• 万博閉幕から

桜島駅シャトルバス、夜の帰りは完全予約制

桜島駅シャトルバス、夜の帰りは完全予約制

大阪・関西万博の会場と桜島駅を結ぶシャトルバスに、新しい掟が下された。
博覧会協会は、会期末の駆け込み需要を見越し、9月6日から7日、そして13日以降の閉幕まで、夜8時を過ぎた帰りの便を完全予約制とすることを決めたのである。これまでは予約優先で、空きさえあれば予約なしでも飛び乗ることができた。だが、これからは違う。夜の帳が下りた後、予約を持たぬ者にはシャトルは門を閉ざす。

夢洲から桜島駅へと続く夜道は、まるで祭りの終焉を告げる回廊だ。そこに帰りたいと願う群衆の波が押し寄せる。協会はその奔流をさばくため、冷静に規律を敷いたのである。桜島駅行き以外のシャトルには変更はなく、それぞれの役割を静かに果たし続ける。だが、西ゲートから伸びる帰路は、もはや「予約」という鍵を持たねば開かぬ道となった。

混雑は必然、規律もまた必然。万博は壮大な夢を描くと同時に、現実の群衆を受け止めねばならない。その交差点に、この小さな物語は生まれた。

万博の桜島駅シャトルバス、夜の帰りの便は閉幕日まで完全予約制に
2025年9月2日 13時40分 朝日新聞

 大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は2日、会場西ゲート前とJR桜島駅を結ぶシャトルバスのうち、帰り(桜島駅行き)の便を6~7日と13日から閉幕までの午後8時以降、完全予約制にすると発表した。会期末の駆け込み需要で混雑が予想されることを踏まえた措置という。
 現状、帰りの便は予約優先で、空きがあれば予約なしでも乗車できるが、午後8時以降は予約がない場合、利用できなくなる。桜島駅行き以外のシャトルバスなどの運用に変更はないという。
(万博の桜島駅シャトルバス、夜の帰りの便は閉幕日まで完全予約制に [大阪府] [大阪・関西万博2025]:朝日新聞)

【速報】万博・西ゲート発JR桜島駅行きのシャトルバスが夜間は完全予約制に 万博協会が発表
2025年9月2日 10:16 YTV NEWS NNN

 2日、万博協会は、9月6日(土)、7日(日)および13日(土)から閉幕日の10月13日(月)までの間、西ゲートの夢洲第1交通ターミナルからJR桜島駅に向かうシャトルバスについて、午後8時から終発まで完全予約制にすると発表しました。
 9月以降は会期末の混雑が予想されるための措置ということです。
 万博協会は「これらの日は、予約がない人はシャトルバスに乗車できないため、他の交通機関の利用をお願いするほか、予約の時間帯に遅れた場合は乗車できないのでご注意ください」としています。
 完全予約制の日以外は、予約した人が優先乗車できるということですが、2日現在、午後8時以降の予約はほぼ満員ということです。
 万博協会は「長時間お待ちいただいても乗車できない場合があるので、会場内や交通ターミナルでのアナウンスや案内にご注意ください」としているほか、「西ゲートから退場した場合、再入場する以外、東ゲートに行くことができません」として、注意を呼び掛けています。
(【速報】万博・西ゲート発JR桜島駅行きのシャトルバスが夜間は完全予約制に 万博協会が発表(2025年9月2日掲載)|YTV NEWS NNN)

【万博】会場→JR桜島駅のシャトルバスは「完全予約制」へ「予約なし」帰宅手段はメトロとタクシーのみに…会期末に向けて混雑予想のため9月6日・7日・13日以降の帰宅の時間帯
2025年9月2日(火) 11:11 毎日放送

 万博を運営する博覧会協会は9月2日、万博会場とJR桜島駅を結ぶシャトルバスについて、夜の帰宅時間帯は「完全予約制」に変更すると発表しました。
 9月6日(土)・7日(日)の2日間と、9月13日(土)から閉幕まで、午後8時以降は予約した人だけが桜島駅行きのバスに乗車できる形式となります。
 これまで、桜島駅-万博間のバスは始発から午前10時半までに桜島駅を出発するバスは「完全予約制」でしたが、それ以外の時間帯は「予約した人が優先的に乗車」できる運用でした。
 桜島駅のシャトルバスについては、会期末に向けてさらなる混雑が見込まれることから運用を変更するということです。
 桜島駅以外の駅と会場を結ぶシャトルバスはこれまも「完全予約制」で、舞洲・堺・尼崎の駐車場と結ぶパーク・アンド・ライドのシャトルバスは「予約した人が優先的に乗車」の運用でした。これらのバスには今のところ変更がありません。
(【万博】会場→JR桜島駅のシャトルバスは「完全予約制」へ「予約なし」帰宅手段はメトロとタクシーのみに…会期末に向けて混雑予想のため9月6日・7日・13日以降の帰宅の時間帯 | TBS NEWS DIG)

投稿日:2025年9月8日

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