昨日に続いて、Billboard Live TOKYOへ参戦した。2026年9月15日17時30分、小室哲哉の「Short circuit eats long story」である。2日続けて見るのだから、今日は少し落ち着いて、じっくり見ることにした。
昨日を見ているというだけで、こちらには妙な余裕がある。展開を知ったつもりになり、慌てなくても大丈夫だと思っている。もちろん、演奏するのは私ではないので、こちらの余裕など公演には何の影響もない。
「LET’S DO THE MOTION」から始まり、「ムーンライトダンス」へ進む。ここまでは昨日を知っている頭で受け止めていたが、3曲目で「Promise to Promise」ではなく「もっと もっと・・・」が入った。じっくり見るつもりの人間は、こういう変更を見つけた途端、急に忙しくなる。
たった1曲の変更、と片づけることもできる。しかし、同じ場所へ翌日も来た私にとって、この1曲はかなり大きい。昨日も見たからこそ気づけた変更であり、2日続けて参戦したことが早くも正当化されたような気分になる。ずいぶん都合のよい正当化だが、チケットを持って座っている以上、遠慮する必要はない。
しかも「もっと もっと・・・」である。曲名の時点で、昨日に続いて来た人間の行動と妙に噛み合ってしまった。もっと見たいから今日も来た、とまで整理すると少々できすぎだが、こちらは勝手に受け取る側なので問題ない。
そこから「Pure(二十歳の約束より)」、「Major Turn-Round」、「Humanrace」と続く。今日は先を急いで把握しようとせず、曲が置かれた順番ごと見る。昨日と同じものを確認しに来たのではなく、今日の並びの中で、今日の1曲を受け取っているのだと自分に言い聞かせる。言い聞かせなくても公演は進むのだが、2日目の客には2日目なりの忙しさがある。
「End Theme Of How Do You Crash It 〜 EVLOLUTION」まで来ると、この日の本編がひと続きの形になって残った。曲ごとに立ち止まりたい一方で、前から後ろまで通して受け取りたい。じっくり見るとは、静かに構えていれば済む話ではなかったらしい。
アンコールは「YOKOGAO」から「fate」へ。昨日に続く参戦で私が持ち帰ったのは、結局、3曲目に収まった「もっと もっと・・・」への執着だった。1曲変わったことをここまで気にするのだから、じっくり見たという当初の目的は、たぶん達成したことにしてよい。