• 万博閉幕から

PASONA NATUREVERSE(パソナ・パビリオン)

PASONA NATUREVERSE

コンセプト:「いのち、ありがとう。」

万博会場に、まるで巨大なアンモナイトのような不思議な建物が姿を現した。その頂上には、あの鉄腕アトムがちょこんと乗っている。そして案内するのはブラック・ジャックの手によって生まれ変わり、iPS細胞から作られた心臓を持つ「ネオアトム」。彼らが見つめる先には、未来の医療と科学が広がっている。

ここ「PASONA NATUREVERSE」では、最先端技術を体験できる。たとえば、生きた細胞から作られた「iPS心臓」が培養液の中で脈打つ様子を間近で見ることができる。今も鼓動し続けるその姿は、医学の未来そのものだ。そして、「未来の眠り」体験では、あなたの体調に合わせてベッドや空間全体が変化し、最高の睡眠へと導いてくれる。まるで、眠ることさえ科学の力でコントロールできる時代が来たかのようだ。

さらに、「未来の医療」コーナーでは、カテーテル手術の遠隔操作を体験できたり、血管の中を泳ぐ「自走型マイクロロボット」の仕組みを知ることができる。山奥や離島でも最先端の手術が受けられる「空飛ぶ手術室」の展示もあり、まさに未来の医療がここに集結している。

建物のらせんを描くような形は、まるで時間の流れを象徴しているようだ。過去から未来へ、人類は確実に進化を続けている。その最前線を、ネオアトムとアトムとともに見届けてみよう?

PASONA NATUREVERSE(パソナ・パビリオン)

 

PASONA NATUREVERSE
(画像:パソナグループHPから)

鉄腕アトムがパビリオンのナビゲーターを務めるほか、ブラック・ジャックが未来の医療のあり方や、人にも環境にもやさしい食べ物等を紹介。彼らと共に、いのちの歴史を学び、人類の叡智や未来社会のデザインに触れましょう。
(PASONA NATUREVERSE | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト)

培養液のなかで拍動する「iPS心臓」が万博で見られる! ネオアトムが最新医療を紹介、注目パビリオンへ行ってきた
4/10(木) 21:50配信 トラベル Watch

 パソナグループが出展する民間パビリオン「PASONA NATUREVERSE」のコンセプトは「いのち、ありがとう」。主な展示として、iPS心臓と最新の医療・食を紹介する「からだ」ゾーン、生命の進化を表現した大きな樹で地球の歴史と未来をみせる「いのちの歴史」ゾーン、あらゆる人がいきいきと働き、幸せに暮らすことのできる互助の社会を目指した「こころ・きずな」ゾーンを設けている。

 パビリオンのナビゲーターを務めるのは、天才外科医ブラック・ジャックの手によって生まれ変わった新キャラクター「ネオアトム」だ。

 中に入るとまず現われるのは、薄暗い館内にそびえ立つ大きな樹のモニュメント。これは「生命の進化」を表現したもので、過去・現在・未来と進化を続ける命のかたちが0~10の地層となり、足元の根から幹、頭上の枝へと無限に伸びていく。

 続いて、「ネオアトム」誕生にまつわるショートムービーが楽しめるイマーシブな空間へ。手塚プロダクションが制作した完全オリジナルストーリーを、迫力あるフル3Dアニメーションで観られる。原案は、鉄腕アトムの最終回のその後を描いた物語「アトム還る」(1972年4~9月「小学四年生」連載)。

 いよいよその先に展示されているのが「iPS心臓」。iPS細胞や既に実用化されているiPS心筋シートの技術を活用し、製作したもので、直径3cmほどのミニ心臓が培養液中でドクッ、ドクッと小さく拍動する様子を間近に見ることができる。

 iPS心筋シートは、同パビリオンのエグゼクティブプロデューサーを務める大阪大学・澤芳樹名誉教授などのグループが研究・開発に携わり、2020年には患者の心臓に移植する手術を世界で初めて成功させている。そんな、未来の医療やいのちの可能性を世界に向けて発信するテーマが込められている。

