
夢洲を舞台にした博覧会の旅は、ただの移動でさえ物語となる。
7月から始まった東ゲートと西ゲートを結ぶシャトルバスの運行は、まるで都市の血流が新たな経路を得たかのようである。かつて、東ゲートに吸い寄せられるように人々が集まり、西ゲートは静けさを湛えていた。だが今、その静かな門にも新たな時代が訪れた。徒歩での移動に30分かかっていた東西間を、シャトルは10分で駆け抜ける。朝の8時半から11時半まで、5分ごとに未来へ向かう小さな航路が開かれる。
弁天町駅から西ゲート前までのバスも、まるで別ルートの抜け道のように現れた。たとえ所要時間が地下鉄の倍かかろうとも、混雑をすり抜け静かなる西の門を目指す道筋は、賢き旅人の選択である。午前6時台にはすでに人気パビリオンを目指す者たちが動き出し、バスは予想外の需要に応え花盛りのような盛況を見せる。
万博というひとつの夢が動き出すとき、バスたちは黙して時代の裏側を支え始めるのだ。
【速報】万博「西ゲート」出発のシャトルバス 一部日程で午後8時以降は『完全予約制』に
7/15(火) 9:46配信 読売テレビ万博協会は15日、多くの来場者が予想される一部の日程について、「西ゲート」前を出発するシャトルバスを午後8時以降は完全予約制にすると発表しました。
花火の開催を予定している7月21日(月・祝)、23日(水)が対象で、その他の日程についても、前日までに公表するとしています。
会場の西ゲートではJR桜島駅行のバスは予約がなくても利用することができますが、この日は、来場者が花火終了後の時間帯に殺到したことや、タクシーの渋滞に巻き込まれてバスの到着が遅れたことなどから、午後10時20分ごろには約6000人がターミナル周辺に滞留し、最終のバスまでに乗車できなかった約100人にはタクシーを利用するよう要請しました。
(【速報】万博「西ゲート」出発のシャトルバス 一部日程で午後8時以降は『完全予約制』に(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)
万博の帰りのシャトルバス、混雑日の夜は予約必須に
2025年7月16日 11:51 トラベル Watch2025年日本国際博覧会協会は、西ゲート発~桜島駅行きのシャトルバスについて、多客日の20時台以降を完全予約制にすることを発表した。6月28日の花火大会での混雑を受けての措置で、直近では7月21日と23日が該当日。そのほかの対象日は予約状況などを踏まえて前日までには公表するという。
夢洲第1交通ターミナルから桜島駅へ向かうシャトルバスが対象で、8時~17時台は通常の運用、18時~19時台は予約者を優先乗車、20時~23時台(終発まで)は予約者のみ乗車可とする。
予約した時間に乗り遅れると次発以降でも乗車できないが、当日中であれば利用前の払い戻しは可能という。
(万博の帰りのシャトルバス、混雑日の夜は予約必須に – トラベル Watch)
【万博】東ゲート―西ゲート結ぶシャトルバス 7月1日から運行開始 西ゲートの入場チケット保有者が対象
6/27(金) 18:50配信 MBSニュース7月から万博の東ゲートと西ゲートを結ぶシャトルバスの運行が始まります。
7月1日から運行が始まるのは大阪・関西万博の東ゲートと西ゲートをつなぐシャトルバスです。
現在、万博の来場者は電車で来た人が入場する東ゲートに集中していて、シャトルバスなどで来た人が利用する西ゲートは来場者の3割に留まっていました。
そこで東ゲートの混雑緩和に向け博覧会協会は6月16日、東ゲートから西ゲートまでを歩いて移動できるルートを設置。
多い時には1日約2000人以上の利用がありましたが、移動には30分ほど時間がかかっていました。
新たに運行するシャトルバスは西ゲートまで約10分、西ゲートの入場チケットを持っている人が対象です。
料金は1回400円で午前8時半から午前11時半まで5分ほどの間隔で運行する予定です。
(【万博】東ゲート―西ゲート結ぶシャトルバス 7月1日から運行開始 西ゲートの入場チケット保有者が対象(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
万博会場の東ゲートから西ゲートに向かうシャトルバス新設…7月1日から運行
6/27(金) 10:36配信 読売新聞オンライン日本国際博覧会協会(万博協会)は、大阪・関西万博会場(大阪市此花区)の東ゲートから西ゲートに向かうシャトルバスを新設すると決めた。協会関係者への取材でわかった。大阪メトロ中央線・夢洲(ゆめしま)駅と直結する東ゲートの混雑緩和策の一環で、7月1日から運行を始める。
