
夢洲の万博は、終盤に向けてますます熱気を帯びている。九月を越え十月に至る今、閉幕を惜しむ人々が一斉に押し寄せ、朝一番の入場枠はすでに十月十三日の最終日まで埋め尽くされたという。入場券を手にしていながら会場に辿りつけない――そんな夢のような、いや悪夢のような事態さえ現実味を帯びてくる。
万博協会は来場者向けアプリを通じ、「チケットのQRコードを事前に保存せよ」との緊急の告知を流し、サイトは長蛇の列と同じように混雑で軋んでいる。チケットの払い戻しは行わないため、券を持つ者は早めに来場予約を確保しなければならない。
平日午前や週末は予約可能枠がほとんど残っておらず、八月十八日以降に販売された日時指定券も、枠が埋まれば使えなくなる恐れがあるという。
協会は混雑緩和策として、十三日から入場ゲートの開門時間を午前九時から十分前倒しし、パビリオンには予約制導入を強く推奨しているが、膨れあがる人の波は容易にせき止められない。入場券はすでに二千万枚を突破し、運営収支は黒字の兆しを見せているものの、人々の熱望と焦燥は日ごとに高まり、夢洲の大地はその期待を吸い込みながら、閉幕に向けてさらに輝きを増してゆく。
万博、秋に駆け込みの恐れ
8/29(金) 15:00配信 共同通信大阪・関西万博は会期終盤の9、10月に駆け込み来場が集中する恐れが高まってきた。開場直後の午前9時台の入場枠は10月13日の閉幕まで埋まり、週末や休日は予約可能な枠自体が少ない状況だ。入場券を持っていても万博に「行けない」事態も想定され、日本国際博覧会協会(万博協会)は早期の来場や入場予約確保を呼びかけている。
(万博、秋に駆け込みの恐れ(共同通信) – Yahoo!ニュース)
入場券あっても万博行けない? 駆け込み、300万人超来場想定
8/29(金) 15:23配信 共同通信大阪・関西万博は会期終盤の9、10月に駆け込み来場が集中する恐れが高まってきた。開場直後の午前9時台の入場枠は10月13日の閉幕まで埋まり、週末や休日は予約可能な枠自体が少ない状況だ。入場券を持っていても万博に「行けない」事態も想定され、万博協会は早期の来場や入場予約確保を呼びかけている。
(入場券あっても万博行けない? 駆け込み、300万人超来場想定(共同通信) – Yahoo!ニュース)
万博残り約35日…公式アプリ「重要なお知らせ」スクショを呼びかけ
9/7(日) 15:05配信 オリコン大阪・関西万博の来場者向けアプリ「EXPO 2025 Visitors」が7日、「重要なお知らせ」掲載した。
同日の午前11時30分ごろの更新で「入場チケット(QRコード)を事前にスクリーンショットなどでご準備ください」と呼びかけた。
「ただいま、チケットサイトが大変混雑しております。チケットサイトへのアクセスに大変お時間がかかる場合がありますので、ご来場前できるだけお早めに、入場チケット(QRコード)をスクリーンショットなど通信の不要な状態で提示できるようにご準備をお願いいたします」と説明した。
万博は残り1ヶ月余りとなり、7日は正午すぎてもゲート入場の段階で長蛇の列。アプリは日中でも「順番にご案内しております」の状態になる場合があった。
(万博残り約35日…公式アプリ「重要なお知らせ」スクショを呼びかけ(オリコン) – Yahoo!ニュース)
大阪・関西万博 ラスト1か月、開場時間繰り上げ…チケット2000万枚・1日の一般来場者20万人超
9/11(木) 5:00配信 ラジトピ ラジオ関西トピックス9月5日までの累計で2070万6061枚。すでに8月、当初想定の運営赤字回避ラインに達したが、最終的な販売目標2300万枚の達成は見通せていない。
入場チケットは開幕前、約969万枚(旅行会社などへの販売分を除く)だったが、4月13日の開幕からの5か月で、約1100万枚を販売したことになる。
しかし、運営する日本国際博覧会協会は、「収支については、不測の事態の対応があり得るため、黒字になったとは言い切れない」としている。
また9月6日の一般来場者数が22万9837人と、過去最多を更新した。閉幕まで1か月と迫り、駆け込みで来場者が増加している。
博覧会協会は、会期終盤は入場予約ができなくなる可能性もあるとして、早期の来場を呼び掛けている。
(大阪・関西万博 ラスト1か月、開場時間繰り上げ…チケット2000万枚・1日の一般来場者20万人超(ラジトピ ラジオ関西トピックス) – Yahoo!ニュース)
大阪・関西万博閉幕まであと1カ月…“駆け込み来場”が予想されるため博覧会協会は早めの予約を呼びかけ
9/13(土) 18:48配信 FNNプライムオンライン(フジテレビ系)大阪・関西万博の閉幕まで13日で1カ月となり、駆け込みでの来場が見込まれることから協会は早めの予約を呼びかけています。
万博は開幕から5カ月が経過し、閉幕まで13日で1カ月となりました。
これまでの来場者は2100万人を超えていて、入場券の販売枚数は運営費を黒字化できる損益分岐点を大きく超えています。
駆け込みでの来場が予想されるため、博覧会協会は早めの予約を呼びかけています。
(大阪・関西万博閉幕まであと1カ月…“駆け込み来場”が予想されるため博覧会協会は早めの予約を呼びかけ(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) – Yahoo!ニュース)
