
七月十七日、万博開幕より九十六日目。空は朝から泣き続け、やんでは降り、降ってはやむを繰り返していた。大阪の空の気まぐれが、まるでこの世界の揺らぎを映す鏡のように思われた。
気温は二十八度五分、真夏日には届かぬが、蒸気をはらんだ空気が会場を包んでいた。そんな中、十万八千人もの来場者がこの一日を共にしたという。うち一万七千人は関係者。残りは九万一千の人々。誰もが何かを見届けようと、或いは何かを探そうと集まっていた。
その日、「レイガーデン」ではマルタのナショナルデーが祝われていた。島国マルタの空気が、日本の地に仮初めに吹き込む。不思議なことに、世界的テノールが選んだのは美空ひばりの名曲だった。異国の声の歌は、時のうねりを超えて我々の心にしみ入った。まるで海を越えた魂の往還を聴くようだった。
また、会場内の「フェスティバル・ステーション」ではパキスタンと日本の貿易投資フォーラムが開催された。カイバル・パクトゥンクワ州、遥かヒマラヤの西の地から届く声に、日本の投資家や外交官が耳を傾けていた。経済の話であっても、そこには熱があり、夢がある。席は埋まり、声は響き、そして出会いが生まれた。
そしてもう一つ、長らく開かなかった扉がついに開いた。ネパール館。七月十九日午後零時半、その静かな幕開けが告げられる。これで全てのパビリオンが姿を現した。折り返しを過ぎた万博は、ここからまた新しい時間を歩み始める。あの日の雨も、歌声も、議論も、そのすべてがこの万博という幻灯機の中で静かに光を放っている。
【万博】きのうの来場者は9万1000人 累計1058万人は想定来場者の37.5%
7/18(金) 9:43配信 MBSニュース開幕から96日目となった7月17日の万博の来場者数は約10万8000人と博覧会協会は発表しました。このうち関係者は約1万7000人で、一般の来場者は9万1000人でした。
万博はすでに開催日程の折り返しを過ぎていますが、17日までの総来場者数は1228万8996人で一般来場者は1058万8694人となっています。想定2820万人に対し来場者数は37.5%にとどまっています。
(【万博】きのうの来場者は9万1000人 累計1058万人は想定来場者の37.5%(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
【速報】17日(木)一般来場者は約9万1000人 暑さはマシでも朝から強い雨で天気は荒れ模様
2025年7月18日 10:12 YTV NEWS NNN万博協会が18日に発表した17日(木)の大阪・関西万博の一般来場者数は、速報値ベースで約9万1000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約10万8000人でした。
17日の大阪の最高気温は28.5℃で、30℃をこえる真夏日にはなりませんでしたが、上空の大気が不安定で朝から強い雨が降ったりやんだりする荒れ模様の天気でした。
(【速報】17日(木)一般来場者は約9万1000人 暑さはマシでも朝から強い雨で天気は荒れ模様 (2025年7月18日掲載)|YTV NEWS NNN)
【速報】万博きのう7月17日(木)の一般入場者数は9万1000人、今日のイベントは?
7/18(金) 9:45配信 Lmaga.jp『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の7月17日(木)の入場者数は、一般9万1000人、関係者1万7000人、合計10万8000人だった。場外への救急搬送件数は0件だった。
今日18日(金)の来場予約枠の空き状況は、9時〜空き枠なし、10時〜東ゲートは空き枠なし/西ゲートは残り枠わずか、11時〜十分に枠あり、12時〜十分に枠あり、17時〜十分に枠あり。
天気は「くもり 時々 晴れ 所により 昼過ぎ から 夜のはじめ頃 雨」、最低気温25度・最高気温34度、降水確率は午前10%、午後20%の予報となっている(18日・5時00分時点/気象庁HP参照)。
(【速報】万博きのう7月17日(木)の一般入場者数は9万1000人、今日のイベントは?(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)
2025関西・大阪万博にてパキスタンのカイバル・パクトゥンクワ州の投資の可能性に関するイベントを実施
2025年7月18日(金) (パキスタンパビリオン)2025年7月17日(木)11:00より、大阪・関西万博会場内「フェスティバル・ステーション」で実施
パキスタン貿易開発庁(TDAP)は、カイバル・パクトゥンクワ州投資・貿易委員会(KP-BOIT)と協力し、2025年7月17日に2025関西・大阪万博にて「パキスタン-日本貿易投資フォーラム」を開催しました。本フォーラムには、日本をはじめとする国際ビジネス界、外交官、投資家、そして一般来場者など、約300名収容の会場がほぼ満席となり、多くの関心が寄せられました。
このフォーラムでは、急速に投資先として注目を集めるカイバル・パクトゥンクワ州(KP)が持つ経済および観光の可能性が紹介され、戦略的なビジネス交流の場となりました。
(2025関西・大阪万博にてパキスタンのカイバル・パクトゥンクワ州の投資の可能性に関するイベントを実施|プレスリリース(愛媛新聞ONLINE)記事詳細|愛媛新聞ONLINE)
ネパール館が19日昼にオープンへ、やっと万博の全パビリオンが開館
西晃奈 甲斐江里子2025年7月18日 20時38分大阪・関西万博で、開幕からオープンできていなかったネパール館が19日午後0時半に開館することが決まった。万博を主催する日本国際博覧会協会が18日、公式サイトで発表した。会期の折り返しを経て、これで万博に出展したすべてのパビリオンが開館したことになる。
ネパールのドゥルガ・バハドゥル・スベディ駐日大使などによると、パビリオン建設については同国の民間企業に差配を依頼。この民間企業と日本国内の施工業者が協力してパビリオンの建設にあたってきた。
(ネパール館が19日昼にオープンへ、やっと万博の全パビリオンが開館 [大阪府] [大阪・関西万博2025][リング][ミャクミャク][ユスリカ]:朝日新聞)
万博会場内で窃盗容疑、学生2人を再逮捕 人気の黒ミャクミャクも
7/18(金) 13:49配信 毎日新聞大阪・関西万博会場内のオフィシャルストアで公式キャラクター「ミャクミャク」関連グッズが大量に盗まれた事件で、府警は17日、会場内の別の店舗でも万引きをしたとして東京都内の大学生2人を窃盗の疑いで再逮捕した。
被害品には「黒ミャクミャク」と呼ばれる人気のぬいぐるみも含まれており、府警は、2人が会場内の店舗を巡り高額で転売できる商品を狙ったとみている。
逮捕容疑は6月26日午後0時半ごろ、万博会場のオフィシャルストアでぬいぐるみやカチューシャなど104点(計約39万円相当)を盗んだとしている。「転売目的だった」と容疑を認めているという。
2人は同じ日に会場内の別の店舗でぬいぐるみなど73点を万引きしたとして27日に窃盗容疑で逮捕されていた。捜査3課によると、2人の自宅からも多数の万博関連グッズが見つかったといい、関連を調べる。【斉藤朋恵、大坪菜々美】
(万博会場内で窃盗容疑、学生2人を再逮捕 人気の黒ミャクミャクも(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)