
能登半島の子どもたちが、震災や豪雨の傷跡を越えて大阪・関西万博にやってきた。大屋根リングの下で、吉村大阪府知事が手を差し出し、ハイタッチで迎える。輪島市、珠洲市、穴水町――遠い能登からやってきた小学生や中学生、保護者たちの瞳は、海を越え、長い道のりを旅してきた輝きを帯びていた。
大阪府は、奥能登の子どもたちを2泊3日の旅に招き、万博会場だけでなく、USJや市内観光にも連れていく。未来社会を体験できるパビリオンで、25年後の自分と出会った子どもは、驚きと笑みを浮かべる。鏡の中に現れた未来の姿は、家族の面影を残しながらも、どこか勇敢な光を帯びていた。
この招待事業は来月19日まで6回行われ、約990人の子どもたちが大阪を訪れる。青い空の下、再び笑顔を取り戻した子どもたちは、大阪の街を駆け回り、未来を思い描く。万博の大地には、彼らの新しい一歩が、確かに刻まれていく。
吉村知事がハイタッチで出迎え 万博に能登半島の子どもたちを無料招待 来月までに約990人が来場予定
7/25(金) 19:18配信 ABCニュース能登半島の子どもたちが大阪・関西万博に招待されました。
吉村・大阪府知事からハイタッチで歓迎を受けたのは能登半島地震や豪雨災害で被災した石川県・奥能登地域の小学5・6年生と中学生、その保護者らです。
大阪府は奥能登地域の子どもたちを大阪観光に招待する事業を25日から始めました。
2泊3日のスケジュールで万博会場を見学するほか、USJや大阪市内の観光も予定されています。
(子どもたち)「初めての万博だったけど、未来の自分の素顔とか体と見られて面白かった」
この事業は、来月19日まで合わせて6回開催され、約990人が招待される予定です。
(吉村知事がハイタッチで出迎え 万博に能登半島の子どもたちを無料招待 来月までに約990人が来場予定(ABCニュース) – Yahoo!ニュース)
【万博】能登半島地震で被災した子どもたち招待「他の国のパビリオン見たい」夏休みに未来社会を体験
7/25(金) 19:11配信 読売テレビ夏休みに入り、大阪・関西万博の会場には能登半島地震で被災した石川県の子どもたちが招待されました。
万博会場に招待されたのは、輪島市や珠洲市など能登半島地震と豪雨で被災した4つの自治体の小中学生と保護者です。
大阪府が行うこの事業は、被災した子どもたちに大阪の魅力や未来社会を体験してもらう目的で、2泊3日で万博会場や大阪の観光スポットを訪れます。
1日目となる25日は、大阪ヘルスケアパビリオンで健康測定を行い、子どもたちは25年後の自身のアバターと対面しました。
(【万博】能登半島地震で被災した子どもたち招待「他の国のパビリオン見たい」夏休みに未来社会を体験(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)
万博招待の能登の小学生、25年後の自分と対面「お母さんと似てた」
2025年7月25日 20時00分 朝日新聞能登半島地震で被災した子どもらの大阪・関西万博への無料招待が、25日から始まった。この日は、小中学生や保護者ら154人が大屋根リングやパビリオンなどを楽しんだ。
夕方に西ゲートに到着した子どもらはリングに上り、色とりどりのパビリオンに歓声を上げた。その後、吉村洋文知事に出迎えられ大阪ヘルスケアパビリオンへ。髪や骨格などのデータをもとに生成された25年後の自分の分身(アバター)に出会った。
石川県穴水町の小学6年中川結生(ゆい)さん(11)は、25年後の自分を見て「ちょっとお母さんに似てて、美人だったのがうれしかった」と笑った。
(万博招待の能登の小学生、25年後の自分と対面「お母さんと似てた」 [大阪・関西万博2025][リング][ミャクミャク][ユスリカ]:朝日新聞)