
夢洲の空にかすかな初夏の陽光が差し込む頃、イタリア館では、500年の眠りを破るかのようにミケランジェロの「キリストの復活」が静かに立ち現れた。その筋骨隆々たる姿と掲げられた十字架は、ルネサンスという名の熱病が今も冷めやらぬことを証すかのようである。
東の地ではブルガリアの花々が地面を覆い尽くし、富山から届いたチューリップの無数の花弁が、運命のいたずらのごとくバラと調和を奏でる。ひとときだけ現れた花の絨毯は、偶然が織りなす祝祭の幻であった。
そして北欧の館では、子どもたちがロボットを操り、未来のドアをそっと開けていた。そこに響くウズベキスタン交響楽団の調べは、遥かシルクロードの記憶と、日本の現在を細い糸でつなげてゆく。夢洲は今日も、幾重にも折り重なる物語の迷宮と化している。
【速報】万博開幕から6度目の日曜日‥来場者は約11万人 休日なのに先週木曜・金曜よりも減少 最多の来場者数は開幕日の14万人 15万人超えの日はゼロ
5/19(月) 9:31配信 MBSニュース博覧会協会は大阪・関西万博・開幕から36日目となった5月18日の来場者数について、関係者を含め11万7000人と発表しました。このうち関係者は1万6000人で、一般の来場者は10万1000人となりました。
先週15日、16日の平日の来場者数よりも減少しました。また、5月18日までの一般の来場者数は324万3049人と300万人を超えています。博覧会協会は、10月までの会期中に2820万人の来場を想定していますが、想定の人数に達するには1日平均で約15万人のペースが必要ですが、現状はそれを下回っています。これまでの1日で最多の来場者数は開幕日の14万6426人、一般来場者数は12万4339人で、開幕日を超えた日はありません。
(【速報】万博開幕から6度目の日曜日‥来場者は約11万人 休日なのに先週木曜・金曜よりも減少 最多の来場者数は開幕日の14万人 15万人超えの日はゼロ(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
【速報】万博東ゲート前は開門前から列…きょうは気温上昇し「夏日」予想 日傘の人ちらほら 次の土曜は両ゲート午前中「空き無し」
5/18(日) 8:52配信 MBSニュース開幕から36日目となる大阪・関西万博。きょう5月18日も、大阪メトロ・夢洲駅を利用する人が集まる東ゲートには、午前9時の開場を待つ長蛇の列ができていました。大阪では予想最高気温が27℃で、夏日になることが見込まれています。列に並んでいる人たちは日傘をさしたりする様子が目立ちました。
来場予約の最新状況です。きょうは東ゲート・西ゲートとも午前9時・10時台は「満員枠無し」。午前11時台は「残り枠わずか」となっています。
(【速報】万博東ゲート前は開門前から列…きょうは気温上昇し「夏日」予想 日傘の人ちらほら 次の土曜は両ゲート午前中「空き無し」(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
「本物を見てほしい」ミケランジェロの彫刻『キリストの復活』万博・イタリア館で展示始まる 公開は閉幕日まで
5/18(日) 11:55配信 MBSニュース大阪・関西万博のイタリアパビリオンで、ルネサンス期の芸術家・ミケランジェロの彫刻「キリストの復活」の展示が始まりました。
5月18日、イタリアパビリオンでお披露目されたのは、ミケランジェロが16世紀前半につくった彫刻「キリストの復活」です。キリストが力強く十字架を掲げる姿には、ミケランジェロの創造的なエネルギーとルネサンスが体現する精神性などが表現されているということです。
普段はイタリア中部の州にある教会に保管されていて、イタリア政府は日本やアジアの人たちに実物の良さを鑑賞してほしいとしています。
(イタリア政府代表 マリオ・ヴァッターニさん)「デジタルも素晴らしいし、AIも素晴らしいが、本物を皆さん見てほしい」
(「本物を見てほしい」ミケランジェロの彫刻『キリストの復活』万博・イタリア館で展示始まる 公開は閉幕日まで(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
バラの名産地ブルガリア、パビリオン前でフラワーカーペットを披露…富山県産のチューリップも
5/19(月) 11:41配信 読売新聞オンライン大阪・関西万博で、バラの産地である東欧ブルガリアが18日、バラやチューリップなどをじゅうたんのように敷き詰めたフラワーカーペット(縦3メートル、横6.7メートル)をパビリオン前で披露した。
ナショナルデーに合わせたこの日限りのイベント。刺しゅうにあしらわれる伝統模様を紫色のチューリップやピンク色のバラなど約5万本で再現した。チューリップは日本一の生産地・富山県産で、花びらが小さいといった理由で廃棄予定だった約3万5000本が使われた。駐日ブルガリア大使が昨年、能登半島地震のチャリティーコンサートを開いた際、バラの苗を輸入する富山県の業者に打診して実現したという。
