• 万博閉幕から

イギリス館のアフタヌーンティー

アフタヌーンティー
(写真は椿山荘のアフタヌーンティー)

椿山荘の午後、窓の向こうで柔らかく光る庭園を眺めつつ、三段のティースタンドからそっとサンドイッチをつまむあの儀式。
それが「アフタヌーンティー」であるというなら、私はすでに一度だけ、夢のような午後を経験した者として慎ましく誇ることができる。

しかし、大阪・関西万博に出現した英国館のアフタヌーンティーは、その夢とは少し異なる響きを持って登場したようだ。
SNSのざわめきによれば、5000円という価格に見合うかどうか、いや、そもそも紅茶が紙コップだったことに端を発する議論は、文化の摩擦というよりも、幻想と現実のすれ違いである。
ロンドンの風は遠く、そして日本の展示館で供されるそれは、きっと多くの期待と誤解を含んでいた。

だが世界は広い。紙と陶器の狭間で、人々の好奇心と皮肉が紅茶の香りに混ざって立ち上る。
誰かがスジャータの所在を問えば、その沈黙すらもまた、物語の一部になる。
ここは万博。正しさよりも、面白さが先に立つ舞台である。

「これで5000円……」 万博・英国館の「紙コップアフタヌーンティー」が議論に 代表「寄せられる声大切に」様々な声。
2025年04月30日 19時14分 公開 [ねとらぼ]

 大阪・関西万博の英国館で提供されている「アフタヌーンティー」をめぐり、SNS上では様々な声が聞かれています。万博の英国政府代表は提供メニューについて「みなさまから寄せられる声を大切にし、快適な時間を過ごしていただけるよう取り組んでいく」とコメントしています。
 SNS上では、英国館で提供されたとするアフタヌーンティーの写真が拡散されました。紅茶は紙コップに注がれており、5000円という価格に対して、提供方法やサービスの質が見合っていないのではないかという意見や、「これで5000円……」「衝撃」と驚く声も聞かれました。
大阪・関西万博英国政府代表のキャロリン・デビッドソン氏は4月29日、「英国のパビリオンの食事について」と題し、同館で提供されている食事を動画で紹介。アフタヌーンティーの写真も掲載しながら、メニューについて「SNS上でもご意見や感想が活発に交わされています」と説明しました。

(「これで5000円……」 万博・英国館の「紙コップアフタヌーンティー」が議論に 代表「寄せられる声大切に」(1/2 ページ) – ねとらぼ)

「今後も快適な時間を過ごしていただけるよう努める」 万博のアフタヌーンティーめぐりイギリス政府側が釈明
5/1(木) 9:01配信 日テレNEWS NNN

大阪・関西万博のイギリス館で、アフタヌーンティーの紅茶が紙コップで提供されていたことなどをめぐり、イギリス政府側は、「いただいたご意見を大切にし、今後も快適な時間を過ごしていただけるよう努める」と釈明しました。
大阪・関西万博のイギリス館で提供されているアフタヌーンティーをめぐっては、紅茶が紙コップで提供されていることなどについて、ネットを中心に物議を醸していました。
騒動を受け、イギリス・ロンドンの市民からも、提供されているアフタヌーンティーに苦言が呈されています。
ロンドン市民「紅茶を紙コップにいれるのはよろしくないと思います。より伝統的な形であれば、もっときちんとした食器で提供されます。それがよりよい方法だと思うので、日本の皆さんには謝りたい気分です」
現在は、イギリス政府側の指示により、紅茶は紙コップではなく陶器で提供されているということです。
(「今後も快適な時間を過ごしていただけるよう努める」 万博のアフタヌーンティーめぐりイギリス政府側が釈明(日テレNEWS NNN) – Yahoo!ニュース)

万博イギリス館5000円のアフターヌーンティー、紙コップ使用と“業務用ケーキ”疑惑に批判「残念すぎる」
4/30(水) 19:02配信 週刊女性PRIME

 大阪・関西万博のイギリス館にあるレストランで提供されているアフタヌーンティーが“悪い意味”で話題になっている。
「このアフタヌーンティーはセット価格でひとり5000円となかなかのお値段。英国館内にあるので、本場さながらのアフタヌーンティーが楽しめるのではと期待する来場者も多いです。
 しかし、SNS上では紅茶が紙コップで提供され、しかもティーバッグ入り。さらにジャムやクリームも紙コップで提供されたという報告が相次ぐなど、実情は本場とは程遠いそうです」(全国紙社会部記者、以下同)
 アフタヌーンティーはスコーンやサンドイッチ、ケーキなどを紅茶を飲みながら楽しむもの。紅茶はティーポットとティーカップで提供するのが通例とされている。
「発祥はイギリスで1840年代初期に貴族の夫人が始めたものとされており、そうした由来もあって、上品なイメージが浸透しています。本場イギリスのアフタヌーンティーが体験できるだろうと来場する人もいる中、万博側は悪い意味で期待を裏切るような対応を見せています」

