
開幕から二か月が過ぎ、開催期間の三分の一を迎えた大阪・関西万博の会場では、まだ夏本番を迎える前だというのに、日々の熱気はなにやらただならぬ方向に熟してきている。6月12日、この日の一般来場者数は11万7000人。関係者を含めると13万6000人に達し、夢洲は今日も人の渦に抱かれた。
とはいえ、想定された来場者数にはまだ及ばず、大阪府の吉村知事は西ゲートの活用を課題に掲げている。万博協会はこれを受け、西ゲート発着のシャトルバス新路線の設置に踏み切り、パークアンドライド駐車場の午後三時以降の割引キャンペーンや、夕方からの来場を誘う「トワイライトキャンペーン」など、静かに誘客の網を張り巡らせている。
その静かな戦略とは裏腹に、12日はフィンランドのナショナルデー。北欧の風に乗って、あのムーミンまでもが大阪の地に降り立ち、波打つ観衆にそっと手を振った。アカペラグループ・Tuuletarの神秘的な歌声が森の奥底から吹き上がる風のように会場を包み、シンガーソングライターKäärijäのパフォーマンスが雷鳴のごとき熱狂をもたらした。
幸福とは、果たして何か。遠くフィンランドのストゥブ大統領は語る。社会のかたち、ライフスタイル、そして文化。それらが織りなす、見えない仕組みが人を満たす。そんな言葉が、万博の騒然とした空の下に、不思議と静かに沈んでいく。
人は、なぜわざわざ夢洲の地に集うのか。その問いに答えるように、誰かが踊り、誰かが歌い、誰かが西ゲートを抜けて、静かに歩みを進めている。万博とは、日々の現実のなかに浮かぶ一枚の幻灯のようなものだ。誰もがそこに映る己を探し、あるいは忘れかけたものを確かめにやって来る。
【速報】万博開幕から2か月…一般来場者の累計は『639万人』 12日(木)一般来場は11.7万人
2025年6月13日 9:28 YTV NEWS NNN大阪・関西万博が開幕して13日で2か月となりましたが、12日までの一般の来場者数の累計は速報値ベースで約639万人、パビリオンの関係者などを含めた総来場者数の累計は約747万人となっています。
万博協会が13日に発表した12日(木)の一般来場者数は、速報値ベースで約11万7000人、関係者を含む総来場者数は約13万6000人でした。
大阪府の吉村知事は、収容能力に余裕がある『西ゲートの有効活用』を課題に挙げていて、万博協会は、西ゲートを発着するシャトルバスの新たな路線を新設するほか、利用が低迷しているパークアンドライド駐車場で午後3時以降に利用する場合に料金を割引するキャンペーンを実施しています。また、夕方から夜にかけての来場を促すため、午後5時から入場可能な夜間券を1時間前倒して入場できる「トワイライトキャンペーン」を行っています。
(【速報】万博開幕から2か月…一般来場者の累計は『639万人』 12日(木)一般来場は11.7万人(2025年6月13日掲載)|YTV NEWS NNN)
きょう万博開幕2か月 開催期間の”3分の1”過ぎる 累計来場者は639万人で想定の22.6%にとどまる
6/13(金) 9:34配信 MBSニュース博覧会協会によると、6月12日の大阪・関西万博の来場者は13万6000人でした。このうち関係者は1万9000人で、一般の来場者数は11万7000人でした。会場内ではレジオネラ属菌が検出され、水上ショーが中止になるなど影響が出ています。
博覧会協会は、10月までの会期中に2820万人の来場を想定していますが、想定の人数に達するには1日平均で約15万人のペースが必要ですが、達した日は数日しかありません。万博は開幕から2か月。開催期間の三分の一に達していますが、これまでは想定来場者の22.67%程度となっています。
(きょう万博開幕2か月 開催期間の”3分の1”過ぎる 累計来場者は639万人で想定の22.6%にとどまる(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
万博きのう12日の一般入場者数は11万7千人、今日のイベントは? 久しぶりの青空スタート
6/13(金) 9:45配信 Lmaga.jp『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の6月12日(木)の入場者数は、一般11万7000人、関係者1万9000人、合計13万6000人だった(前日比はプラス1万4000人)。
13日(金)の来場予約枠の空き状況は、9時〜空き枠なし、10時〜空き枠なし、11時〜空き枠なし、12時〜東ゲートは十分に枠あり/西ゲートは残り枠わずか、17時〜十分に枠あり。
天気は「くもり 所により 昼前まで 雨」、最低気温20度・最高気温28度、降水確率は午前0%、午後10%の予報となっている(13日・5時00分時点/気象庁HP参照)。
(万博きのう12日の一般入場者数は11万7千人、今日のイベントは? 久しぶりの青空スタート(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)
万博、ムーミンに歓声 フィンランドデー
2025年6月12日 17時18分 (共同通信)大阪・関西万博は12日、フィンランドのナショナルデーを迎えた。同国のキャラクター「ムーミン」が公式式典に登場して手を振ると、観客から大きな歓声が上がった。
同国で活躍するアーティストが力強くもきれいな歌声や、曲に合わせた激しいパフォーマンスを披露し会場を盛り上げた。
来日したストゥブ大統領は式典で「フィンランドが大阪・関西万博の参加国であることを誇りに思う」とあいさつ。世界で最も幸福な国に8年連続で選ばれたことに触れ「この国の幸せは、社会とライフスタイルのたまもの」と話し、フィンランド文化をアピールした。
(万博、ムーミンに歓声 フィンランドデー:東京新聞デジタル)
万博「ナショナルデー」 サンタクロースが出迎え フィンランド
2025年6月13日 19時17分 NHK大阪・関西万博では参加する158の国と地域が、1日ずつ割り当てられた「ナショナルデー」で、それぞれの伝統や文化を紹介します。個性あふれるナショナルデーの様子をお伝えします。
フィンランドのナショナルデーでは、フィンランドの童話のキャラクター「ムーミン」や著名なアーティストが登場し、会場を沸かせました。
また、パビリオンではナショナルデーのために来日したというサンタクロースが訪れた人たちを出迎えました。
(大阪・関西万博「ナショナルデー」 フィンランド コソボ ギニア | NHK | 大阪・関西万博)
【大阪市此花区】フィンランド共和国の魅力満載!6月12日、『EXPO 2025 大阪・関西万博』で「フィンランド・ナショナルデー」が開催されました!
