
東京を発ち、遥か西方の人工島・夢洲を目指す弾丸行。万博滞在はわずか5時間。だがその記録は、むしろ異常な濃密さを帯びていた。混雑をすり抜け、厳選されたパビリオンを駆け抜け、異文化の断片を味わい尽くす。まるで夢の通り道に迷い込んだような一日。
東京に戻る頃には、幻のような疲労と充足が同居する。そんな日帰り体験記が、読む者の胸に奇妙な火を灯す。ほんの数時間で、果たしてどこまで夢を見ることができるか――万博とは、そういう場所だった。
東京から日帰り大阪万博レポート 滞在5時間、予約なしでこれだけできた
4/23(水) 11:44配信 ITmedia NEWS東京に住む筆者も「行ってみたい!」と思い立ち、開幕から5日目の17日木曜日、早朝の新幹線に乗り、日帰りで訪問した。
会場にいられたのは、午前10時前から午後2時半ごろまでの5時間弱。時間的制約の中、パビリオンの事前予約なしでどこまで楽しめたかを報告する。
午前6時:東京駅から新幹線に乗る
午前9時半:夢洲駅着、手荷物検査に並ぶ
午前10時:大屋根リングに上り「来て良かった」と実感
午前10時15分~:スペインとタイのパビリオンで困惑
午前11時~:「夜の地球」「コモンズF」「トルコ」
午前11時45分:予約したオーストラリアに入る
午後0時:もう足が痛い モンテネグロで寝転がる
午後0時40分:ウクライナブースで戦争のリアルを知る
午後1時:オーストリアの「カイザーシュマーレン」を食べる
午後2時:大屋根リングでサウジアラビアのダンスを見る
午後2時半:後ろ髪を引かれながら退場
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