夢洲の空気は、いよいよ祭りの終幕へと加速しながらも、むしろ熱を増していた。大阪・関西万博は閉幕まで残り1か月。
9月13日（土）の会場には、一般20万8000人、関係者1万9000人、合計22万7000人が押し寄せ、速報値で最多を更新した。SNSには「並ばない万博じゃなく、入れない万博だ」と嘆きの声が溢れるが、その混雑こそが、世界が集う最後の宴の熱狂を物語っている。
人波は夢洲の大地を埋め、パビリオンを取り巻く列は地平線まで伸びるかのようだ。

混雑緩和のため、開場時間の前倒しやシャトルバスの完全予約制が導入され、運営側は知恵を尽くす。だが人々の期待と好奇心はその努力を軽々と凌駕し、朝の光とともに門が開くや否や、世界の断片を求める旅人たちが奔流のように場内へ流れ込む。会場のあちこちでは、終盤ならではの特別な催しが花開いていた。

フランス館では、ナショナルデーを祝う赤い糸が日本館とフランス館を結び、200人もの来場者がその象徴を体で織り上げる。ボンドガールとして知られる女優レア・セドゥが颯爽と姿を現せば、熱気はさらに跳ね上がり、柔道イベントでは五輪金メダリストのテディ・リネールが技を伝授する。国境も言葉も越えて、人々が笑い、驚き、歓声を重ねる光景は、夢洲全体が一つの舞台となったかのようだ。

一方、民間パビリオン「PASONA NATUREVERSE」では、手術支援ロボット「hinotori™」が未来医療の扉を静かに開き、羽曳野カレーや海老芋コロッケが香ばしい匂いで来場者を誘う。先端技術と地域の味覚が同じ時間に同じ場所で交わり、人類の過去と未来が一皿の上に共存する。

夕暮れが夢洲を染める頃、来場者はまだ途絶えない。万博とは、ただ展示を眺める場ではなく、世界の物語に自らの一日を編み込む大いなる祝祭だ。閉幕まで残された日々は、これからますます鮮烈な色を帯びてゆくに違いない。

【速報】過去最多を更新！ 万博１３日（土）の一般入場者数は２０万８０００人、大屋根リングも大混雑　今日のイベントは？
9/14(日) 10:10配信　Lmaga.jp

『大阪・関西万博』（会場：夢洲）の９月１３日（土）の入場者数は、一般２０万８０００人、関係者１万９０００人、合計２２万７０００人（前日比は＋８０００人）。速報値で最多を更新した。ＳＮＳでは「並ばない万博じゃなくて、入れない万博になってきた」との声も挙がるなど、閉幕まで１カ月を切り、連日混雑が続く。
(【速報】過去最多を更新！ 万博１３日（土）の一般入場者数は２０万８０００人、大屋根リングも大混雑　今日のイベントは？（Lmaga.jp） – Yahoo!ニュース)

【速報】３連休の初日１３日（土）万博一般来場者は２０万８０００人　閉幕まで残すところ３０日で「大変混雑」
2025年9月14日 11:33　YTV NEWS NNN

９月１３日（土）の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約２０万８０００人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約２２万７０００人で、５日連続で総来場者数が１９万人を超え、過去最多に迫る水準となりました。
　３連休の初日となる１３日（土）は、フランスのナショナルデーで、公式式典のほか柔道家で五輪金メダリストのテディ・リネールさんが参加し子どもたちと交流するイベントや、フランスを代表するロックバンド「アンドシーヌ」のコンサートなどが行われました。
(【速報】３連休の初日１３日（土）万博一般来場者は２０万８０００人　閉幕まで残すところ３０日で「大変混雑」（2025年9月14日掲載）｜YTV NEWS NNN)

大阪・関西万博　閉幕まで1カ月　来場者数2週連続で過去最多
2025年9月13日 12:16　テレ朝ニュース

大阪・関西万博は、閉幕まで残り1カ月となり、会場は混雑が続いています。
（西嶋汐莉記者報告）
今、人気のアメリカ館の前にいます。開場時から列ができ始め、大屋根リングの下に迫る勢いです。
来場者数は2週連続で過去最多を更新し、6日には、一日あたりの一般来場者数が初めて20万人を超えました。
閉幕に向けてさらに混雑するとみられ、万博協会は13日から、東西のゲートで開場時間を段階的に前倒しして、午前8時50分からにするなど対策を始めています。
ただ、来場予約画面に進むのも1時間待ちとなっていて、アクセスできても、午前中や土日、祝日の予約はすでにほとんど埋まりつつあります。
協会は「希望の日時に来場できない場合もあるが、払い戻しはできないため、できるだけ早めの来場を」と呼び掛けています。
(大阪・関西万博　閉幕まで1カ月　来場者数2週連続で過去最多)

