
ライブハウスという場所には、いつまで経っても少し身構えてしまう。常連ばかりだったらどうしようとか、自分だけ場違いだったらどうしようとか、そんな小さな不安を抱えながら、ようやく吉祥寺のROCK JOINT GBへ向かった。
会場には二百人近い人が集まっていたように思う。人生初の本格的なスタンディングライブである。始まる前は落ち着かなかったが、いざステージが近づくとそんなことはどうでもよくなった。広石武彦との距離は驚くほど近い。こちらを見ているわけではないのに、ときおり睨まれているような錯覚すら覚える。
そしてライブが始まった。
セットリストの充実度は間違いなく最高クラスだった。まるで超豪華ベストアルバムを一夜で再生するような内容で、この曲もやるのか、あれもやるのか、そのうえそれまでやるのかと、驚きが途切れない。歌も振りも圧倒的に格好いい。
up-beatは学生時代によく聴いていた。しかし当時の自分にはライブへ行くという文化がなかった。好きな音楽はCDで聴くものだった。だから今になって思う。あの頃、一度でもライブを観ておけばよかったと。長年胸のどこかに残っていた小さな後悔が、この夜ようやく溶けていった。
人生で初めて買ったシングルCDは「NO SIDE ACTION」だった。その曲が目の前で鳴る。学生時代の自分が想像もしなかった光景である。
動画撮影も許されていた。記録を残したい気持ちと、その瞬間に集中したい気持ちが何度もせめぎ合う。当初は「KISS…いきなり天国」「NO SIDE ACTION」「TEARS OF RAINBOW」だけにしようと思っていた。しかし次々と名曲が現れ、ついスマートフォンを構えたくなる。
それでも何度も我慢した。また来ればいい。そのためにも今日は少しだけ記録して、あとは自分の目と耳に刻もう。そう決めた。
ライブハウスを出る頃には、長年の後悔は消えていた。その代わりに、次のライブを待つ楽しみが静かに胸の中に残っていた。







Hiroishi enters a new amazing stage, 2026 ”Amazing Stage 6”
2026年6月7日(日)Respect up beat@吉祥寺ROCK JOINT GB
Open:16:30 / Start:17:00
前売:¥6,000 / 当日¥6,500 (共にドリンク代別 ※700円
Blind Age / Respect up beat
2026.6.07 広石武彦のかっこよさは変わらず#広石武彦 #tokyo1970com pic.twitter.com/YrMXmzqFf1— tokyo1970com (@tokyo1970com) June 9, 2026
終了!
&取り急ぎ本日のセトリ♫#Respectupbeat pic.twitter.com/03PVJ2hnW1— のぞみ🌹 (@sister_tomorrow) June 7, 2026