• 万博閉幕から

「大阪万博に7回行った旅行ジャーナリストの「推し」パビリオン6選と「長蛇の列」攻略のヒント」

「大阪万博に7回行った旅行ジャーナリストの「推し」パビリオン6選と「長蛇の列」攻略のヒント」

フランス館は、華やかなる幻のごとく夢洲にたたずみ、訪れる者の美意識をそっと撫でていく。人気の高さに恐れをなして背を向ける人もあろうが、日が傾き街灯が淡くともる頃、ふと列が消え去る魔法の時間が訪れる。

夜八時すぎ、筆者はまるで舞踏会の扉をひとりで開けたかのように、待たずして中へ滑り込んだ。パビリオンの入場方式は複雑怪奇で、予約の有無は時の運と粘りの勝負。朝と夕方の隙間を縫えば、幾重にも折れた列を横目に、すっと潜り込むこともできよう。智慧と執念、そして少しの偶然があれば、誰しも万博という迷宮の奥深くへ足を踏み入れられる。

「大阪万博に7回行った旅行ジャーナリストの「推し」パビリオン6選と「長蛇の列」攻略のヒント」
5/28(水) 21:25配信 (All About) – Yahoo!ニュース

「フランス」も、おすすめパビリオンの1つ。「愛の賛歌」をテーマにルイ・ヴィトンやディオールなど世界的なブランドとコラボレーションした展示は、一見の価値がある。随所にフランスらしいセンスあふれるデザインが感じられ、誰にとっても総じて満足度の高いパビリオンと言える。
人気パビリオンのため入場待ちの長い列に諦めてしまいそうだが、フランス館の待ち時間は意外なほど少ない。筆者が20時過ぎに行った時には待ち時間なしで入場できた。1階にあるベーカリー&パティスリー「La Boulangerie(ブーランジェリー)」万博限定クロワッサンなども人気だ。

パビリオンは「完全予約」「予約優先」「予約なし」などに分かれており、並べば必ず入れるとは限らない。開幕当初とは予約方法が変更されたパビリオンもあるため、訪問前に最新情報をチェックしたい。
予約なしで入場できるパビリオンは「朝10時半ごろまで」と「夕方以降」が、日中より空いている。
来場日時予約は朝9時~、10時~といった時間枠が早々に満員になるためそもそも予約が取りづらいことと、遠足や修学旅行、旅行会社主催の万博ツアーが夕方には帰路につくためだ。
昼過ぎには数時間待ちの長蛇の列でも、タイミングがよければ待ち時間なしや10分足らずの待ち時間で入場できるケースもある。人気パビリオンは特に、空いている時間を狙って訪問したい。
(大阪万博に7回行った旅行ジャーナリストの「推し」パビリオン6選と「長蛇の列」攻略のヒント(All About) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年5月29日

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