万博・１３日（土）の一般来場者２０万８千人　最多に迫る　閉幕まで１か月で駆け込み来場者増
2025年9月14日 12:00　YTV NEWS NNN

　大阪・関西万博は閉幕まで１か月となった１３日、一日の一般来場者数が２０万８千人となり、過去最多に迫る水準となりました。
　博覧会協会によりますと、３連休の初日となった１３日の一般来場者数は２０万８千人となり、関係者を含めると再び２２万人の大台を超えました。
　大阪・関西万博は閉幕まで１か月となり、駆け込み的な来場者が増えていて、混雑緩和への対策が一層求められることになります。
(万博・１３日（土）の一般来場者２０万８千人　最多に迫る　閉幕まで１か月で駆け込み来場者増（2025年9月14日掲載）｜YTV NEWS NNN)

【万博】10月13日の閉幕までラスト1か月　きょうから9月29日までは平日・休日問わず毎日が「大変混雑」
9/13(土) 10:18配信　MBSニュース

開幕から154日目となった大阪・関西万博。きょう9月13日も午前9時ごろから、会場東ゲートの前には大勢の人が列をなしています。博覧会協会によりますと、きょうから9月29日までは平日、休日問わず毎日「大変混雑」する予想です。
協会は、「会期末にかけて大変混雑が見込まれる状況となっております。午前中や土日祝日を中心に来場日時予約枠が概ね埋まっておりますが、午後や夕方の時間帯にはまだ予約枠がございます」としています。
(【万博】10月13日の閉幕までラスト1か月　きょうから9月29日までは平日・休日問わず毎日が「大変混雑」（MBSニュース） – Yahoo!ニュース)

大阪・関西万博の開場１０分前倒し、会期終盤迎え来場者増える傾向…シャトルバスも完全予約制に
2025/09/09 10:10　読売新聞

　会期終盤を迎えて来場者が増加傾向にある大阪・関西万博について、日本国際博覧会協会（万博協会）は８日、開場時間の前倒しや一部シャトルバスの完全予約制といった混雑緩和策を１３日から実施すると発表した。
　帰宅時間については、西ゲートからＪＲ桜島駅へ向かう午後８時以降のシャトルバスは１３日以降、完全予約制とする。
　記者会見した万博協会の石毛博行事務総長は「できるだけ多くの人に来てもらいたいが、満足度が下がらないように運営したい」と述べた。
(大阪万博:大阪・関西万博の開場１０分前倒し、会期終盤迎え来場者増える傾向…シャトルバスも完全予約制に : 読売新聞)

万博にレア・セドゥ降臨、会場どよめき「やばい！」…フランスナショナルデーで大混乱
9/13(土) 17:30配信　Lmaga.jp

閉幕まで残り１カ月となった『大阪・関西万博』（会場：夢洲）では「ナショナルデー」と題し、各国のイベントを毎日おこなっている。９月１３日はフランスナショナルデーということで、フランス館アンバサダーを務める女優・レアセドゥが会場に登場し、どよめきが起こった。
映画『００７ スペクター』（２０１５年）『００７／ノー・タイム・トゥ・ダイ』（２０２１年）でボンドガールに抜擢。『アデル、ブルーは熱い色』（２０１３年）で、第６６回カンヌ国際映画祭にて最高賞であるパルムドールを獲得、印象的な青髪で一世を風靡したレア・セドゥ。会場にはブロンドのロングヘアで颯爽と登場し、「やばい！」「きれいー！」と歓声が飛び交うなか、集まったファンに笑顔で応えた。
ナショナルデー開催国と、日本との友好を示すイベント「赤い糸プロジェクト」として、日本館名誉館長・藤原紀香とバトンを交わす一幕も。藤原から「日本はすごく湿度がすごく高いので、健康に気をつけてね」と声をかけたそうで、レア・セドゥからは「あなたもね！汗、かいてるわね」とのお茶目な返答があったという。
(万博にレア・セドゥ降臨、会場どよめき「やばい！」…フランスナショナルデーで大混乱（Lmaga.jp） – Yahoo!ニュース)