(培養液のなかで拍動する「iPS心臓」が万博で見られる! ネオアトムが最新医療を紹介、注目パビリオンへ行ってきた(トラベル Watch) – Yahoo!ニュース)

『iPS心臓』展示 からだゾーン
iPS細胞や、既に実用化されているiPS心筋シートの技術を活用。生きた細胞により、バイオマテリアル・バイオエンジニアリングを用いた立体の心臓を作製。培養液中で『iPS心臓』が実際に拍動する様子を展示し、医療の未来・いのちの未来を創る新たなテクノロジーの可能性を、世界に向けて発信します。

『未来の眠り』を体験 からだゾーン
眠りのメカニズムが解明され、一人ひとりの身体の状態に合わせてベッドや空間全体が呼応し、最適な睡眠に誘われる未来を提案。最新の眠りの科学に基づく展示で、私たちの「からだの健康」に直結する未来の眠りのあり方と、それを支える最新テクノロジーの可能性を発信します。

『未来の医療』を提案 からだゾーン
最先端技術による「手術用ガイドワイヤー操作体験」、遠隔治療を可能にする「未来のカテーテル手術体験」ができます。
「自走型マイクロロボット」による血管内治療のコンセプトや、山間部や離島等の僻地等でも最先端の治療が受けられる「空飛ぶ手術室」を展示します。
「空飛ぶ手術室」には、株式会社大林組が開発する影ができない手術室『オペルミ』を採用します。
(大阪・関西万博 PASONA NATUREVERSE | パソナグループ)

パソナ 万博の新キャラクターに「ネオアトム」を発表
3/20(木) 17:22配信 ABEMA TIMES

 人材サービスのパソナグループは、大阪・関西万博のパビリオンで案内役を務める新キャラクター「ネオアトム」を発表しました。
 案内役の新キャラクターとして、1966年に終了したテレビアニメ「鉄腕アトム」が進化した「ネオアトム」を披露しました。アトムが、無免許の天才外科医「ブラック・ジャック」の執刀によってiPS細胞から作った心臓を装備し、生まれ変わったのがネオアトムです。手塚プロダクションが制作しました。
 また歌手の平原綾香さんが歌うパビリオンのテーマソングも発表されました。パソナグループは、万博を通してウェルビーイングな社会を世界に向けて発信したいとしています。(ANNニュース)
(パソナ 万博の新キャラクターに「ネオアトム」を発表(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース)

大阪万博に「空飛ぶ手術室」 パソナなどがコンセプト展示
2024年12月5日 13:59 日本経済新聞

パソナグループは5日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の自社パビリオンで、遠隔操作による「空飛ぶ手術室」を展示すると発表した。医療器具メーカーの朝日インテックと共同で、山間部などのへき地や海上の船舶でも最先端の治療が受けられる未来の医療のコンセプトを提案する。
パソナGのパビリオン内に「未来の医療」に関連する展示を置く。自走式で血管内治療ができるマイクロロボットや医師をドローンで遠隔地に運ぶ「フライングオペレーションユニット(空飛ぶ手術室)」と、遠隔治療や手術を指示する「リモートオペレーションセンター」を置く。
(大阪万博に「空飛ぶ手術室」 パソナなどがコンセプト展示 – 日本経済新聞)

【万博】『ネオアトム』、2025年大阪・関西万博でショートムービー特別上映 ブラックジャックの手でアトムが生まれ変わる【コメント全文】
3/19(水) 11:40配信 オリコン

