ある日の万博の事務所では、熱い話題が飛び交っていた。新しいパビリオン、「タイプX」の価格が13億円に決まったのだ。
「タイプX」とは、協会が建物の骨組みを作り、各国に売るタイプのパビリオンだ。建設から解体・撤去までを含めた総額は13.7億円になるという。
「これはすごいチャンスだね!」と、事務所のメンバーたちは興奮しながら話し合った。新しいパビリオンが万博の会場に加わることで、さらに多くの国々が参加し、万博がより豊かな体験となることを期待していた。
簡易パビリオン「タイプX」13億円で工事発注…万博協会が一時負担、参加国に請求へ(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース
3/14(木) 14:01配信 読売新聞オンライン
大阪・関西万博で海外パビリオンの建設が遅れている問題を巡り、万博協会が、参加国に代わって建てる簡易型のパビリオン「タイプX」の関連工事を約13億7300万円で発注していたことがわかった。
万博協会が13日の理事会で報告した。発注は3区画分で、建設工事12億450万円、解体・撤去工事1億6918万円。2月22日に竹中工務店などでつくる共同企業体(JV)と契約した。費用は万博協会が一時的に負担し、参加国に請求する。