• 万博閉幕から

万博7月10日(89日目)のまとめ

万博7月10日(89日目)のまとめ

7月10日、大阪・夢洲の空には真夏の太陽が傲慢に居座り、地表を焼き焦がすような熱気が立ちこめていた。だが、午後になると空模様は一変する。積乱雲が頭上に膨れ上がり、雷鳴がうなり、万博会場の空を黒く塗り替えた。大屋根リングの下に人々が集まり、まるで未来都市の避難所のような光景が広がっていた。

この日、万博の来場者数は一般9万7千人、関係者含めて11万5千人。雷雨に見舞われながらも、多くの人々が未来の祭典に足を運んだ。空飛ぶクルマのデモ飛行は天候の隙を縫って静かに準備を進め、水上ショーは水質と技術の整備を経て、ようやく再開の時を迎えた。「水と空気のシンフォニー」「アオと夜の虹のパレード」──夢洲の水面が、ふたたび光と音で染まる。

一方、円形劇場では地球の軌道上と地上が交信する瞬間が訪れる。国際宇宙ステーションとつないだ生中継イベントでは、大西宇宙飛行士が地球を見下ろす視線で、青く輝く地球の姿を会場に届けた。現実と空想の境目が、ふと揺らぐひとときだった。

「アラビアの驚異」と題されたサウジアラビアの展示では、複雑に入り組んだスーク風の空間に、異国の香りが満ちていた。万博とは、文化と歴史の迷宮でもある。

そしてその日の朝、会場へ向かうシャトルバスでは、思わぬハプニングもあった。飛び出した車を避けるための急ブレーキで数人が転倒。打撲を申し出た乗客も、傷を押して夢洲の門をくぐったという。その姿にもまた、未来へ向かう人間の、ひそやかな勇気が宿っていた。

【速報】万博10日(木)一般来場者は9.7万人 水上ショー再開 週末は「ブルーインパルス」展示飛行
7/11(金) 9:51配信 読売テレビ

 万博協会が11日に発表した、10日(木)の大阪・関西万博の一般来場者数は、速報値ベースで約9万7000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約11万5000人でした。
 10日の大阪の最高気温は34.1℃で厳しい暑さとなり、午後には大阪市内では大雨洪水警報が出され万博会場周辺でも激しい雷雨となりました。11日の最高気温は34℃と予想されていますが、予報では午後に天気が急変する可能性もあり注意が必要です。午前9時の開場前後から、入場ゲート付近には多くの来場者で行列ができています。
(【速報】万博10日(木)一般来場者は9.7万人 水上ショー再開 週末は「ブルーインパルス」展示飛行(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

【速報】万博会場の周辺にゲリラ雷雨、巨大な雨柱「雷雲が接近、大屋根リング下に避難を」とアナウンス(午後4時半現在)
7/10(木) 16:15配信 読売テレビ

10日午後、大阪市内には大雨警報が出され、読売テレビの情報カメラでは上空に巨大な雨柱が確認されました。
 また、万博会場内に設置しているカメラでも、広場から屋内や大屋根リングの下に避難する人たちの姿が見られました。
 10日の大阪市内は最高気温36.6℃を記録しましたが、上空には寒気が流れ込み、午後になると地上と上空の気温差が大きくなり、各地で大気の状態が非常に不安定な状態となりました。
 大阪市内でも積乱雲が発達し、局地的に雷を伴って激しく雨が降り10日午後4時10分現在、大阪府に大雨警報が発表中です。
 会場内では「雷雲が接近しているため、大屋根リング下や屋内に避難を」とのアナウンスが流れています。
(【速報】万博会場の周辺にゲリラ雷雨、巨大な雨柱「雷雲が接近、大屋根リング下に避難を」とアナウンス(午後4時半現在)(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

【速報】万博きのう7月10日(木)の一般入場者数は9万7000人、今日のイベントは?
7/11(金) 9:45配信 Lmaga.jp

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の7月10日(木)の入場者数は、一般9万7000人、関係者1万8000人、合計11万5000人だった(前日比はプラス3000人)。場外への救急搬送件数は1件だった。
(【速報】万博きのう7月10日(木)の一般入場者数は9万7000人、今日のイベントは?(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)

