ゲッツェがクロップのリバプール移籍というのは出ていたが
今度は古巣のドルトムントも出てきた
もう出ていくことが前提だが本当にでて行ってしまうのか?
チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督からは半ば構想外のような扱いを受け、連日移籍の噂が取りざたされているゲッツェ。恩師であるユルゲン・クロップが率いているリヴァプールがゲッツェの移籍先としては最右翼だと思われるが、今回絶対にないと思われていたクラブが同選手獲得に手を挙げた。それは古巣のボルシア・ドルトムントだ。独『Bild』が報じた。かつてゲッツェはドルトムントのアイドル的存在で、同クラブの下部組織出身のため多くのファンに愛され、香川らとともにドルトムント黄金期を支えた。しかし、2013年にバイエルンへと禁断の移籍。しかもその移籍が発表されたタイミングが最悪だった。12-13シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝レアル・マドリード戦の1stレグ直前だったのだ。チームが団結しなければならないときに起きたこの“事件”からゲッツェの裏切り者扱いは始まった。現在もゲッツェがドルトムントの本拠地でプレイするときは耳をつんざくようなブーイングが浴びせられる。これらの背景があるため、ドルトムントがゲッツェ獲得レースに参戦することは大きな驚きを持って伝えられた。一方でドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケ社長は「マリオ(・ゲッツェ)が戻ってくることはない」と独『Bild』で以前に発言している。シャヒンや香川など一度チームを旅立ちながら、帰ってきた選手を温かく迎え入れてきたドルトムント。“裏切り者”であるゲッツェを受け入れるシナリオはあるのだろうか。(theWORLD)