大阪・関西万博のPRのため、吉村知事が華麗に舞った。舞ったというよりは、弾んだ。弾んだというよりは、跳ねた。いずれにせよ、彼のダンスは見る者の心を強く揺さぶる何かがあった。普段の知事の姿からは想像もつかない、躍動するその肢体。風になびくスーツの裾。リズムに乗るのか乗らないのか、もはや判別不能な動き。
この驚異的な映像をめぐって、ある噂が飛び交った。「制作費1億2000万円説」である。あまりの衝撃に、人々の脳は「これはとんでもない金が動いているに違いない」と勝手に判断したのだろう。
しかし、真相は意外にも慎ましい。実際にかかった費用は200万円。されど、そのインパクトは計り知れず、1億2000万円どころではない効果を生んだ。
知事は「若手職員の熱意に押されて参加した」と説明。「恥を忍んで踊ったが、健康にもいい」と語った。
もしかすると、これは単なる万博PRではないのかもしれない。壮大なる健康啓発の一環、あるいは未来のダンス革命の幕開けなのかもしれない。
大阪府知事と職員が「健活10ダンス」を踊ってみました!
このたび、健活10ダンスのプロモーションの一環として、吉村大阪府知事と健康医療部職員で、「健活10ダンスを踊ってみました!動画」を制作しました。本日から、健活10ポータルサイトや、健康づくり課YouTube、公式X等で公開しています。
誰もが取り組める、元気なダンスです。ぜひ、皆さんも楽しく踊ってみてください。
(大阪府知事と職員が「健活10ダンス」を踊ってみました!/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government])
「完全にコラだと思ってた」大阪・吉村知事 個性的すぎる“踊ってみた動画”にSNS衝撃
3/24(月) 18:30配信 女性自身大阪府の公式サイトでは、昨年10月に「健活10」のオフィシャルソングとダンスが誕生したことも発表されていた。オフィシャルソングは『自分史上最高〈G.O.A.T.〉の明日(あした)へ』と題し、歌唱を担当したのは演歌歌手の丘みどり(40)。そしてダンスの振り付けは、マドンナなど世界的トップアーティストの専属ダンサーを務めた経歴のあるダンサーのケント・モリ(40)が手がけたという。
《吉村大阪府知事と職員が「健活10ダンス」を踊ってみました!》と題し、動画の冒頭から“特別ゲスト”の吉村洋文知事(49)が登場。満面の笑みを浮かべ、スーツ姿で元気よく踊っていたのだ。
(「完全にコラだと思ってた」大阪・吉村知事 個性的すぎる“踊ってみた動画”にSNS衝撃(女性自身) – Yahoo!ニュース)
“知事出演のダンス動画の制作費”めぐる一部投稿は「デマで名誉毀損」吉村知事が謝罪と訂正求める 実際の制作費は約200万円
3/24(月) 20:21配信 MBSニュース大阪府が展開する健康啓発活動「健活10」をめぐり、“知事が出演している動画の制作費が1億2000万円にのぼる”という旨の投稿がSNSで確認されたことについて、大阪府の吉村洋文知事は3月24日、「金額はデマであり、部局への名誉棄損である」として、投稿者らに謝罪と訂正を求めました。
府によりますと、このチャンネルで3月21日にアップロードされた、吉村洋文知事が健康医療部の職員らと一緒にダンスをしている動画をめぐり、X(旧:Twitter)上で「動画の制作費に1億2000万円の公費が投入されている」という旨の投稿が複数確認されたということです。
吉村知事は3月24日、記者団に対し、「動画制作に実際に要した費用は約200万円」と明らかにしたうえで、“動画制作費が1億2000万円”という旨の投稿について、「1億2000万円と広めているというのはデマです。Xで上げている方はただちに削除してください。部局に対する名誉毀損にもなりますので、削除をしてもらいたい」「1億2000万円と発信した方、またはリポストした方は、謝罪の言葉とともに訂正と削除をお願いします」と強く求めました。
府によりますと、万博での関連イベントの開催やプロモーションの費用も含め、「健活10」全体の今年度・来年度の事業費の総額が約1億2000万円だということです。
(“知事出演のダンス動画の制作費”めぐる一部投稿は「デマで名誉毀損」吉村知事が謝罪と訂正求める 実際の制作費は約200万円(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)