万博、宇宙から見た地球を生中継 大西飛行士が出演
7/10(木) 20:42配信 共同通信

 大阪・関西万博で10日、国際宇宙ステーション(ISS)と会場を生中継でつなぐイベントが開かれた。船外カメラが撮影する地球の映像を披露。ISSに滞在している宇宙飛行士の大西卓哉さんも出演し、来場者と宇宙からの眺めを楽しんだ。
 会場の円形劇場で開催し、約400キロ上空を飛行するISSから映像が届けられた。ISSは約1時間半で地球を1周し、午後6時50分ごろに日本列島の上空を通過。雲がかかって列島の地上は見えなかったが、来場者は地球の青い海や夜の風景を観賞した。
(万博、宇宙から見た地球を生中継 大西飛行士が出演(共同通信) – Yahoo!ニュース)

宇宙ステーションと万博会場つなぎライブ中継 リアルタイムの地球の映像がスクリーンに 「まいど2号」展示も
7/10(木) 20:56配信 ABCニュース

 万博会場と宇宙をライブ中継でつなぐイベントが開かれました。
 大阪・関西万博のイベントホールでは10日、国際宇宙ステーション(ISS)からのライブ中継が実現し、宇宙ステーションの船外カメラから撮影したリアルタイムの地球の映像がスクリーンに映し出されました。
 イベントの夜の部では、宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士の大西卓哉さんと中継をつなぐ予定です。
 一方、大阪ヘルスケアパビリオンには、大阪の中小企業らが開発を進める月面ロボット「まいど2号」の試作機が展示されています。
 町工場の技術が結集した月面をジャンプしながら移動する探査ロボットです。
(宇宙ステーションと万博会場つなぎライブ中継 リアルタイムの地球の映像がスクリーンに 「まいど2号」展示も(ABCニュース) – Yahoo!ニュース)

【大阪・関西万博】声優・佐倉綾音 宇宙からのライブ映像に大喜び「アニメの中では私も宇宙に結構行った」
7/10(木) 16:11配信 東スポWEB

 声優の佐倉綾音とシグネチャーパビリオンプロデューサーで作画監督の河森正治氏が10日、大阪・関西万博・EXPOホール「シャインハット」で行われた万博史上初となる国際宇宙ステーションからの宇宙ライブ「KIBO SPACE LIVE in EXPO2025 『いのちめぐる冒険』パビリオンとのコラボレーション」に参加した。
 同企画は、KIBO宇宙放送局を運営する(株)バスキュールが、国際宇宙ステーションISS(International Space Station)から撮影したライブ映像を万博会場で放送。河森監督の代表作「マクロスシリーズ」や「アクエリオンシリーズ」などの参考にされた映像やアニメ表現ならではのエピソードが語られた。
 会場ではISS(宇宙)から撮影された地球のライブ映像を放映、ステージの上にマットを敷き、寝ころびながら現在の地球を見たり、地球の上を月の影が移動するという貴重な〝宇宙から見た日食映像〟を楽しんだ。
(【大阪・関西万博】声優・佐倉綾音 宇宙からのライブ映像に大喜び「アニメの中では私も宇宙に結構行った」(東スポWEB) – Yahoo!ニュース)

万博でサウジアラビアの魅力発信イベント リヤドなどの都市紹介
7/10(木) 14:44配信 みんなの経済新聞ネットワーク

 サウジアラビアの魅力発信イベント「Wonders of Arabia(アラビアの驚異)」が7月10日、2025年大阪・関西万博会場内のEXPOメッセ「WASSE」で始まった。
 同国の都市やアート、言語、伝統工芸品などを知ってもらおうと開催する同イベント。入り組んだ構造が特徴の伝統的な市場「スーク」をイメージした会場に10以上の展示ブースを設置する。
 展示の導入となるウエルカムゾーンでは、「ローズレモネード」を提供するほか、同国のデザイナーが手がけた伝統衣装の作品を展示する。
 カーズィー・ファイサル・エス・ビンザグル駐日大使は「五感を最大限に使って楽しんでもらえるコンテンツを用意している。遺跡、アート、グルメ、F1など、サウジアラビアの多種多様な魅力を知ってもらい、現地に足を運んでもらうきかっけにもなれば」と話す。
(万博でサウジアラビアの魅力発信イベント リヤドなどの都市紹介(みんなの経済新聞ネットワーク) – Yahoo!ニュース)

