いよいよバイエルン vs ユヴェントス - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2016/03/16
いよいよバイエルン vs ユヴェントス

ユヴェントスは中心選手が欠場
バイエルンだって守備はがたがた
グアルディオラは頭はプレミアになんて言われているから
何が何でも勝たなくてはならない
バイエルンが有利だと言っても
ブッフォンは「長丁場の戦いであれば代償は高いが、一度限りの戦いであれば乗り切れるだろう」
とぞくぞくさせる。

ファーストレグを2-2で終え、敵地でのセカンドレグで準々決勝進出を目指すユヴェントスだが、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオ、同DFジョルジョ・キエッリーニが同試合を欠場することが決まった。『UEFA.com』が伝えている。ディバラは、15日に行われたトレーニングで左足ふくらはぎを負傷。トレーニングを早めに切り上げ、精密検査を受けた。診断の結果、筋肉の損傷は回避されたものの筋肉疲労が確認され、バイエルン戦の招集メンバーから外れることとなった。また、ユヴェントスは14日のトレーニングで負傷したマルキージオ、キエッリーニが招集外となっており、主力3選手を欠いてアウェーでのセカンドレグに臨むこととなった。一方、出場が危ぶまれていたクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチは招集メンバーに名を連ねている。(SOCCER KING)

バイエルン・ミュンヘンは敵地の第1戦でユベントスに2―2で引き分け。アウェーゴールを2点挙げたことで優位に立っているが、グアルディオラ監督は「ユベントスはリーグ戦で10試合連続でゴールを許していないので、第2戦はとても難しい試合になるだろうと予測している」とホームでの第2戦に向けて気を引き締めた。対するユベントスはMFマルキジオ、第1戦で1得点を決めたFWディバラの主力2人が左ふくらはぎを痛めて欠場濃厚。また、敵地の第1戦を2―0で先勝したバルセロナは、ホームでアーセナルを迎え撃つ。(スポニチアネックス)

ディバラとマルキージオは2人とも左ふくらはぎを痛め、16日のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のバイエルン・ミュンヘン戦欠場が決定した。第1戦はユベントスのホームで2-2と引き分けており、アウェイに乗り込む第2戦の結果しだいでベスト8進出の可能性を大いに残していた。チームの支柱であるディバラとマルキージオの離脱はあまりに大きなダメージだ。特にマルキージオは20日ほど離脱する見込みで、しばらく起用できない。守備の要ジョルジョ・キエッリーニとエースFWマリオ・マンジュキッチもコンディション不良でバイエルン戦欠場が濃厚となっており、イタリア王者は窮地に立たされている。多くの主力抜きでアウェイゴール2つを奪われ不利にある状況をひっくり返すことができるだろうか。対するバイエルンは守備陣を除いて万全な状態にある。ジョゼップ・グアルディオラ体制最終年の今季、欧州制覇に燃えるドイツ王者はユベントスにとってあまりに厳しい相手だ。(フットボールチャンネル)

グアルディオラ

バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督は記者会見で「(第1戦を)5-0で勝利したかったが仕方ない。ユヴェントスは特別なスピリットを持っている。いつも通り難敵だ。勝利に向けて全力を尽くす必要がある。この“決勝”とも言える対戦を楽しみにしているよ」と試合を見据えた。((SOCCER KING))

「ユヴェントスはユヴェントスだ。彼らは強敵だし、イタリアのチームの思考も理解している。それはマルキージオやディバラなしでも変わらない」「大きな戦いだ。両チームにとっては決勝だよ。我々は雪のために少ししか練習ができなかったが、準備はできていることを望んでいる。勝てなかったら何が起きるかわかっているよ。そのプレッシャーも役割も理解しているからね」(theWORLD)

ユヴェントスホームで行われたファーストレグは、互いに譲らず2-2の引き分けに終わった。グアルディオラ監督は1試合目をこのように振り返っている。ドイツ『シュポルト1』がコメントを伝えた。「ひとつのスコアだ。5-0で勝った方が良かっただろうが、2-2だ。サッカーではあり得ることだし、過去のことだよ。プレーヤーたちとは、明日の試合を勝つためにどうすれば良いか話している」ユヴェントスはMFクラウディオ・マルキージオやFWパウロ・ディバラらが2ndレグを負傷で欠場する見込みだ。「だが彼らはユーヴェだよ。いつもどおりの強力なチームだろう。私はイタリアのメンタリティーを知っている。彼らはそのメンタリティーで無数のトロフィーを獲得してきた。マルキージオがプレーしようと、マルキージオが欠場しようと、そのメンタリティーは変わらない」「ユーヴェのプランについては分からない。ただ、彼らは攻撃と守備の両方が上手い。10人で引いて守れる。あの守備の強さは、好みなスタイルではないが、リスペクトしているよ。その一方、もちろんユーヴェは攻撃的なプレー、ポゼッションサッカーもできる。アントニオ・コンテもクラブにより攻撃的なサッカーを導入したね。いずれにしても彼らとの試合を決めるのはディテールになるよ」「序盤からスコアを気にしてプレーすることはない。我々は試合をつくることを試みなければいけないんだ。我々の強みを発揮しながら、彼らの弱点を突くことができたらね。彼らは最近のリーグ戦で失点していないが、我々は今回もゴールを決めるようにトライするよ」また、長くユヴェントスのゴールマウスを守り続けるGKジャンルイジ・ブッフォンについては、こう語った。「(ジャンルイジ・)ブッフォンのクオリティーについて話す必要はないだろう。彼は偉大だね。もちろんチームとして勝利を目指すゲームだが、彼がこれほど長い間、あの素晴らしい姿勢で続けていることは称賛しなければいけない」「これからもできるだけ長く続けて欲しいね。これほどのスポーツ選手と対戦できることを光栄に思っている。だが、私は我々が彼相手にできるだけ多くのゴールを決められることも望んでいるよ」(Goal)

