
7月4日、大阪・関西万博は開幕から83日目を迎えた。空は夏の色をしており、夢洲の熱気は一層濃く、来場者数はついに約13万7000人を記録した。
これは一日としてはなかなかの賑わいである。中でも一般客は11万8000人と、大群衆がこの異界の祭典に足を運んだことになる。人は未知を求めて集まり、知と文化が交差する広場へと誘われる。
この日、米国館ステージでは「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン July 4th スペシャル・ステージ with セサミストリート」が開催された。エルモとクッキーモンスターが軽やかに踊る姿は、あまりにも陽気で、思わず童心を呼び覚まされる。名曲に合わせて体を揺らす彼らの周囲には、笑顔が溢れていた。正午から午後3時まで、三たび開かれる小さな祝祭は、アメリカ独立記念日の祝意すら乗せて響いていた。
さらに、EXPOアリーナや西のポップアップステージでは、「FIRST FRIDAY JAPAN」と題された祭りが幕を開けた。音楽、屋台、キッチンカー、ハンドメイドのマルシェ──すべてが渾然一体となって、来場者を祝祭の渦へと引き込んだ。国も世代も超えて、そこにいた誰もが「今日の主役」であった。
そして、フェスティバル・ステーションでは、遠きウガンダの文化が鮮やかに咲いた。木の皮から布を作り、伝統のリズムで舞い踊り、香り高いコーヒーが注がれる。異国の風が吹くこの場所は、確かに夢洲の中でもっとも不思議な場所であった。
人々はこの日、世界の断片と触れ合い、少しだけ大きな心を持って家路についたに違いない。
【速報】万博開幕から83日目 7月4日の来場者数は約13万7000人 1週間前より約2万人減 増え続けていた来場者なのに
7/5(土) 11:36配信 MBSニュース開幕から83日目となった7月4日の大阪・関西万博の来場者数が約13万7000人になったと博覧会協会が発表しました。このうち関係者は約1万9000人で、一般の来場者は約11万8000人でした。
4日までの累計の来場者数は1063万2306人、関係者を除く一般の来場者は915万5776人となっています。
(【速報】万博開幕から83日目 7月4日の来場者数は約13万7000人 1週間前より約2万人減 増え続けていた来場者なのに(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
万博・東ゲート前は長蛇の列「午前9時台」はこの先2週間、満員状態続く… 7月19・20・21日の三連休は?
7/4(金) 9:02配信 MBSニュース万博開幕から83日目となった7月4日。大阪メトロ・夢洲駅の利用者が集まる東ゲートには、長蛇の列ができていました。大阪の予想最高気温は34℃となっていて、並ぶ人たちの中には日傘をさす人の様子がみられました。
この先2週間の混雑状況です。午前9時台の入場枠は東・西とも空き無しとなっています。(万博・東ゲート前は長蛇の列「午前9時台」はこの先2週間、満員状態続く… 7月19・20・21日の三連休は?(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
大阪万博、週末のイベントは 米国館とUSJのコラボステージなど(7月4日〜)
2025年7月3日 17:00 日本経済新聞米国館ステージで「米国パビリオン – ユニバーサル・スタジオ・ジャパン July 4th スペシャル・ステージ with セサミストリート」が開催。セサミストリートのエルモとクッキーモンスターが登場し、名曲ナンバーに乗りながらステージでダンスを披露します。正午〜、午後1時半〜、午後3時〜の3回公演予定。
正午からEXPO アリーナ「Matsuri」とポップアップステージ西で世代や国籍を問わず、誰もが楽しめるお祭り「FIRST FRIDAY JAPAN」が開催。パレードや音楽ライブ、屋台やキッチンカー、ハンドメイドアクセサリーのマルシェなどが楽しめます。
フェスティバル・ステーションでウガンダの文化を体験するイベントが開催。同国で古くから作られている樹皮布(バーククロス)制作やウガンダ式コーヒーの体験、伝統舞踊のライブパフォーマンスを楽しめます。午前10時〜午後7時まで。
(大阪万博、週末のイベントは 米国パビリオンとUSJのコラボステージなど(7月4日〜) – 日本経済新聞)