• 万博閉幕から

夜行高速バス・バスタ新宿~夢洲

夜行高速バス・バスタ新宿~夢洲

深夜、新宿を出発した高速バスは、静まり返る街を抜け、暗闇の中をひた走る。行く先は万博の舞台・夢洲。まるで移動するホテルのような「WILLER EXPRESS」は、夜を旅する者たちを温かな眠りへと誘う。

大阪・関西万博の会期中、宿泊施設の不足が懸念されるなか、このバスは単なる移動手段ではなく、一夜の宿となる。ホテルの一室ではなく、揺れるシートで夢を見る。やがて朝日が窓辺を染める頃、夢洲に到着。長い夜の向こうに、新たな未来が待っている。

【関東⇔関西線】万博会場の「夢洲」に乗り入れ “ホテル代わり”の快適シートで万博へ
4月13日(日)から10月13日(月)にかけて開催される「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」に合わせ、同期間中に高速バス「WILLER EXPRESS」の関東⇔関西線1往復が「夢洲」に乗り入れます(下りは4月12日(土)発から、上りは4月13日(日)発から。図2参照)。大阪・関西万博の開催期間中は、大阪周辺の宿泊施設の空室が不足することが見込まれますが、夜行バスをホテルの代わりに利用すれば0泊3日で万博に行くことができます。世代や性別を問わず、多くの方に快適にご利用いただけるよう、乗り入れ便は最新の3列シート「DOME(以下「ドーム」)」の車両で運行します。
(高速バス「WILLER EXPRESS」4月から万博会場「夢洲」に乗り入れ “ホテル代わり”の快適シートで万博へ 2025年4月1日にダイヤ改正を実施 | WILLER株式会社)

WILLER EXPRESS、4月1日ダイヤ改正。万博期間中はバスタ新宿~夢洲を1往復設定
4/1(火) 6:05配信 トラベル Watch

万博期間中(4月13日~10月13日、下りは4月12日から)に新宿発着(WX164/268便)の1往復が梅田のWILLERバスターミナルを越えて会場最寄りの夢洲まで延伸する。会期中の周辺では宿泊施設不足が懸念されているが、リリースでは夜行バスを利用することでホテル代わりにできるとしている。
(WILLER EXPRESS、4月1日ダイヤ改正。万博期間中はバスタ新宿~夢洲を1往復設定(トラベル Watch) – Yahoo!ニュース)

最初は女性をターゲットに「リラックス」を開発
2023年5月13日 東京ウォーカー(全国版)

WILLERのバスは、東名阪の主要都市を中心に新潟県や長野県など全国各地で運行しており、現在全5種類の座席シートを採用している。最もスタンダードなのが4列シートでピンク色の「リラックス」というシートで、2007年の導入以来、WILLERを象徴するシートとして主に10〜20代を中心に利用されている。
「WILLERはすべての人が自由に移動できる世界を創ることを目指しています。昔の高速バスは利用者の多くが男性でしたが、弊社は女性にも安心して移動いただけるサービスを展開してきたことで、利用者の男女比は男性3割、女性7割となっています。『リラックス』には『カノピー』(顔を覆うフード)がついており、『すっぴんや寝顔を見られたくない』といった女性のお客様の声や、弊社の女性社員の提案をもとに開発しました」
よく街で目にするピンク色のバスは、「ほかのバスにはない色を」という理由で採用されたようで、女性にも親しみやすいカラーリングとなっている。
「リラックス」の内装。座席指定が可能で後方エリアには女性専用席もあるので、女性でも安心して快適に過ごせる。(ユーザーの声などを基に定期的にリニューアルされている)
WILLERは2016年に「コモド」、2017年には床が木目調の「ラクシア」を開発。そして2018年、“高速バス=疲れる”というイメージを払拭するべく、新たに開発したのが「リボーン」だ。
「これまでは、主に女性が安心して乗れるシートを中心に開発してきましたが、『リボーン』はビジネスパーソンをターゲットにしていて、ラッピングの色もシルバーに変更するなどイメージを一新しています。ほかのシートタイプより運賃も上がりますが、宿泊費の節約のために、普段は新幹線を利用している方など学生より社会人の方が乗車されるケースが多いですね」
(“高速バスの移動=疲れる”を覆す!WILLER EXPRESSが情熱を注ぐ「座席シート」の魅力とは?|ウォーカープラス)

投稿日:2025年4月1日

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