• 万博閉幕から

万博マップの不正複製、57歳会社員書類送検

万博マップの不正複製、57歳会社員書類送検

夢洲の風が少し秋めいてきた頃、万博の熱気の裏側に、奇妙な小事件が静かに転がっていた。大阪府守口市の57歳の会社員が、万博のガイドブックに載った会場マップをカラーコピーして売りさばいていたというのだ。
コピー用紙はつややかに光り、コンビニの機械がうなるたび、夢洲の地形が一枚ずつ複製されていった。

彼の手元には、家族が持ち帰ったガイドブックがあった。おそらくは日曜の午後、テレビの音を背に、気軽な気持ちで始めたのだろう。だがその行為は、知らぬうちに夢洲という巨大な創造の祭典に影を落とすものとなった。
1枚380円、送料220円──小さな商いは、気付けば450枚、11万円にも積み上がっていたという。

フリマサイトで売られたその地図を、誰かが旅の前夜に広げ、万博への道を夢見たかもしれない。だからこそ、この事件には不思議な哀しみが漂う。純粋な好奇心と、ほんの少しの欲が交差したところで、未来への地図はコピー機の熱に焼かれた。

万博という「いのち輝く未来社会」の傍らで、人間の弱さもまた、そっと顔を覗かせていたのだ。

大阪・関西万博の会場案内マップをコピーし販売か、会社員の男性を書類送検
10/8(水) 16:32配信 日テレNEWS NNN

大阪・関西万博の会場案内マップをカラーコピーして販売したとして、会社員の男性が書類送検されました。
警視庁によりますと、大阪府守口市の会社員の男性は今年5月、大阪・関西万博の公式ガイドブックに載っていた会場案内マップを9枚コピーして、フリマサイトで、あわせて1507円で販売し、著作権を侵害した疑いなどが持たれています。
任意の事情聴取に男性は「家族が万博に行った際に買ったガイドブックを使った。小遣い稼ぎになると思った」と容疑を認めているということです。
(大阪・関西万博の会場案内マップをコピーし販売か、会社員の男性を書類送検(日テレNEWS NNN) – Yahoo!ニュース)

「大阪・関西万博マップ」勝手にカラーコピーし売りさばいたか…57歳男書類送検 約450枚11万円ほどで販売 警視庁
10/8(水) 14:33配信 FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

大阪・関西万博の会場マップを勝手にカラーコピーして売りさばいた疑いで、57歳の男が書類送検されました。
書類送検された大阪府の会社員の男(57)は、2025年5月、万博のガイドブックに記載された会場案内マップ9枚をカラーコピーして約1500円で売りさばき、出版社の著作権を侵害した疑いが持たれています。
男は2025年4月以降、約450枚を総額11万円ほどで販売していたということです。
(「大阪・関西万博マップ」勝手にカラーコピーし売りさばいたか…57歳男書類送検 約450枚11万円ほどで販売 警視庁(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) – Yahoo!ニュース)

「小遣い稼ぎ」万博会場マップコピーをフリマサイトで400枚超販売か 57歳男書類送検
10/8(水) 15:07配信 産経新聞

大阪・関西万博のガイドブックに掲載された会場マップをコピーして、フリマサイトで販売したとして、警視庁久松署は8日、著作権法違反の疑いで、大阪府守口市の会社員の男(57)を書類送検した。「家族が買ったガイドブックのとじ込み付録のマップをコピーして売った。小遣い稼ぎのためだった」と容疑を認めている。
同署によると、男は「ぴあ」社(本社・東京)が販売するガイドブックに付属するイベント会場やグルメ情報のマップを、コンビニエンスストアでA3サイズにカラーコピー。1枚380~650円の価格で、フリマサイトで計約450枚販売し、約11万円を売り上げたとみられる。ぴあ社から警視庁に相談があり発覚した。
(「小遣い稼ぎ」万博会場マップコピーをフリマサイトで400枚超販売か 57歳男書類送検(産経新聞) – Yahoo!ニュース)

万博の会場案内マップを無断で複製・販売、11万円売り上げか…書類送検された男「小遣い稼ぎでやった」
10/8(水) 17:59配信 読売新聞オンライン

 大阪・関西万博の会場案内マップを無断で複製して販売したなどとして、警視庁久松署は8日、大阪府守口市の会社員の男(57)を著作権法違反容疑で東京地検に書類送検した。今年4月以降、フリーマーケットサイトで1枚当たり数百円で計約450枚販売し、約11万円を売り上げたとみている。
 発表によると、男は5月下旬、万博ガイドブック「大阪・関西万博ぴあ」の付録の会場案内マップをカラーコピーし、計9枚を2人に計1507円で販売したほか、8月に自宅で33枚を販売目的で所持した疑い。調べに「小遣い稼ぎでやった」と容疑を認めている。
(万博の会場案内マップを無断で複製・販売、11万円売り上げか…書類送検された男「小遣い稼ぎでやった」(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

万博マップの不正複製・販売容疑で男を書類送検 11万円売り上げか
10/8(水) 12:33配信 朝日新聞

 大阪・関西万博の公式の会場案内マップを複製してネットで販売したとして、警視庁は8日、大阪府守口市の会社員の男(57)を著作権法違反(頒布、頒布目的所持)の疑いで書類送検し、発表した。容疑を認めているという。
 久松署によると、逮捕容疑は、チケット販売会社「ぴあ」が販売する大阪・関西万博の公式ガイドブック(税込み1200円)の付録である会場案内マップなどを複製して今年5月、フリマサイトで販売(9枚計1507円)するなどしたというもの。ぴあが6月「マップが売られている」と警視庁に相談していた。
 1枚につき、カラーコピー代が80円、送料220円だったといい、販売価格はおおむね380円。別の付録の地図とセットで売ることもあったという。
(万博マップの不正複製・販売容疑で男を書類送検 11万円売り上げか(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)

万博会場マップ、複製し販売疑いで書類送検
10/8(水) 10:32配信 共同通信

 大阪・関西万博のガイドブックに掲載された会場マップを複製し、フリマサイトで販売したとして、警視庁は8日、著作権法違反の疑いで、大阪府の男性会社員(57)を書類送検した。
(万博会場マップ、複製し販売疑いで書類送検(共同通信) – Yahoo!ニュース)

万博マップ複製し不正販売容疑 450枚か、会社員を書類送検 警視庁
10/8(水) 14:29配信 時事通信

 大阪・関西万博の会場マップを無断で複製しフリーマーケットサイトで販売したとして、警視庁久松署は8日、著作権法違反の疑いで、大阪府守口市の会社員の男(57)を書類送検した。
 「小遣い欲しさにやった」と容疑を認めている。
 同署によると、男はコンビニのコピー機で複製し、これまでに約450枚を販売。計約11万円を売り上げたという。同署は起訴の判断を検察に委ねる「相当処分」の意見を付けた。
(万博マップ複製し不正販売容疑 450枚か、会社員を書類送検 警視庁(時事通信) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年10月12日

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