ブルガリア原産のバラ「ダマスクローズ」の束を添えてカーペットを完成させたルメン・ラデフ大統領は取材に対し、「カーペットがすてきで見とれてしまった。日本との絆を感じた」と話した。
(バラの名産地ブルガリア、パビリオン前でフラワーカーペットを披露…富山県産のチューリップも(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)
廃棄花に新たな命を-大阪・関西万博ブルガリアパビリオンでフラワーカーペット展示
2025.5/16 17:35 zakⅡ当協議会は2025年5月18日(日)、ナショナルDAYにあわせて大阪・関西万博ブルガリアパビリオン前において、富山県で廃棄予定となったチューリップや関西地区で調達された廃棄バラなどを活用したフラワーカーペット縦幅3m×横幅6.7mを展示します。この取り組みは、ブルガリア大統領夫妻の来日を歓迎し、両国の親善を深めるとともに、フラワーロス削減という社会課題に貢献するものです。
万博のコンセプトである「命輝く未来のデザイン」を基に、フラワーカーペット(縦幅3m×横幅6.7m)は花1輪ずつの命を大切にすることを旨として設計されています。
企画を通して、フラワーロスのゼロの社会実現、フラワーロスのない新たな花の価値を示し、一人ひとりの命の多様性を表現します。
更にはブルガリアの伝統的デザインをモチーフにしており、世界一のバラ生産国であるブルガリアを象徴する「薔薇」をテーマにしたデザインが採用されています。
(廃棄花に新たな命を-大阪・関西万博ブルガリアパビリオンでフラワーカーペット展示 – zakⅡ)
富山チューリップ、万博会場彩る 廃棄3万5000本でカーペット ブルガリア大統領が仕上げ
2025/5/15 05:00 富山新聞大阪・関西万博のブルガリアパビリオン前が18日、富山県で廃棄予定となったチューリップ3万5千本と、関西地区で調達された廃棄バラなど1万5千本の計5万本の花々を使ったフラワーカーペットで彩られる。全国の花の生産や流通に携わる事業者らでつくる一般社団法人フラワーライフ振興協議会が手掛け、ブルガリアの伝統的な模様をモチーフにした意匠をあしらうとともに、フラワーロスの解消をアピールする。当日はラデフ大統領夫妻が会場を訪れる。
ラデフ大統領夫妻は17~21日の日程で来日し、大統領は天皇陛下との会見や石破茂首相との会談に臨む。18日の大阪・関西万博はブルガリアのナショナルデーとなっており、夫妻はフラワーカーペットの仕上げを担当する予定という。
2020年設立の振興協議会によると、コロナ禍でイベントの中止が相次ぐ中、フラワーロスの問題は広く社会に知られるようになった。松村社長は「フラワーロスに理解を深めるとともにブルガリアと日本のバラ文化の架け橋になりたい」と話した。
(富山チューリップ、万博会場彩る 廃棄3万5000本でカーペット ブルガリア大統領が仕上げ|社会|富山のニュース|富山新聞)
万博で子供たちが最新技術を体験 ロボット動かして歓声 「チームでプログラミングするのが楽しかった」
5/18(日) 18:49配信 関西テレビ大阪・関西万博の北欧パビリオンでは、子どもたちが最新のデジタル技術を体験できるイベントが開かれました。
北欧パビリオンで開かれた「デジタルミライラボ」。
万博に出展しているKDDIとスウェーデンのメーカー・エリクソンが企画し、小中学生24人がロボットの組み立てやプログラミングを学習しました。
(万博で子供たちが最新技術を体験 ロボット動かして歓声 「チームでプログラミングするのが楽しかった」(関西テレビ) – Yahoo!ニュース)
大阪・関西万博|5月18日に中央アジアを代表するウズベキスタン国立交響楽団の特別コンサート開催
2025年05月16日(金)16:15 エキサイトニュース5月18日(日)、大阪・関西万博のEXPOホール「シャインハット」にて、ウズベキスタン国立交響楽団による特別コンサート「Threads of Two Lands」が開催される。
中央アジアと日本の伝統が音楽で交わるこの舞台は、成熟した感性をもつ大人のための、心を揺さぶる芸術体験となるだろう。
「Threads of Two Lands」と題された同公演は、ウズベキスタン国立交響楽団と、現代クラシック音楽の旗手である世界的ピアニスト「Kirill Richter and Richter Trio(キリル・リヒター&リヒター・トリオ)」による共演を実現する稀有な舞台だ。
この日限りのプログラムを体験することで、自身の世界観が広がるのはもちろん、万博という空間そのものに対する視点が変わるかもしれない。
ウズベキスタンパビリオンのテーマは「知の庭:未来社会の実験室」。現地の伝統と最先端の芸術が融合する展示空間を巡ったあとに、この特別コンサートで文化の本質に触れる。そんな一日は、成熟した大人ならではの感性が活きる時間となるだろう。
(大阪・関西万博|5月18日に中央アジアを代表するウズベキスタン国立交響楽団の特別コンサート開催 (2025年5月16日) – エキサイトニュース)