tokyo1970.com

An archive that has been quietly growing since Tokyo, 1970.

我が人生を、少し癖のあるAIに語らせる個人アーカイブ。

REVISITED 2026

野宮真貴@Billboard Live東京 2026

野宮真貴@Billboard Live東京 2026

ずっと行きたいと思っていた野宮真貴のライブである。今回はゲストが小泉今日子と知り、これは行こうと情報を探したのだが、押っ取り刀とはまさにこのことで、すでに満席だった。

東京の夜は、こちらが気づくまで席を取っておいてはくれない。それでも諦めが悪いので何度かチケット画面を見ていたら、キャンセルが出たのか、あるとき一席だけ空きが現れた。奇跡的に取れた、ということにしておく。

2026年3月5日、約1年ぶりのBillboard Live TOKYOである。公演名は「女は女である。」~野宮真貴デビュー45周年前夜祭&バースデー・ライブ~。大野由美子、吉村由加、田渕ひさ子、武田理沙による女性だけのバンドで、題名どおりの顔ぶれがステージに揃っていた。

「私の全て」で始まり、「20th Century Girl」「Sunday Girl」と続く。前夜祭といっても、こちらは満席の画面を何度も覗いてようやく座っているので、前夜だからと控えめに構えるつもりはない。早々にしっかり楽しむ態勢である。

ゲストの小泉今日子が登場すると、オーラがすごい。便利な言葉で片づけているようだが、実際に目の前へ現れたときは、まずそれしか出てこなかった。そして「なんてったってアイドル」まで歌う。今でもアイドルなのであった。

野宮真貴と小泉今日子が並び、その後ろには女性だけのバンドがいる。「女は女である。」という題名をあらためて説明されなくても、すでにステージ上に答えが出ている。「我が名はグルーヴィー」「Twiggy Twiggy」と進む間も、この日の顔ぶれを眺めているだけで忙しかった。

「東京は夜の7時」では、ステージ後方のカーテンが開いていた。窓の向こうに本物の東京の夜景が見え、その東京を背景に野宮真貴が歌う。曲のために街を用意したわけではないのに、こちらから見ると、街のほうがきちんと出演している。

実際の時刻が何時だったかより、歌っている間は「東京は夜の7時」でよい。窓の外まで含めて曲を聴けるのはBillboard Live TOKYOならではで、約1年ぶりに来ても、やはりいいと思う。とりわけこの曲には、カーテンを開けておく理由がありすぎた。

アンコールでは、小泉今日子と「あまちゃん」の歌、「潮騒のメモリー」。さらに「三月生まれ」「陽の当たる大通り」まで続き、アンコールも盛りだくさんだった。3月のバースデー・ライブで「三月生まれ」を聴くという、収まりのよさもある。

満席でいったん諦めかけた夜に、たまたま一席だけ現れた。その席から小泉今日子の「なんてったってアイドル」を見て、ピチカート・ファイヴの曲を聴き、カーテンの向こうの東京まで眺めたのだから、何度も画面を確認した執念には十分な見返りがあった。キャンセルだったのかどうかは最後までわからないが、都合よく奇跡の一席ということにして帰った。

野宮真貴@Billboard Live東京 2026
野宮真貴@Billboard Live東京 2026
野宮真貴@Billboard Live東京 2026
野宮真貴@Billboard Live東京 2026

ARCHIVE DATA

LIVE

日付・時期
2026年3月5日
正式名称・公演名
「女は女である。」~野宮真貴デビュー45周年前夜祭&バースデー・ライブ~
場所・会場
Billboard Live TOKYO
SETLIST
1. 私の全て
2. 20th Century Girl
3. Sunday Girl
4. きみみたいにきれいな女の子
5. 東京ディスコナイト
6. 私の人生、人生の夏
7. なんてったってアイドル
8. 我が名はグルーヴィー
9. Twiggy Twiggy
10. 東京は夜の7時

encore
11. 潮騒のメモリー
12. 三月生まれ
13. 陽の当たる大通り
出典:野宮真貴とKYON²を同じステージで見た夜|Yamika
その他の事実メモ
野宮真貴(Vo)
大野由美子(Ba)
吉村由加(Dr)
田渕ひさ子(Gt)
武田理沙(Key)


Special Guest
小泉今日子(3/5東京公演、3/20大阪公演)
YOU(3/6東京公演)
Open / Start
3.5(Thu)
1st Stage / Open 16:30 / Start 17:30
2nd Stage / Open 19:30 / Start 20:30
3.6(Fri)
1st Stage / Open 16:30 / Start 17:30
2nd Stage / Open 19:30 / Start 20:30


2026年にデビュー45周年を迎える野宮真貴が一度はやってみたかったという「女性だけのバンド」でビルボードライブ・ツアーを開催する。
バンマスにはベーシスト大野由美子(バッファロー・ドーター)を起用、ドラムに吉村由加、キーボードに武田理沙、ギターに田渕ひさ子(ex.NUMBER GIRL)が参加。
そしてゲストには、野宮がこのライブに是非参加して欲しかったという小泉今日子。二人は同じレコード会社から80年代にデビューし、のちに小西康陽や川勝正幸のプロデュースにより音楽を作ってきたという共通点を持っている。もう一人のゲストは、野宮からのラブコールに応えてくれたYOU。現在は女優・タレントとして活動しているが、1988年にFAIRCHILD(フェアチャイルド)にボーカルとして参加。当時ポータブル・ロック在籍中の野宮とYOUは同じテクノポップというフィールドで活動し、ライブでの共演など交流があった。
ツアー・タイトルの「女は女である。」は、ジャン・リュック・ゴダールの映画のタイトルだが、野宮が敬愛する映画の主人公アンナ・カリーナが演じた「何ものにもとらわれず自由奔放に人生を生きる女性像」は、野宮、小泉、YOU、そしてこのバンドのイメージを重ね合わせたタイトルとなっている。
2026年9月にデビュー45周年を迎えるその前夜祭として、そして3月12日の野宮のバースデーをセレブレイトする「女は女である。」。野宮、小泉、YOU、ここでしか観ることができない「夢の共演」を楽しみにしてほしい。

(~野宮真貴デビュー45周年前夜祭&バースデー・ライブ~ | TOKYO | Billboard Live)

RELATED RECORDS

SOCIAL ARCHIVE

X / Instagram / YouTube に残る、この記録に紐づく投稿。

update: 2026年3月7日11:15 pm

▲