 ネオアトムは、1972年4~9月に『小学四年生』で連載された『アトム還る』を原案に手塚プロダクションが制作。人間の細胞によってつくられたiPS 心臓を持つため寿命がある。そのため、いのちの尊さ、大切さを、人間と同じように、あるいはそれ以上に感じ、いのちへの感謝の気持ちを忘れないというキャラクター。パビリオンでは、音楽を千住明氏、ナレーションを平原綾香が手掛ける特別ショートムービー『ネオアトム誕生』が上映され、来場者のをNATUREVERSEの世界へと誘う。
【万博】『ネオアトム』、2025年大阪・関西万博でショートムービー特別上映 ブラックジャックの手でアトムが生まれ変わる【コメント全文】(オリコン) – Yahoo!ニュース

iPS細胞から作った「500円玉サイズ心臓」万博展示…網膜、神経細胞など相次ぐ医療成果に関心高まる
4/28(月) 10:50配信 読売新聞オンライン

 万博のパソナグループパビリオンでは24日、多くの来場者が培養液内で脈打つ展示物に見入っていた。大阪大発新興企業「クオリプス」が作った500円玉サイズのミニ心臓とシート状の心臓の筋肉(心筋)だ。
 クオリプスは8日、心臓病の患者へ移植する心筋シートの製造販売承認を国に申請した。iPS細胞を使った医療用製品の申請は初めてだ。
 治験では、症状が改善し、社会復帰を果たした患者もいた。同社の長谷川光一・研究部長は「iPS細胞が人の命を救える段階まで来ていることを、万博を通じて多くの人に知ってほしい」と力を込める。
 2006年に山中伸弥・京都大教授が、初めてiPS細胞を作製したと発表してから20年目の今年は成果の報告などが相次ぐ。
 神戸市立神戸アイセンター病院は目の病気の患者にiPS細胞から作った網膜の細胞を移植する臨床研究を実施。その結果を踏まえ、1月、手術費は自己負担だが、診察や検査などの費用に公的医療保険が適用される「先進医療」として認めるよう国に申請した。
(iPS細胞から作った「500円玉サイズ心臓」万博展示…網膜、神経細胞など相次ぐ医療成果に関心高まる(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

開幕後トピックス

万博、障害の子ら遠隔体験 パソナ館、「動く心臓」楽しむ
5/21(水) 18:56配信 共同通信

 大阪・関西万博にパビリオンを出展するパソナグループは21日、病気や障害、経済的な理由で会場に行くのが難しい子どもを対象に、遠隔で体験できる「オンライン遠足」を開催した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)技術を活用した「動く心臓」といった展示を、全国の医療機関や児童養護施設など29施設・団体の約550人が楽しんだ。
 オンライン遠足は来場者を最初に出迎える展示「生命進化の樹」や動く心臓の前から中継し、現地のアテンダント(案内役)が説明した。事前に収録した映像や万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を当てるクイズを交えた45分間の構成。東京都から参加した小学4年の女児は「アンモナイトがきれいだった」、高校1年の男子生徒は「iPS細胞で将来救える命があり、良い技術だと思った」と感想を話した。
 動く心臓は万博の目玉展示の一つで、パソナグループのパビリオン「PASONA NATUREVERSE」には連日行列ができる。一般客の観覧と並行しながら円滑に中継できるようリハーサルを重ねたという。
(万博、障害の子ら遠隔体験 パソナ館、「動く心臓」楽しむ(共同通信) – Yahoo!ニュース)

入院中の子どもたちがいる病院と万博会場を繋ぎ「オンライン遠足」 橋下徹氏「大阪でも是非やってほしい」
5/21(水) 19:55配信 関西テレビ

入院中の子どもたちに万博を体験してもらおうと、病院と万博会場をリモートでつなぐイベントが尼崎市の病院で行われました。
みんなが見つめる先には…生中継で繋がった大阪・関西万博のパソナパビリオンです。
入院や治療などで万博会場までの外出が難しい子どもたちのためにパソナが企画したイベント。その名も「オンライン遠足」です。
子どもたちが見学したのは、目玉展示の動く「iPS心臓」や、未来のベッドなど展示の数々。およそ20分間、リモートツアーを体験しました。
(入院中の子どもたちがいる病院と万博会場を繋ぎ「オンライン遠足」 橋下徹氏「大阪でも是非やってほしい」(関西テレビ) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年3月21日

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