• 万博閉幕から

パビリオンの二つの顔:タイプAとタイプX

ここ、万博の舞台では、国々の個性が輝く、二つの異なるスタイルが存在している。
タイプAと呼ばれるのは、独自の建物を作る方式だ。
博覧会協会は場所を提供し、国々はそこに独自の建物を建て、その内部で自分たちの特徴を放つ。
これはまるで、国々のアイデンティティが、建物の外観と共に輝きを放つ場面のようだ。

そして、タイプX、これは建て売り方式だ。
博覧会協会が建物の骨組みを整え、各国はそれを購入し、自分たちのアイディアで内部を埋め尽くすのだ。
愛知万博では、このスタイルが海外パビリオンで好んで使われた。そこには、国々が共同で建設し、独自のスピンを加えた空間が広がっていた。

パビリオンはまるで国々の魂が宿る場所。建て方にかかわらず、それぞれが自国の精華を示し、万博の魔法に参加している。
訪れる人々は、建物の内外で、世界中の多彩な文化やアイディアに触れることで、この特別な瞬間を楽しむことができるのだ。

万博パビリオン「タイプA」断念は1カ国のみ スケジュールに影響か
9/15(金) 20:40配信 朝日新聞デジタル
2025年大阪・関西万博の海外パビリオンの建設手続きが進んでいない問題で、これまでに1カ国が自前で建てる「タイプA」のパビリオン建設を断念したことがわかった。日本国際博覧会協会(万博協会)が代わりに建てて引き渡す「タイプX」に変更する。ほか10カ国程度が「X」に関心を示しているという。

<独自>万博海外パビリオン「タイプX」全容判明 規模4種類 6年末引き渡し
2023/8/22 14:30 産経新聞
タイプXは、各国に割り当てられた敷地において、万博協会が発注を代行する形で建設を進める。鉄骨またはプレハブ工法を採用し、面積は300、500、900、1200平方メートルの4タイプ。共通設備として上下水道や電気、インターネット回線などが提供される。

投稿日:2023年9月27日

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