「空飛ぶクルマ」2027年にも関西で商用運航へ…万博会場内で実物大のモデル機公開
7/10(木) 19:26配信 読売新聞オンライン

 次世代の移動手段「空飛ぶクルマ」の運航事業を手がけるソラクル(東京)の太田幸宏CEO(最高経営責任者)は10日、2027年にも有償で人を乗せて運ぶ商用運航の開始を目指すと明らかにした。同社は日本航空と住友商事が共同で設立。まず関西でスタートし、関東を含むほかの地域にも広げる考えだ。
 太田氏は大阪・関西万博の会場で報道陣の取材に応じ、「万博を通じて、多くの空飛ぶクルマの関係者と協力する関係ができた関西は、商用化の最優先候補地になる」と強調した。
 ソラクルは10日、万博会場内でアーチャー社の実物大のモデル機(5人乗り、全長約10メートル)を報道陣に公開した。
(「空飛ぶクルマ」2027年にも関西で商用運航へ…万博会場内で実物大のモデル機公開(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

万博の水上ショー、11日からの再開発表 新たにポンプ8台設置など対策、安全確保
7/10(木) 19:48配信 産経新聞

大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は10日、レジオネラ属菌の検出を受けて中止が続いていた水上ショーを11日に再開すると発表した。会場となる「ウォータープラザ」に海水の循環をよくするためのポンプを新たに設置するなどして、安全が確保されたと判断した。
再開に向けた対策として、外海の海水との循環用にポンプ8台を新たに設置。ウォータープラザ内の海水に定期的に塩素を投入し、消毒する。原則毎日実施する検査で指針値を上回る値が検出されれば、再び中止する。
(万博の水上ショー、11日からの再開発表 新たにポンプ8台設置など対策、安全確保(産経新聞) – Yahoo!ニュース)

大阪・関西万博 11日から水上ショーを再開「安全・安心を確認した」 レジオネラ属菌検出で休止
7/10(木) 16:42配信 スポニチアネックス

 日本国際博覧会協会は10日、大阪・関西万博公式サイトを更新。大阪・関西万博会場のウォータープラザで開催する水上ショーの再開を発表した。
 「ウォータープラザの水上ショー再開について」と題して、サイトを更新。「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、今般、ウォータープラザの水質について安全・安心を確認したことに加えて、機材の技術的な調整が完了したことから、2025年7月11日(金)から、ウォータープラザで実施される水上ショー(昼の『水と空気のシンフォニー』および夜の『アオと夜の虹のパレード』)を再開し、毎日開催することといたします」と発表した。
(大阪・関西万博 11日から水上ショーを再開「安全・安心を確認した」 レジオネラ属菌検出で休止(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース)

大阪・関西万博の会場向かうシャトルバスが“右折車飛び出し”で急ブレーキ 車内で複数人が転倒 1名が「膝・腰」打撲申し出もそのまま万博へ
7/10(木) 23:48配信 ABCニュース

 大阪シティバスは10日、桜島から大阪・関西万博の会場へ向かうシャトルバスが交差点で右折車が飛び出してきたため急ブレーキをかけ、車内で複数の乗客が転倒したと発表しました。
1人が運転手に「膝・腰を打撲した」と申し出たということです。その乗客はそのまま万博会場に入場したということです。
 大阪シティバスや万博協会によりますと、10日午前8時22分ごろ、大阪市此花区桜島を走行していた夢洲行き桜島駅シャトルバスが交差点を直進していた際、右折車が飛び出してきたため、急ブレーキを踏んだということです。
 車内には60名ほどが乗車していて、そのうち複数人が急ブレーキにより転倒し、1人が運転手に「膝・腰を打撲した」と申し出たということです。その乗客はそのまま万博会場に入場したといいます。
(大阪・関西万博の会場向かうシャトルバスが“右折車飛び出し”で急ブレーキ 車内で複数人が転倒 1名が「膝・腰」打撲申し出もそのまま万博へ(ABCニュース) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年7月11日

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