大阪・関西万博 閉幕まで残り1か月 入場予約取れない場合も
09月12日 18時54分 NHKことし4月に開幕した大阪・関西万博は、13日で閉幕まで残り1か月となります。
これまでにのべ1800万人以上が訪れ 入場券の販売は黒字の目安を超えましたが、閉幕に向けては、駆け込み需要で休日などの入場予約の枠が埋まりつつあり、博覧会協会は早めの予約を呼びかけています。
開幕前は関心が高まらず、低調だった入場券販売はこれまでに2000万枚余りと、黒字の目安としてきたおよそ1800万枚を超えていて、グッズの販売も公式キャラクター「ミャクミャク」の人気を背景に好調だということです。
博覧会協会によりますと一般の入場者数は、9月11日までに1850万人余りとなり 9月6日には過去最多のおよそ21万人が訪れるなど、増加していて、閉幕に向けては駆け込み需要で大きな混雑が予想されています。
(大阪・関西万博 閉幕まで残り1か月 入場予約取れない場合も|NHK 関西のニュース)
万博駆け込みで来場者が急増、閉幕まで1か月…混雑対策で入場時間前倒しへ
2025/09/13 10:24 読売新聞大阪・関西万博は、13日で閉幕まで1か月となる。人工島・ 夢洲 (大阪市此花区)の会場は駆け込みで来場者が増えており、日本国際博覧会協会(万博協会)は混雑対策を強化する。
万博の一般来場者数は、4月13日の開幕から今月11日までの約5か月の累計で1854万人(速報値)。万博協会が半年間の会期で想定する2820万人の達成は難しいが、2005年愛知万博(来場者2200万人)の同時期の1572万人を上回っている。
1日当たりでは、4月は10万人を切る日が大半だったが、9月6日には初めて20万人を超え、20万9837人を記録した。万博協会が最大と想定する22万7000人に近づいており、会期終盤に向けて来場者が増える見通し。
来場者は、入場券の購入時に来場日時を予約する必要がある。10月13日の閉幕まで、平日の午前中や土日祝日は空きがほとんどないという。万博協会は、予約が取れない場合でも入場券の払い戻しはしない方針で、入場券の購入者に早期に予約するよう呼びかけている。
混雑緩和の対策として、今月13日からは入場ゲートを開く時間を午前9時から10分前倒しする。入館待ちの行列を解消するため、各パビリオンには、予約制の導入を強く推奨している。
入場券の売れ行きは好調だ。販売枚数は損益分岐点の1800万枚を超え、5日時点で2070万枚に達した。グッズ販売も伸びており、運営収支は黒字となる公算が大きい。
(大阪万博:万博駆け込みで来場者が急増、閉幕まで1か月…混雑対策で入場時間前倒しへ : 読売新聞)
万博入場券300万枚が未使用? 輸送力限界で使い切れない可能性も
9/13(土) 6:00配信 毎日新聞大阪・関西万博で販売された入場券のうち、未使用のものが少なくとも300万枚あるとみられ、10月13日の閉幕までに使い切れない可能性が出てきた。地下鉄やバスなど交通機関の輸送能力に限界があり、来場予約枠を設けているためだ。日本国際博覧会協会(万博協会)は、早めの予約を呼びかけている。
万博協会によると、入場券は9月5日時点で累計約2071万枚を販売した。特に8月中旬以降は好調で1日10万枚のペースで売れている。
8月18日以降は来場日時を指定した入場券のみ販売しており、それより前に入手したチケットは、来場予約枠が埋まれば使えなくなるおそれがある。既に土日を中心に予約を締め切った日も出ており、平日も午前中はほとんど空きがない状態だ。万博協会の石毛博行事務総長は9月8日の記者会見で「来場予約枠が急速に埋まりつつある。(入場券の)払い戻しはしないので、早期の予約を強くおすすめする」と呼びかけた。
なお、2005年の愛知万博(愛・地球博)では、未使用の入場券は99万枚で、未使用率は5・7%だった。大阪・関西万博はこれを大幅に上回る可能性がある。
(万博入場券300万枚が未使用? 輸送力限界で使い切れない可能性も(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)
未使用チケット、ミャクミャクはどうなる? 万博閉幕まで1カ月
2025年9月13日 7時00分 朝日新聞開催中の大阪・関西万博は10月13日の閉幕まで残り1カ月となった。チケット販売は9月5日までに2千万枚を突破し、一般来場者は1700万人を超えた。終盤の大きな課題の一つは混雑だ。日本国際博覧会協会は入場開始時間の繰り上げなどで対応するとしている。
「残り1カ月は、より多くのみなさんにご来場いただける見通しだ」。日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は8日の記者会見で、そう語った。
協会がいま懸念するのは、入場券を持っていても入れない人が数多く出る事態だ。5日までに売れた入場券2071万枚に対し、一般来場者数は6日までにのべ約1768万人。二つの数字の差で計算上、未使用は300万枚ほどとなるが、実際には繰り返し使える通期券で複数回来場した人もいる。未使用の枚数は、数字の差よりも大きいとされる。
(未使用チケット、ミャクミャクはどうなる? 万博閉幕まで1カ月 [大阪・関西万博2025]:朝日新聞)