2025/06/13 07:13 2025/06/13 09:50 号外NET 大阪市2025年6月12日、「フィンランド・ナショナルデー」が開催ということで、今回特別に公式セレモニーにお邪魔させていただきました!
会場はEXPOナショナルデーホール「レイガーデン」です。
会場内は一般の方や来賓の方などたくさんの方が参加しており、注目の高さがうかがえます。
フィンランド共和国と日本の国旗が掲揚されます。
セレモニーでは、フィンランド共和国のアレクサンデル・ストゥブ大統領が登壇され、「フィンランドは幸福度世界一と称されており、今回の万博に参加できたことは常に幸福を目指し続けた賜物と感じます。」と挨拶をされました。
続いてフィンランド共和国に関わりのあるアーティストの皆さんによるライブパフォーマンスが行われます。
フィンランド共和国出身の女性4人組のアカペラグループ・Tuuletar(トゥーレタル)の皆さんによるパフォーマンスは、幻想的で力強い歌声が響き渡り、会場を魅了します。
同じくフィンランド共和国出身のシンガーソングライター・Käärijä(カーリヤ)さんによるパフォーマンスはエネルギッシュで、会場の熱気は一気に最高潮に達し、ユニークで破天荒なパフォーマンスで魅了します。
そしてフィンランド共和国から誕生した世界的人気のキャラクター・ムーミンとリトルミイがお祝いに駆けつけ、会場からは大きな歓声が上がりました!
(【大阪市此花区】フィンランド共和国の魅力満載!6月12日、『EXPO 2025 大阪・関西万博』で「フィンランド・ナショナルデー」が開催されました! | 号外NET 大阪市)
校外学習 大阪・関西万博 学校長ブログ
2025.06.13昨日は中高全体で校外学習を実施しました。今年の行き先は、話題の「関西・大阪万博」。朝の集合時には少しだけ雨が降りましたが、その後は晴れて、気持ちのよい一日となりました。 開場前の待機時間は噂どおり長く、9時の開場を前に1時間以上並ぶことになりました。一人ひとりの手荷物検査もあって心配していましたが、思ったよりもスムーズに入場できました。 生徒たちは事前に1つだけパビリオンを予約しておき、それ以外は自由に会場を見学する形式です。予約がなくてもあまり並ばずに入れるパビリオンも多く、私自身もフランス館、中国館、ハンガリー館、パソナ館、カタール館、UAE館などを、いずれも15分以内の待ち時間で見学できました。 会場内で出会った生徒たちはみな生き生きとしていて、「ユニバよりずっと楽しい!」と話す中学生もいました。とても充実した一日になったようです。そんな様子を写真とともに紹介します。
私にとって万博は、実に55年ぶりの体験でした。1970年、吹田市で開催された「人類の進歩と調和」がテーマの万博では、動くロボットに子どもたちは目を輝かせ、日本の科学技術の未来に夢を描きました。あの万博の経験が、後の日本の技術発展やSFアニメ文化にも影響を与えたのではないかと感じます。 今回の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。ウェルビーイングや多様性といった視点が重視され、最先端の医学やAI技術にも触れることができます。大国のパビリオンはもちろん見ごたえがありますが、小さなアジアやアフリカの国々の展示でも、来場者との温かな交流があり、万博の原点を味わうことができました。
万博やオリンピックが何度も開催された国は世界でも限られています。最近は日本の国際的な存在感の低下が懸念され、「日本はもうダメだ」といった空気も漂っていますが、この万博を訪れれば、「大阪の底力」を実感でき、日本の可能性を再確認できるはずです。 そして、今回の体験を通じて刺激を受けた子供たちが、将来の日本を支えるリーダーとして成長してくれることを願っています。
(校外学習 大阪・関西万博 – 常翔学園中学校・高等学校)