業務用ケーキをアフタヌーンティーと謳って提供していた場合、批判はさらに過熱することだろう。
『スジャータめいらくグループ』の広報担当者に本件について、問い合わせると、
「特定の顧客様との取引、商品お取り扱い有無については回答を控えさせていただけませんでしょうか」とのことだった。
万博イギリス館5000円のアフターヌーンティー、紙コップ使用と“業務用ケーキ”疑惑に批判「残念すぎる」(週刊女性PRIME) – Yahoo!ニュース

大阪万博、紙コップのアフタヌーンティーがSNSで拡散。英代表が食事についてのコメントを投稿
4/30(水) 12:20配信 ハフポスト日本版

Xで拡散したのは、イギリス館のレストランを訪れた人が4月28日に投稿した、1セット5000円のアフタヌーンティーセットの写真だ。
この来場者は、メニューに2個と書かれていたスコーンが1個しか出てこなかったため、足りないと伝えてもう1個持ってきてもらったと説明している。
また、紅茶も紙コップにティーバッグを入れたものでまったく足りなかったので、お湯のお代わりを頼んだという。
一般的に、イギリスのアフタヌーンティーはティーポットとティーカップで提供される。
しかし投稿者の写真で、紅茶はポットではなく紙コップとティーバッグで提供されている。また、ジャムやクリームも器ではなく紙コップに入っている。
この投稿は3万回以上リポストされ、「紙コップでアフタヌーンティーはちょっと悲しい」などさまざまなコメントが寄せられている。
大阪万博、紙コップのアフタヌーンティーがSNSで拡散。英代表が食事についてのコメントを投稿(ハフポスト日本版) – Yahoo!ニュース

万博「英国」アフタヌーンティー炎上騒動 政府代表が自ら説明、約2分動画 投稿者も“心より願い”
5/2(金) 14:56配信 オリコン

 発端は、英国館のレストランを訪れた人物が、アフタヌーンティーを注文したエピソードや率直な感想を、自身のXに投稿したこと。
 発端の投稿者は、駐日英国大使から連絡があったことを明かし、「勝手な願いだとは重々承知しておりますが、このまま誹謗中傷が続きますと万博運営にも支障を来してしまいます。大勢の方々のご努力により開催された万博ですので、来場者の方々も参加してくださっている各国の方々、運営されている方々、皆さまにとって楽しかった記憶に残る万博になることを私は心より願っております」とつづった。
(万博「英国」アフタヌーンティー炎上騒動 政府代表が自ら説明、約2分動画 投稿者も“心より願い”(オリコン) – Yahoo!ニュース)

【大阪・関西万博】イギリス館“5000円アフタヌーンティー”が物議…スコーン1つに紅茶は紙コップにティーバッグ 英大使館が謝罪する事態に
5/2(金) 7:13配信 FNNプライムオンライン

万博のイギリス政府代表がSNSに投稿した動画では、紅茶をティーカップで飲む様子があったことなどを受け、女性は大使館に自らの思いを伝えるメッセージを送った。
イギリス館を訪れた来場者:
改善できるのであれば改善していただきたいと。ただそれだけのつもりではあったのですが、思いがけず大使館の方から丁寧なおわびをいただいて本当に恐縮しております。
イギリス大使館からおわびのメッセージとともに“お茶会への誘い”を受けたという。
そして5月1日午後、イギリス大使館は公式SNSを更新した。
大阪・関西万博イギリス政府代表のキャロリン・デービッドソンさん:
ご期待に十分お応えできなかったというご指摘を受け、既にサービスの一部を改善いたしました。
指摘を受け、現在イギリス館では、紅茶を陶磁器のティーカップで提供しているという。
(【大阪・関西万博】イギリス館“5000円アフタヌーンティー”が物議…スコーン1つに紅茶は紙コップにティーバッグ 英大使館が謝罪する事態に(FNNプライムオンライン) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年5月1日

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