会場では今月16日から、東西ゲート間の外周道路脇を徒歩で移動できるようになったが約1・6キロあり、歩くと20~30分程度かかる。そのため夏本番に向けて懸念する声が上がっていた。
シャトルバスはEV(電気自動車)バスを利用。午前8時半~11時半に、4~5分間隔で運行する。運賃は400円で、移動時間は約10分に短縮されるという。
JR桜島駅(同市此花区)から会場へ向かうシャトルバスについては、7月1日から、始発を午前8時から同7時45分に15分繰り上げ、同10時台まで計26便増やす。
(万博会場の東ゲートから西ゲートに向かうシャトルバス新設…7月1日から運行(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)
東ゲートは混むので…万博シャトルバス増便中、人気館狙いの来場者向けに「朝6時台着」も
7/23(水) 14:30配信 読売新聞オンライン大阪・関西万博の会場と主要駅を結ぶシャトルバスの増便が相次いでいる。大阪メトロの駅がある東ゲートの混雑を受け、西ゲートを発着するバスの需要が高まっているためだ。会場に向かう1日当たりの便数は開幕前の計画から最大58本増えた。人気パビリオンに早く入館したいとの需要に対応し、午前6時台に到着する便も新設される。開幕前、採算を不安視していたバス事業者が想定外の需要にわいている。
西日本ジェイアールバス(大阪市)も8月から、JR大阪駅発着のバスを上下21本から25本に増やす。大阪メトロコスモスクエア駅(同)やアジア太平洋トレードセンター(同)を発着するバス路線も6月に新設された。
日本国際博覧会協会(万博協会)幹部によると、主要駅から万博会場に向かう今月17日時点のバスの便数は、開幕前の計画に比べ、1日最大58本(約14%)増えた。
開幕前、バス事業者の「万博特需」への期待は大きくなかった。万博協会は当初、ピーク時来場者の2割程度をシャトルバスで輸送する計画だった。だが、採算性を不安視するバス事業者が多く、割合を1割強の約3万人に引き下げた経緯がある。
(東ゲートは混むので…万博シャトルバス増便中、人気館狙いの来場者向けに「朝6時台着」も(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)
Osaka Metro、弁天町駅から万博西ゲートへのシャトルバスを新設。東ゲートのさらなる混雑緩和へ
7/23(水) 14:38配信 トラベル WatchOsaka Metroは、モビリティハブ弁天町(弁天町駅)から夢洲第1交通ターミナル(大阪・関西万博西ゲート前)までのシャトルバスを8月1日から運行する。
弁天町駅からは東ゲート最寄りの夢洲駅までの中央線も利用できるが、同線や東ゲートの混雑緩和のために別ルートを設ける。所要時間は約25分で、地下鉄で夢洲駅に向かうよりも約2倍かかるが、混雑の少ない西ゲートから入場可能となる。
運行は7時30分発~13時10分発で、月~木曜は17本、金~日曜と祝日は26本を設定する。弁天町駅発のみで、万博会場発となる便はない。
(Osaka Metro、弁天町駅から万博西ゲートへのシャトルバスを新設。東ゲートのさらなる混雑緩和へ(トラベル Watch) – Yahoo!ニュース)
万博会場西ゲートへの新ルート 弁天町駅からシャトルバス
7/18(金) 11:37配信 Impress WatchOsaka Metroは、2025年大阪・関西万博会場への新たなアクセス手段として、Osaka Metro 中央線 弁天町駅から万博会場西ゲート前行きのシャトルバスを、8月1日から運行する。運賃は850円で、大人・小児同額。
出発地はモビリティハブ弁天町(弁天町駅2-B出口直結)、到着地は夢洲第1交通ターミナル(万博会場西ゲート前)。所要時間は約25分。運行時間は7時30分発~13時10分発。万博会場へ向かうルートのみ運行する。
西ゲートの活性化に向けた取り組みで、比較的混雑の少ない西ゲートへ来場者を運び、中央線および東ゲートの混雑緩和と、西ゲートの利用促進につなげる。
(万博会場西ゲートへの新ルート 弁天町駅からシャトルバス(Impress Watch) – Yahoo!ニュース)
ルール変更後の大阪関西万博輸送アップデート!! 桜島駅発着シャトルバスはどうなったって?
