
6月30日。万博開幕から79日目の夢洲は、照りつける太陽と、人々の熱気で蒸されるような一日となった。
大阪メトロ・夢洲駅を出た先、東ゲートにはすでに列ができ、地面からの照り返しにじわじわと汗が滲む。気温は34度。ここが祝祭の門でなければ、誰も並ばぬに違いない。
この日を記念するのは『コンゴ民主共和国』。太陽の国の太陽の日にふさわしく、ナショナルデーが現実と幻の狭間にひらかれる。かすかに聞こえる打楽器の音、草を編んだ衣のような飾りつけ、まだ見ぬ土地の空気を一瞬吸い込むような気分になる。
来場者は一般10万2000人、関係者1万7000人。総勢11万9000人がこの空間に集まった。
日傘を差す者、冷たい風を探す者、涼しげなパビリオンの影に身を寄せる者——人の形をした風景が、広がっていた。
熱中症への対策として、協会は日傘の貸出やパラソルの増設を進めている。現実と理想のせめぎあいのなか、救急搬送はこの日わずか1件。ぎりぎりの均衡のなかで、夢洲はかろうじて祝祭のかたちを保っていた。
そして足元では、建設業者たちの未払いという新たな現実も顔を出す。
交野市では、支払いを受けていない者たちのための相談窓口がひらかれた。太陽の下、夢と現実が、今日も同時に進行している。
【速報】万博東ゲート前は長蛇の列 週末は花火開催で大混雑『並ばない万博』かかげるも…東ゲート午前9時台は「満員」状態続く 増え続ける来場者1000万人を突破
6/30(月) 8:52配信 MBSニュース万博開幕から79日目となった6月30日。大阪メトロ・夢洲駅の利用者が集まる東ゲートには、長蛇の列ができていました。大阪の予想最高気温は34℃となっていて、並ぶ人たちの中には日傘をさす人の様子がみられました。
東ゲートのこの先2週間の入場枠の状況です。6月30~7月13日の午前9時台、6月30日、7月4~6日、11~13日の午前10時台の入場枠は満員です。
西ゲートのこの先2週間の入場枠の状況です。6月30日、7月2~13日の午前9時台、7月4~6日、11~13日の午前10時台、7月5日の午前11時台の入場枠は満員です。
(【速報】万博東ゲート前は長蛇の列 週末は花火開催で大混雑『並ばない万博』かかげるも…東ゲート午前9時台は「満員」状態続く 増え続ける来場者1000万人を突破(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
万博協会、パラソルを増設 暑さ本格化、日傘貸し出しも
2025年6月30日 17:26 共同通信日本国際博覧会協会(万博協会)の高科淳副事務総長は30日の定例記者会見で、大阪・関西万博会場の熱中症対策について「最大限の警戒で取り組む」と強調した。日陰をつくるため、パラソルの増設や来場者への日傘の貸し出しを行う。近畿地方は27日に梅雨明けしたとみられ、暑さが本格化している。
万博協会によると、1日当たり数件の救急搬送事案が起きている。このうち熱中症疑いによる搬送は今月29日までに計20件あった。
熱中症対策として、会場内に300基以上のパラソルを設置。自動販売機や給水設備も計300カ所以上設けている。高科氏は、今後は臨時休憩所の開設も検討していると説明した。(共同通信)
(万博協会、パラソルを増設 暑さ本格化、日傘貸し出しも | 共同通信 ニュース | 沖縄タイムス+プラス)
【速報】万博30日(月)の一般来場者は10.2万人 1日から一部店舗・飲食店の夜の営業時間が延長
2025年7月1日 9:41 YTV NEWS NNN万博協会が1日に発表した、6月30日(月)の大阪・関西万博の一般来場者数は、速報値ベースで約10万2000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約11万7000人でした。
4月13日の開幕以降、一般来場者の累計は約876万人、関係者を含めた総来場者の累計は約1016万人で、6月29日には総来場者数が1000万人を突破したとして、会場内で記念セレモニーが行われました。
