万博の会場には日々、人の波が押し寄せる。発表される「来場者数」は、まるで潮の満ち引きのように、朝な夕なに変動を続ける。だがこの数字、ただの数ではない。実は、一般の来場者に加えて、スタッフ、関係者、取材陣など、舞台裏の住人たちも忍ばせてあるという。

これはドバイ万博を手本にした知恵らしく、「万博とは舞台そのものであり、観客も役者も一丸となって織りなす大いなる芝居」といった哲学がそこにある。数に隠れた名もなき演者たち。彼らの足音までもが、万博の鼓動として数えられているのだ。

万博６日目で来場者数５０万人突破　きょうは開幕日以来“初の週末”　さらなる混雑や熱中症多発の可能性も指摘
4/19(土) 16:18配信　ABCニュース
　万博協会は、来場者数の中に関係者を含めることについて「ドバイ万博の例にならった形で発表している。万博は一般の来場者に加えスタッフやメディアも含めてみんなで作り上げるもの。そういった人も参加者として含めるという考え」と説明しています。
(万博６日目で来場者数５０万人突破　きょうは開幕日以来“初の週末”　さらなる混雑や熱中症多発の可能性も指摘（ABCニュース） – Yahoo!ニュース)

関連記事:

万博の跡地活用、F1は断念 起工式開催 建設現場でガス爆発事故 フジテレビへのCM出稿見合わせ