日仏、「赤い糸」で結ぶ　ナショナルデーで絆祝う　大阪・関西万博
9/13(土) 18:42配信　時事通信

　大阪・関西万博で13日、フランスの「ナショナルデー」が行われ、式典に出席したサンマルタン対外貿易担当相がフランス館のテーマ「愛の賛歌」にちなみ、「愛と運命の交わりを象徴する赤い糸で、両国を結ぶ深い絆を祝おう」と呼び掛けた。
　「人間の赤い糸」で日本館とフランス館を結ぶイベントも開催された。
　フランス館は赤い糸から着想を得ている。イベントでは、日本館との間に赤い服を着た約200人の来場者らが並び、両館が赤い糸でつながっているかのように演出。フランス館アンバサダーの俳優レア・セドゥさんと日本館名誉館長の俳優藤原紀香さんが自国国旗が描かれたバトンを中間地点で交換し、両国の絆をアピールした。
　同じくフランス館のアンバサダーを務める柔道男子五輪金メダリストのテディ・リネールさんは柔道のイベントに登壇。井上康生さん、谷亮子さんら両国の柔道家が子どもたちに技を指導した。
　フランスの国民的ロックバンド、アンドシーヌのコンサートも行われ、会場に詰め掛けた多くのファンを沸かせた。
(日仏、「赤い糸」で結ぶ　ナショナルデーで絆祝う　大阪・関西万博（時事通信） – Yahoo!ニュース)

藤原紀香「めっちゃうれしいです」万博の黒字化メドに　フランス女優と交流
9/13(土) 18:52配信　スポニチアネックス

　開催中の大阪・関西万博で13日、日本館名誉館長の藤原紀香（54）がフランス館アンバサダーのレア・セドゥ（40）と交流した。この日はフランスのナショナルデー。紀香が映画「007」でボンドガールを演じたセドゥを「日本は湿度が高いので、健康に気をつけてね」と気づかうと、「“あなたも汗をかいてるわね“と言われて。“そうよ、毎日、汗をかいてるのよ”と答えました」。大阪湾に面するため海風が吹く会場、この日も最高気温31度を記録した大阪の残暑に苦笑いし合ったという。
　イベントにはフランス国旗にちなんだ青、白、赤のトリコロールに染め、中央にエッフェル塔を刺繍した着物の帯で臨んだ。「1958年に京都とパリ、神戸とマルセイユも姉妹都市。関西とフランスは固い友情で結ばれてきた」と歴史を紹介した。
　そして会見中、「関西人として、めっちゃうれしいです」と関西弁が飛び出したのが、万博の黒字化にメドが立ったとのニュース。「この前も1日で20万人、入ったと（ニュースで）拝見した。少しでも参加させてもらっていることが幸せです」。閉幕までちょうど残り1カ月。「学び、気づき、ひらめき。いろんなことを感じてもらえたら。最後まで1人でも多くの人に足を運んでもらいたい」とさらなる来場を呼びかけた。
(藤原紀香「めっちゃうれしいです」万博の黒字化メドに　フランス女優と交流（スポニチアネックス） – Yahoo!ニュース)

藤原紀香「サザエさんにツッコめた」…１番の思い出明かす、５５年ぶり万博回が話題に
9/13(土) 18:55配信　Lmaga.jp

「駆け込み万博」で、連日多くの人で賑わう『大阪・関西万博』（会場：夢洲）。閉幕まで残り１カ月となった９月１３日、藤原紀香が登場。先日放送され話題となった『サザエさん』５５年ぶりの万博回について触れた。
会場では「ナショナルデー」と題し、各国のイベントを毎日おこなっている。９月１３日はフランスナショナルデーということで、フランス館アンバサダーを務める女優・レアセドゥが登場。開催国である日本との友好を示すため、日本館名誉館長である紀香とバトンを交わす一幕もあった。
万博に関する思い出を問われ、「一番の思い出は…やっぱり『サザエさん』に出たことですかね！」とキッパリ。先日８月２４日には、１９７０年に開催された「大阪万博」に続く、サザエさん一家５５年ぶりの「大阪万博回」が放送され、一家がどのように「電子チケット」を手に入れたことが疑問視されるなど、さまざまな角度からＳＮＳで話題に。紀香は同回に夫・愛之助とともに、ゲスト出演していた。
「サザエさん一家を万博にご案内できたこと、乾杯したこと…サザエさん一家が愛之助と喋っているときに『なんでやねん！』とツッコめたことは、至福の喜びでしたね。貴重な経験をさせていただきました」と噛みしめていた。
(藤原紀香「サザエさんにツッコめた」…１番の思い出明かす、５５年ぶり万博回が話題に（Lmaga.jp） – Yahoo!ニュース)

