
4月12日、大阪・関西万博の幕が上がるその時、青空を切り裂くようにブルーインパルスが現れるかもしれません。国際博覧会推進本部が防衛省に依頼し、飛行時間や空域を国土交通省や自治体と調整中とのこと。
思えば1970年の万博でも、彼らは空に見事な絵を描いてくれました。あのとき見た人々は、大阪の空に希望や未来を重ねたのでしょう。そして今、再び大空に夢が舞い上がります。
青の軌跡は、ただの飛行ではありません。それは万博の始まりを祝う、一瞬の詩であり、未来へのプロローグ。あなたもぜひ、この空を見上げて夢の続きを感じてください。
【独自】万博開会式にブルーインパルス 4月12日、飛行披露で祝賀盛り上げ
1/28(火) 16:13配信 共同通信
防衛省は、4月12日に開かれる大阪・関西万博の開会式に航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」を派遣する方向で調整に入った。大阪市・夢洲の会場上空で編隊によるパフォーマンスを披露し、祝賀ムードを盛り上げる。複数の政府関係者が28日、明らかにした。
関係者によると、開会式には天皇、皇后両陛下や首相らの出席を見込んでいる。万博に参加する各国の要人らも招待する。外務省によると、これまでに約160カ国・地域が参加を表明している。開催期間は4月13日~10月13日。
ブルーインパルスの派遣は、国際博覧会推進本部が防衛省に依頼した。飛行の時間帯や空域について管制を所管する国土交通省や、関係自治体と調整する。
ブルーインパルスの存在が広く世間一般に周知されたのは、昭和三十九年十月十日東京オリンピック開会式の行われていた国立競技場上空にカラー・スモークを使用して、見事に五輪マークを描き、大会を盛り上げた時である。テレビのカラー放映もあって、その映像は見る人の脳裏に刻み込まれ、深い感動を与えた。それから六年後の昭和四十五年大阪千里丘陵で開かれた万国博覧会では三回(開会式・ジャパンデー・閉会式)の展示飛行を実施、EXPO’70等の煙文字を会場上空に描き、博覧会成功に花を添えた。
(【[ブルーインパルスと東京オリンピック・万博]】)