは廃棄物などによる埋め立てが原因でメタンガスが発生している。グリーンワールド工区では昨年3月、トイレを建設中、工事の火花がメタンガスに引火し爆発火災が発生した。換気設備やガス検知器を設置したり、マンホールのふたを穴あきにして自然換気したりと対策をとってきた。ガス濃度の測定結果の定期的な公表もしてきた。
(開幕1週間前の万博会場で基準値超えのメタンガス検知 爆発可能性も [大阪府] [大阪・関西万博2025]:朝日新聞)
万博会場内でメタンガス検知、引火すれば爆発の恐れ…一時来場者の立ち入り規制
2025/04/07 12:06 読売新聞

 日本国際博覧会協会(万博協会)は6日、大阪・関西万博の会場内で、引火すれば爆発の恐れがある濃度のメタンガスが検知されたと発表した。検知した6日はリハーサル「テストラン」の最終日で、一時、来場者の立ち入りを規制した。
 万博協会によると、検知した場所は、人工島・ 夢洲 (大阪市此花区)の会場西側「グリーンワールド(GW)工区」にある屋外電気設備の地下ピット。6日午後4時頃、独自にガス濃度を測定したテストラン参加者から通報があり、消防などが調べたところ、爆発のリスクがある空気中の濃度5%を超えていた。
 同4時半頃から来場者の立ち入りを規制。ピットの蓋を開けて換気し、濃度が下がったため、約1時間後に規制を解除した。6日朝の測定では0%だったという。万博協会は「濃度は一時的に上昇することがある」と説明している。
 GW工区では昨年3月、トイレ工事で溶接の火花がメタンガスに引火する爆発事故が発生。万博協会が、換気装置の設置などの対策を進めてきた。 (大阪万博:万博会場内でメタンガス検知、引火すれば爆発の恐れ…一時来場者の立ち入り規制 : 読売新聞)
【速報】万博会場でメタンガス 過去に爆発やパビリオンエリアでも検出 通報の市議「いのち吹き飛ぶ恐れ」
4/7(月) 1:38配信 関西テレビ

博覧会協会は6日、万博会場内のグリーンワールド工区で爆発下限界の基準値を超えるメタンガスを検知したと発表しました。
博覧会協会の発表によると、6日午後4時ごろ、万博会場内のグリーンワールド工区において、爆発下限界の基準値を超えるメタンガスを検知したとの連絡が大阪市消防局にありました。
その連絡を受け、此花消防署と協会の職員が、メタンガスを検知されたとの連絡があった屋外の電気設備地下ピットを測定したところ、爆発下限界の基準値を超えるメタンガスを検知したということです。
これを受けて協会側は、午後4時25分に当該箇所の周囲への来場者等の立ち入りを規制し、電気設備地下ピットの蓋を開放して自然換気を実施。
午後5時28分に基準値以下になったことを確認し、規制を解除したということです。
(【速報】万博会場でメタンガス 過去に爆発やパビリオンエリアでも検出 通報の市議「いのち吹き飛ぶ恐れ」(関西テレビ) – Yahoo!ニュース)
大阪・関西万博会場で基準値超えのメタンガス検出 対策を強化
NHK 2025年4月7日 13時35分

6日に大阪・関西万博の会場で、メタンガスが基準値を超えて検出されたことが分かりました。同じ区画では去年、メタンガスが原因の爆発事故が起きていて、博覧会協会は対策を強化するとしています。
博覧会協会によりますと、4月6日、万博会場北西部にある「グリーンワールド」の地下で、メタンガスの濃度が、着火すると爆発するおそれがあるとされる基準値を超えているのが見つかりました。
試験公開で万博会場を訪れていた来場者が、検知器を持ち込んで調べ、消防に通報したということで、30分ほどの換気でメタンガスは検出されなくなりました。
同じ区画では去年3月、地中から出たメタンガスに工事の火花が引火する爆発事故が起きていて、博覧会協会は、この区画で、
▽建物の地下にファンを設置して強制的にガスを排気するとか
▽屋外の地下空間では、定期的に測定や換気をする
といった再発防止策をとってきました。
(大阪・関西万博会場で基準値超えのメタンガス検出 対策を強化 | NHK | 大阪・関西万博)
投稿日:2025年4月7日

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