2025年大阪・関西万博パビリオン『PASONA NATUREVERSE』「からだゾーン」にて、手術支援ロボット「hinotori™」9月13日より展示開始
2025年9月12日 15時02分　株式会社パソナグループ

株式会社パソナグループ（本社：東京都千代田区、代表取締役会長CEO 若本博隆）は、2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）に民間パビリオン「PASONA NATUREVERSE」を出展しています。
そしてこの度、同パビリオンの「からだゾーン」において、パソナグループと川崎重工業株式会社（神戸本社：兵庫県神戸市、代表取締役社長執行役員 橋本康彦）、シスメックス株式会社（本社：兵庫県神戸市、代表取締役社長 浅野薫）、株式会社メディカロイド（本社：兵庫県神戸市、代表取締役社長CEO宗藤康治）は共同で、最先端のロボット技術による高い操作性で患者への負担を限りなく少なくした低侵襲手術※を実現する、手術支援ロボット「hinotori™ サージカルロボットシステム」（以下、「hinotori™」）を9月13日（土）より展示いたします。
パビリオン『PASONA NATUREVERSE』では、「からだ・こころ・きずな」をテーマに様々な展示を展開。「からだゾーン」の『未来の医療』エリアにおいては、最先端の医療機器や将来的な実用化を目指す未来の遠隔医療技術を展示し、テクノロジー革新がもたらす医療イノベーションを体感いただいています。この度、同エリアに手術支援ロボット「hinotori™」を展示することで、最先端ロボット技術の医療現場における未来の活用事例を世界に向けて発信してまいります。
(2025年大阪・関西万博パビリオン『PASONA NATUREVERSE』「からだゾーン」にて、手術支援ロボット「hinotori™」9月13日より展示開始 | 株式会社パソナグループのプレスリリース)

吉村洋文府知事　「万博を盛り上げてくれました」超大物お笑い芸人と2ショットに「最強コンビ」の声
9/13(土) 17:01配信　スポニチアネックス

　大阪府の吉村洋文知事（50）が13日までに自身のインスタグラムを更新。お笑いタレントの明石家さんま（70）との2ショットを披露した。
　さんまは7日、大阪・関西万博のEXPOアリーナ「Matsuri」で行われた音楽と笑いのフェス「さんまPEACEFUL　PARK　2025」に出演。
　吉村知事は「さんまさんが、大阪・関西万博を盛り上げてくれました、なう！」とつづると、Tシャツに赤のカジュアルなシャツ姿のさんまと、黒のTシャツ姿の自身のショットをアップした。
　前投稿では「さんまフェスに来てくれたみんな～、ありがとうやで」とフェス当日のものと思われる、自身や大阪市の横山英幸市長、さんま、「ナインティナイン」の岡村隆史、「EXIT」らの集合ショットを投稿していた。
(吉村洋文府知事　「万博を盛り上げてくれました」超大物お笑い芸人と2ショットに「最強コンビ」の声（スポニチアネックス） – Yahoo!ニュース)

万博会場に無料招待、人気パビリオンで取材…子ども記者募集
2025/09/01 12:00　読売新聞

　読売新聞社は、大阪・関西万博の会場に小中高生を無料で招待する企画を始める。参加者は、国内外の人気パビリオンを回り、世界的に有名なアート作品や動く「ｉＰＳ心臓」などを間近で見ることができる。宇宙飛行士に会って直接話を聞くチャンスもある。「未来社会の実験場」として注目を集める万博で感じたことや印象に残ったことを自分の言葉で発信する「万博ミライライター」を募集する。
日時・会場（※今後、追加する場合があります）
　９月１３日（土）に訪問するイタリアパビリオンでは、同国政府代表のマリオ・ヴァッターニ氏、９月２０日（土）に見学するPASONA NATUREVERSEでは、大阪大学名誉教授の澤芳樹氏、９月２７日（土）に訪れるアメリカパビリオンでは宇宙飛行士の土井隆雄氏が、それぞれ講師として登場する。
(万博会場に無料招待、イタリア館・アメリカ館など人気パビリオンで取材…子ども記者募集 : 読売新聞)