7/17(木) 11:00配信 ベストカーWeb何かと話題の万博は4月13日の開幕から2ヶ月半が経過した。その間にもさまざまな問題や課題が発生し、少しずつフィードバックとアップデートを繰り返しながら変化している。アクセス手段においても然りである。今回は乗車ルールが変更された桜島駅万博シャトルバスに再び乗車したのでレポートする。
桜島駅万博シャトルバスは、他のルートに比べて乗車時間が短いことや、便数がも多く西ゲートへ向かうのに便利なルートとして非常に多くの利用者がある。そのため出発側のJR桜島駅では長蛇の列ができ、乗車まで数時間という事態も発生した。
そのため混雑を解消すべく、5月30日からは始発〜10時30分までの便について、乗車券を購入した人のみが乗車できるルールに変更された。それ以降の時間帯についてはこれまで通りその時間帯で乗車券を購入した人優先となり、予約なしの人も乗車できる。これによってどう混雑は変化したか、その辺りも気になっていた。
JR桜島駅にやってきた。人の流れる方向に沿ってホームを歩いていくと万博用の臨時改札が見えてきた。改札を抜けるとすぐに案内の看板と係員が声で案内をしており8時、9時台の予約の人は右折、その時間以降の予約と予約なしの人は左折して駅前広場へ行くように案内を行っていた。
筆者は今回は9時台のチケットを持っていたため、右折してバス乗り場へと向かった。電車を降りた人は多かったがここを歩く人はそれほど多くは感じない。前回と同様に横断歩道を渡るとバスターミナルが見えてくる。整然と並べられたカラーコーンを見ると来場者の多さが予想できる。
以前はここのゲートで「KANSAI MaaS」というアプリでバスの決済を行っている場合は画面のチェックを、またクレジットカードや交通系ICカード、現金での支払いの場合はそれぞれの手続きを取っていたが、今の時間帯は「KANSAI MaaS」の予約・決済を済ませた人のみとなっているので、どのゲートでも画面の確認のみで通過できる。流れもスムーズだ。
先ほどまでいた人は先のバスに乗って出発しており、続けてやってきたバスにすぐ乗車することができた。バスターミナルのゲートからでも5分と経っておらず、実にスムーズに乗車することができた。またその乗り場も以前は3番までだったのが6番まで番号が振られており、バスターミナルからは出口が2ヶ所設けられ3台ずつ、合計6台が一斉に出発する様子が見られた。
以前よりも多くの来場者を運ぶことが出来るように変わっており、課題がフィードバックされているように感じられた。道路上も特に渋滞している場所もなく15分ほどで西ゲート前の夢洲第1交通ターミナルに到着した。
(ルール変更後の大阪関西万博輸送アップデート!! 桜島駅発着シャトルバスはどうなったって?(ベストカーWeb) – Yahoo!ニュース)
万博西ゲートへ「一番便利なバス」誕生、西側エリア活性化なるか?
7/18(金) 17:00配信 Lmaga.jp「大阪メトロ」(本社:大阪市西区)は、JR「弁天町駅」(大阪市港区)から『大阪・関西万博』(会場:夢洲)西ゲートへ向かうシャトルバスを、8月1日から運行開始する。
これまで、もっとも運行本数が多い西ゲート行きのシャトルバスに乗るためには、JRゆめ咲線で「桜島駅」(大阪市此花区)まで向かわなければならなかった。今回のシャトルバスでは、乗車場所がJR大阪環状線と大阪メトロ中央線が乗り入れるJR「弁天町駅」(大阪市港区)となり、西ゲートへのアクセス向上が見込まれる。
(万博西ゲートへ「一番便利なバス」誕生、西側エリア活性化なるか?(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)
万博シャトルバス、コスモスクエア駅発着の新路線開設。事前予約制で6月29日から運行、桜島駅路線も始発繰り上げ
6/26(木) 10:48配信 トラベル Watch2025年日本国際博覧会協会は、Osaka Metro 中央線 コスモスクエア駅と大阪・関西万博会場・西ゲート(夢洲第1交通ターミナル)間を結ぶシャトルバスの新路線を開設する。
西ゲートへの輸送力を増強するためのもので、運行期間は6月29日~10月13日(予定)。所要時間は約15分で、運賃は350円(いずれも片道)。
乗車は事前予約制(時間帯予約)で、各集合時間の5分前まで「大阪・関西万博 西ゲートシャトルバス予約サイト」で受け付ける。予約受付開始日時は6月27日9時としている。
往路(コスモスクエア駅→万博会場)は7時~17時台に最大3便/時、1便あたりバス1~4台で運行。復路(万博会場→コスモスクエア駅)は13時~22時台に最大2便/時、1便あたり1~3台で運行する。なお利用状況により、バスの台数は増減する可能性がある。
(万博シャトルバス、コスモスクエア駅発着の新路線開設。事前予約制で6月29日から運行、桜島駅路線も始発繰り上げ(トラベル Watch) – Yahoo!ニュース)