
造幣局より、万博を記念する豪奢な貨幣が発行されることとなった。栄えあるその顔ぶれは、一万円金貨、千円銀貨、そして究極のコンプリートセットである。
まず、一万円の金貨。この輝かしき貨幣を手にするには、26万8000円を用意せねばならぬ。単なる一万円とは訳が違うのである。次いで、千円銀貨は1万5200円。千円を持って千円では買えぬという、世の無常を思い知らされる逸品だ。
そして、貨幣コレクターの夢、「コンプリートセット」。その価格、34万4000円。いっそこれを貨幣として使いたいと思うも、使えば最後、ただの「支払い」となる。貨幣とはかくも奥深きものなり。

2025年日本国際博覧会記念一万円金貨幣 26万8000円
素材:純金 量目:15.6g 直径:26mm


2025年日本国際博覧会記念千円銀貨幣 1万5200円
素材:純銀 量目:31.1g 直径:40mm

EXPO2025 2025年日本国際博覧会記念貨幣発行記念メダル 5万1000円


2025年日本国際博覧会記念貨幣コンプリートセット 34万4000円

(硬貨・メダルの画像:造幣局オンラインショップから)
2025年に開催される日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)を記念する貨幣が、3回に分けて発行されることとされています。
今回、シリーズ最後となる第三次発行分として一万円金貨幣1種類と千円銀貨幣1種類が発行されることになりました。
造幣局では、プルーフ仕様の一万円金貨幣1枚を特製ケースに組み込んだ製品、プルーフ仕様の千円銀貨幣1枚を特製ケースに組み込んだ製品に係る通信販売の受付を、明日3月6日(木曜日)より開始します。
ミャクミャク金貨続々製造、大阪 万博記念、金高騰26万円超
3/3(月) 18:11配信 共同通信2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」があしらわれた1万円金貨幣の製造が3日、大阪市の造幣局でスタートした。万博を記念する金貨幣は初めて。金の価格高騰を反映し、1枚26万8千円で販売する。
造幣局で開かれた打ち初め式には大相撲の湊川親方(元大関貴景勝)や会場のシンボルとなる大屋根リングを設計した建築家藤本壮介氏が参加した。関西経済連合会の松本正義会長らが一斉にボタンを押すと圧印機が稼働。1万円金貨幣と千円銀貨幣の「ミャクミャクコイン」が次々と打ち出され、さっそく手にした湊川親方は「実物で見ると全然違う」と驚いた様子で話していた。
(ミャクミャク金貨続々製造、大阪 万博記念、金高騰26万円超(共同通信) – Yahoo!ニュース)
万博開催記念の金貨申し込み開始 6日から26万8000円で販売
3/5(水) 18:35配信 共同通信
金貨幣は直径26ミリ、15.6グラムの純金製で販売価格は26万8千円。3万枚を発行する。表面は公式キャラクターの「ミャクミャク」と日本政府館の図柄となっている。
銀貨幣は直径40ミリ、31.1グラムの純銀製で1万5200円で販売する。申し込みは造幣局のオンラインショップと郵便はがきで受け付ける。
(万博開催記念の金貨申し込み開始 6日から26万8000円で販売(共同通信) – Yahoo!ニュース)