- 万博閉幕から
太陽が夢洲をじりじりと焼き、28.7度の空の下で時はすこし歪み始めていた。熱気の波に誘われて倒れる者もあり、救急車が静かに現れては去っていく。だがその傍らで、ラトビアの民族衣装に身を包んだ踊り子たちは、まるで灼熱の午後など存在しないかのように、麗しく、軽やかに宙を舞った。歌声は空気を浄化し、観客の意識を別の世界へと運んでゆく。
ミツバチの日を祝うスロベニアの催しでは、小さな蜂の営みが未来の地球を支えるのだと告げられ、訪れた者の胸に静かな感慨を残した。オランダパビリオンは、閉幕後に淡路島へと移築されるという。循環の思想が建物をも旅させるのだ。
一方、SNSではユスリカの飛来が話題となり、水辺の光景は一転して昆虫の祝祭に変貌していた。刺さずとも、存在は世界をかすかに揺らす。夢洲は、あらゆる命の声が交差する、奇妙で華やかな一日を迎えていた。
【大阪・関西万博】20日来場者は一般10万7000人 関係者1万8000人 熱中症疑いによる搬送2件
5/21(水) 11:01配信 関西テレビ大阪・関西万博の20日の来場者数は12万5000人で、一般は10万7000人 、関係者は1万8000人でした。
また20日は救急搬送は4件あり、このうち2件が熱中症の疑いだということです。
気象庁によると、20日の最高気温は28.7度を記録していました。
(【大阪・関西万博】20日来場者は一般10万7000人 関係者1万8000人 熱中症疑いによる搬送2件（関西テレビ） – Yahoo!ニュース)
万博 ラトビアのナショナルデー パフォーマンスやパレード
2025年05月20日 17時17分 共同通信大阪・関西万博は20日、ラトビアのナショナルデーを迎えた。式典ではエドガルス・リンケービッチ大統領があいさつ。その後、音楽や映像、ダンスが融合したパフォーマンスが披露された。民族衣装をまとった一団が大屋根リングの下をパレード。バルト館では、伝統工芸「プズリ」作りのワークショップも開かれた。
(万博 ラトビアのナショナルデー パフォーマンスやパレード|47NEWS（よんななニュース）)
華麗な歌や踊り披露…ラトビアのナショナルデー式典
5/21(水) 14:31配信 読売新聞オンライン大阪・関西万博で20日、ラトビアの「ナショナルデー」があり、式典で華麗な歌や踊りが披露された。
式典会場では、観客が美しい歌声に聞き入って静かになり、民族衣装を着たダンサーが登場して軽やかなステップで踊り始めると、陽気な雰囲気に一転した。続いてパレードも行われた。
ラトビアがリトアニアと共同出展する「バルト館」では13日、飾っていた万博公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみが盗難被害に遭った。その後、ぬいぐるみなどの寄贈が続き、20日には30点を超えていた。ラースマ・リーダカ館長（ラトビア側）は「手作りの人形もあり、日本人の温かさを感じた」と笑顔だった。
(華麗な歌や踊り披露…ラトビアのナショナルデー式典（読売新聞オンライン） – Yahoo!ニュース)
天皇陛下がラトビア大統領と面会 大阪・関西万博で来日 音楽の話題などで和やかに懇談
5/19(月) 19:19配信 FNNプライムオンライン（フジテレビ系）天皇陛下は、大阪・関西万博のために来日したラトビアの大統領と面会されました。
19日午前11時ごろ、陛下はお住まいの御所で、万博の「ナショナルデー」に向けて来日したラトビアのリンケービッチ大統領を笑顔で出迎えられました。
宮内庁によりますと、陛下と大統領の面会は初めてで、音楽の話題で話が弾んだということです。
陛下からは「ラトビアではどうして多くの有名な音楽家が輩出されているのでしょうか?」と尋ねるなど、約25分にわたって和やかに懇談されたということです。
(天皇陛下がラトビア大統領と面会 大阪・関西万博で来日 音楽の話題などで和やかに懇談（FNNプライムオンライン（フジテレビ系）） – Yahoo!ニュース)
5月20日の「世界ミツバチの日」大阪・関西万博スロベニアパビリオンで“ミツバチとSDGs”を考える！
5/19(月) 12:47配信 TOKYO HEADLINE WEB「世界ミツバチの日」を祝うイベントが5月20日、大阪・関西万博のスロベニアパビリオンで開催される。同記念日の提唱国でもあるスロベニアが発信する、ミツバチの重要性と持続可能な未来について考える機会となる。
イベント当日は、同パビリオンにて、スロベニアにおける養蜂の伝統とミツバチの重要性に関するディスカッションや、展示やお土産品としても人気のスロベニア発祥のフォークアート「養蜂箱アート」のデモンストレーションなどを実施。