日仏の柔道レジェンドが万博集結　紀香さんも参加し仏ナショナルデー
9/14(日) 8:00配信　朝日新聞
　閉幕まで残り1カ月となった大阪・関西万博で13日、フランスの歴史や文化を発信する「ナショナルデー」があり、日仏の柔道五輪メダリストらが、子どもたちに柔道の技を披露するなどして交流を深めた。
　フランスは柔道が盛んで、競技人口は日本の4倍の約53万人とされる。この日は、パリ五輪金メダルで地元の英雄、テディ・リネール選手のほか、日本からは谷亮子さん、野村忠宏さんらが参加。大阪などで柔道を習う小学生約50人を前に、相手選手への尊重や自制心、感謝の大切さについて語った。
　谷さんらが投げ技などを実演すると、会場からは歓声があがった。子どもたちはレジェンドらの手本をみながら、フランス語で「アン・ドゥ・トロワ」のかけ声とともに足払いなどの技を披露した。
　東京五輪金メダルのクラリス・アグベニェヌ選手と背負い投げを練習した神奈川県の小学4年、井上鈴々（りり）さん（10）は「つり手の引きで強さを感じた。選手に会えてうれしかった。将来はアグベニェヌさんのように強くなりたい」と笑顔だった。
(日仏の柔道レジェンドが万博集結　紀香さんも参加し仏ナショナルデー（朝日新聞） – Yahoo!ニュース)

『男と女』のテーマにチャンチキの音…日本とフランス、音楽を融合　大阪・関西万博
9/16(火) 11:45配信　ラジトピ　ラジオ関西トピックス

EXPOナショナルデーホール「レイガーデン」で開かれた文化プログラムに、日本とフランスにルーツを持つ歌手マイア・バルーさんが登場。
　「アン・ドゥ・トロワ！」の掛け声とともに、東京音頭や会津磐梯山、ソーラン節など日本の民謡をアレンジ、フランス語で歌い上げた。
　そしてステージを盛り上げたのは、日本の伝統的打楽器・チャンチキやトロンボーン、ソプラノサックスなどを自由に奏でる“ちんどんブラスバンド”。さらにアコーディオンとビアノが加わった。
　マイアさんの父、ピエール・バルーさんが歌ったフランス映画の名作『男と女』のテーマ曲も、チャンチキを鳴らしつつ歌い上げるなど、観客に「フランスと日本の間を気持ち良くさまよってほしい」とメッセージを送った。
　フランスは、パリに博覧会国際事務局（BIE）本部を擁する。セレモニーでスピーチしたロラン・サンマルタン貿易担当大臣は、「万博の歴史は日仏交流の歴史でもある」と話した。
　日本の万博参加は、1867年のパリが最初。江戸幕府、薩摩藩、佐賀藩がそれぞれ独自に出展した。この時、漆器や陶磁器、浮世絵など、フランス人が知らなかった日本の美術工芸、文化を紹介するショーケースとなった。
(『男と女』のテーマにチャンチキの音…日本とフランス、音楽を融合　大阪・関西万博（ラジトピ　ラジオ関西トピックス） – Yahoo!ニュース)

万博来場者2200万人突破へ　運営収支黒字化の見通し　閉幕まで1カ月で駆け込み
9/14(日) 7:02配信　時事通信

　大阪・関西万博は13日、開幕から5カ月が経過し、会期は残り1カ月となった。
　11日までの一般来場者数の累計は約1854万人（速報値）。10月13日の閉幕を控えた駆け込みで増加する傾向にあり、このまま推移すれば、運営費の「採算ライン」の目安となる2200万人を突破し、収支は黒字化となる見通しだ。
　協会はピーク時の人数を「22万7000人」と見込むが、会期末に向け、最大で何人受け入れるかについては検討中だ。
　2005年の愛知万博では、目標の1500万人を大きく上回る約2205万人が来場した。日本総合研究所関西経済研究センターの藤山光雄所長は、愛知万博と同じペースで会期末まで来場者数が右肩上がりとなった場合、2500万人超に達すると予想。「9月下旬からは真夏の暑さが和らぐ」として、今後のさらなる増加につながると分析する。
　万博運営費は1160億円で、969億円を入場券収入で賄う計画。5日までの累計販売枚数は約2070万枚に上り、入場券ベースで黒字化の目安となる1800万枚を大幅に上回る。協会は台風などによる想定外の支出に備え、目標とする2300万枚の達成を目指す。
(万博来場者2200万人突破へ　運営収支黒字化の見通し　閉幕まで1カ月で駆け込み（時事通信） – Yahoo!ニュース)