(【速報】万博30日(月)の一般来場者は10.2万人 1日から一部店舗・飲食店の夜の営業時間が延長(2025年7月1日掲載)|YTV NEWS NNN)
【速報】万博28日(土)に総来場者数が初めて20万人を超える チケット販売枚数は1500万枚突破
6/30(月) 15:39配信 読売テレビ万博協会は30日、6月28日までの詳細な来場者数を発表し、28日はパビリオンの関係者などの関係者を含めた総来場者数が初めて20万人を突破していたことが分かりました。
万博協会が発表した28日の一般来場者数は18万4990人、関係者を含めた総来場者数は20万2819人。この日は万博会場の夜空を花火で彩る「Japan Fireworks Expo」(大曲の花火)が開催され、多くの来場者でにぎわっていました。
また、6月27日までに販売されたチケットの合計枚数は約1509万枚で、前週の発表(20日までの販売数)から約41万枚増えました。
これまで、万博の期間中の来場者数は「2820万人」と想定されていた一方、万博協会の石毛博行事務総長は、「2820万人は準備を行っていく中での想定の数字であり、目標で置いているわけではない」との見解を示していました。チケット販売枚数の目標は2300万枚、赤字を回避するラインは1840万枚とされています。
(【速報】万博28日(土)に総来場者数が初めて20万人を超える チケット販売枚数は1500万枚突破(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)
万博パビリオン「工事費未払い」の相談窓口を設置 大阪・交野市
6/30(月) 12:30配信 朝日新聞大阪・関西万博のパビリオンの建設工事をめぐり、事業者らが工事代金の未払いを相次いで訴えていることを受けて、大阪府交野市は30日、事業者らの相談窓口を設置した。5月下旬に結成された「被害者の会」から、市内にも未払いの影響を受ける業者や従業員がいると伝えられたという。
「被害者の会」はこれまでにアンゴラ、マルタ、中国などのパビリオンの工事に携わった業者への代金の未払いがあると主張している。
交野市は市内に拠点をもつ業者などを対象に、北大阪商工会議所や市の顧問弁護士と連携しながら資金繰りや融資などの相談を受ける。市内に住む未払いがある業者の従業員らの相談にも対応するとしている。
(万博パビリオン「工事費未払い」の相談窓口を設置 大阪・交野市(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)
小嶋織物 大阪万博「関西パビリオン 京都ゾーン」に織物壁紙を展示
小嶋織物(株)は、6月30日(月)〜7月6日(日)の期間、大阪・関西万博「関西パビリオン 京都ゾーン」に「光り輝く織物壁紙」を展示中である。
「光り輝く織物壁紙」は、パビリオンの期間テーマ「産業・未来を織りなす」に沿って、織物壁紙にLED照明を埋め込んでつくられたもの。織物壁紙にデジタルプリントされたミャクミャクに手を近づけると京都の風物詩「五山の送り火の大文字」が灯される。
(2025/06/30 小嶋織物 大阪万博「関西パビリオン 京都ゾーン」に織物壁紙を展示)
万博マスコット集結でダンス ミャクミャクも、観客からアンコール
7/1(火) 15:15配信 毎日新聞大阪・関西万博で6月30日、万博に参加する国と地域、パビリオンのマスコットキャラクターが集結し、ステージでダンスを披露するイベントが開催された。マスコットを通じて国と地域とのコラボレーションを実現し、来場客に楽しんでもらおうとオーストラリアパビリオンが呼びかけた。
同国パビリオンのステージには豪州をはじめ、米国やチェコ、EUなど20体のマスコットが登場。豪州の音楽グループ「ザ・ウィグルス」の「ホット・ポテト」に合わせてジャンプをしたり、普段は見ることができないリズミカルな動きを披露した。
(万博マスコット集結でダンス ミャクミャクも、観客からアンコール(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)