ミツバチと自然との共生をテーマにしたユニークな体験「アピツーリズム（養蜂観光）」など、魅力あふれるスロベニア観光情報も知ることができる。
『世界ミツバチの日 ― スロベニアの物語：人とミツバチの調和』は5月20日14～15時に2025 大阪・関西万博 スロベニアパビリオン コモンC内にて開催。
(5月20日の「世界ミツバチの日」大阪・関西万博スロベニアパビリオンで“ミツバチとSDGs”を考える！（TOKYO HEADLINE WEB） – Yahoo!ニュース)
オランダの万博パビリオン 閉幕後に淡路島へ移設 具体的な活用方法などは今後検討
5/20(火) 21:10配信 ABCニュースパソナグループは２０日、大阪・関西万博の閉幕後にオランダパビリオンの建物を兵庫・淡路島に移設すると発表しました。
中央に太陽をイメージした丸い球体が浮かぶオランダパビリオンは、循環型をコンセプトに万博閉幕後の再利用を前提として建てられました。
オランダパビリオンを設計・建設したコンソーシアム（共同事業体）とパソナグループは２０日、移設のための基本合意書を締結し、具体的な活用方法やスケジュールはこれから検討するということです。
(オランダの万博パビリオン 閉幕後に淡路島へ移設 具体的な活用方法などは今後検討（ABCニュース） – Yahoo!ニュース)
オランダ館を淡路島へ移設…万博後、パソナが基本合意書を締結
5/21(水) 11:51配信 読売新聞オンラインパソナグループは20日、大阪・関西万博に出展されているオランダパビリオンを、万博閉幕後に兵庫県・淡路島へ移設すると発表した。移設の時期や活用方法は未定としている。
パビリオンは2階建て（延べ床面積1023平方メートル）で、中央には巨大な球体「次世代への太陽」が光り輝く。当初から資材の再利用を前提に建設されているという。
オランダのマーク・カウパース政府代表は「パビリオンが淡路島で新たな使命を得ることは誇りだ」と話した。
(オランダ館を淡路島へ移設…万博後、パソナが基本合意書を締結（読売新聞オンライン） – Yahoo!ニュース)
【速報】大屋根リングやパビリオンに「虫が大量発生」SNSで話題に 万博協会は殺虫剤配布などの対策「専門の事業者にも聞いて何ができるか検討」
5/20(火) 17:33配信 読売テレビ大阪・関西万博の会場内で「虫が大量発生している」などとSNS上などで画像つきで投稿されていることについて、万博協会は20日の会見で、「ウォータープラザの水辺を中心に大屋根リングやパビリオン周辺にユスリカがいる」と認識を示した上で、虫のふ化を阻害する発泡剤の散布や殺虫剤の配布を行っていることを明らかにしました
SNS上では、大屋根リングやパビリオンなどに小さな虫がわいている画像が複数確認され、これから暑くなる季節でさらに増えないか不安視する声が上がっていました。
20日の会見で万博協会の高科淳副事務総長は、「会場にいるところには（虫は）いる。ウォータープラザの水辺を中心として、大屋根リングやパビリオン周辺。虫はユスリカと認識している」と語り、協会として雨が降った後の水たまりや植栽などに卵がふ化しないように発泡剤の散布や、店舗やパビリオンには殺虫剤・殺虫ライトなどの配布を行っていることを明らかにしました。
(【速報】大屋根リングやパビリオンに「虫が大量発生」SNSで話題に 万博協会は殺虫剤配布などの対策「専門の事業者にも聞いて何ができるか検討」（読売テレビ） – Yahoo!ニュース)
万博でユスリカ大量発生、大屋根リングにもびっしり 防虫対策に躍起
5/20(火) 21:00配信 朝日新聞大阪・関西万博の会場で、蚊に似ているユスリカが大量に発生している。会場内のあちこちでまとまって飛んでおり、来場者に不快感を与えるとして、主催する日本国際博覧会協会が防虫対策にのりだしている。
協会の高科淳副事務総長が20日の記者会見で、ユスリカは噴水ショーなどがある会場南側の「ウォータープラザ」を中心に発生していると説明。大屋根リングの柱に大量に張り付いていたり、夕方以降に電灯の近くに集まっていたりする。
大阪府環境衛生課によると、ユスリカは人を刺すことはない。ダニと同じように、死骸がぜんそくなどのアレルギーの原因にもなる。水が滞留している場所で繁殖しやすく、夏場は特に多くなるため、今後さらに増える恐れもあるという。
(万博でユスリカ大量発生、大屋根リングにもびっしり 防虫対策に躍起（朝日新聞） – Yahoo!ニュース)
投稿日：2025年5月21日