リベリー

「俺はフィットしている。練習でプレイするのと試合でプレイするのは違うけどね。明日は勝ちにいくし点を取りに行くよ。忍耐も必要なことはわかっている。ユヴェントスは守備が堅く、休養も十分だ。危険なチームだね」(theWORLD)

「ユヴェントスのディフェンスはすごく強いと思う。それは誰もが知っている。イタリアらしいメンタリティーがあって、守備陣には素晴らしい選手たちがいる。ほとんどスペースを与えてくれない」「2013年にもユヴェントスと対戦したけど、やはり大変な試合だった。でも、僕らはそういう守備を突破できるようにしなければならない。インテリジェンスのある戦いをするべきだけど、ユヴェントスの守備のことをあまり気にしすぎるべきではないよ」「ブッフォンはこの年齢になっても世界最高のGKの一人だ。キャリアの中で、クラブと代表チームで勝ち取ってきたものを見るだけでも分かる」「直接の知り合いではないけど、機会があればいつもあいさつを交わしているよ。僕にとって世界最高のGKはノイアーだけど、ブッフォンも最高の選手の一人だね」(Goal)

レヴァンドフスキ

「僕らも1戦目のはじめの60分はよかった。でもワンチャンスを生かされた。注意しなければならない。僕らはドローを狙わないよ。ユヴェントス相手にそういう心持ちは不十分だからね」(theWORLD)

心の友・トニ

独『Bild』でトーニは「僕の心はバイエルンにあるよ。得点王は何度か取ったことがあるけど、クラブでタイトルを取れたのはバイエルンだけだったんだ。素晴らしい時間を過ごしたよ」と思い出を語った。また、今回の対戦については「ヨーロッパのビッグクラブ同士の対戦になる。ユーヴェは素晴らしいクオリティを持っているし、守備も堅い。特にモラタには注意しなければならないね。彼はカウンターのときに危険な存在だ。でもバイエルンはホームだし、ファーストレグを有利な形で終えているから、突破できるチャンスがあると思うよ」と自身の意見を示した。また、今もバイエルンのMFフランク・リベリとはいい関係のようだ。同紙の企画でビデオメッセージを送りあっており、リベリが「チャオ、ルカ。ミュンヘンに来ないの? バイエルンがユヴェントスを倒せるよう祈っててよ」と送れば、トーニは「ハロー、フランク。ユヴェントス戦では幸運を祈っているよ」と返している。また、リベリのプレイ面に関しては「彼はまだ試合を変えられる力を持っている。彼がバイエルンで多くの成功を掴めることを望んでいるよ」とコメントした。(theWORLD)

アッレグリ監督

アッレグリ監督のコメントを、クラブ公式サイトが掲載した。ユヴェントスは2月23日に行われたファーストレグで、2点のアウェーゴールを許しながらも2-2のドローに持ち込んだ。準々決勝進出にはこの試合に勝つか、3-3以上のスコアで引き分けなくてはならないが、バイエルンは今シーズンのホームゲームで15勝1敗と無類の強さを誇っている。敵地での決戦を前にアッレグリ監督は「我々は偉大なパフォーマンスを必要とする。それができなければ、次のラウンドへ進出する可能性は少ない。バイエルンは60パーセント以上のポゼッション率で試合を支配するだろう。だが、弱点もあるはずだ」と意気込みを語った。(SOCCER KING)

マッシミリアーノ・アッレグリ監督は前日会見で、ディバラを招集しないと決めたのは自分だと明かしている。クラブの公式ウェブサイトやイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。「ディバラの筋肉に損傷はなかった。だが、腱に痛みがある。私が彼を家に残すと決めた。明日の試合で起用すれば、シーズン終盤戦に向けてリスクとなるからだ。1カ月半も彼を失うことになるのは適切じゃない。我々にはリーグ戦の9試合とコッパ・イタリア決勝があるんだ」(Goal)

アッレグリ監督は前日会見で次のように述べている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がコメントを伝えた。「悲劇とか言われているが、人生における悲劇とはもっと別のことだ。我々には素晴らしいチームがあり、3選手を欠くというだけだよ。明日の試合でピッチに立つのが、普段より弱いユーヴェになるわけじゃない。我々には欠場者の穴を埋めるだけの力があるからだ。明日の試合に出場する選手は、こういう特別な試合でベストのプレーができるだけの特長を持つ選手たちだからだ」「まだメンバーは決めていない。今晩、眠れなくなることはないよ。アタッカーを1人だけにすることもあり得る。(アルバロ・)モラタはコンディションが良くなっているんだ。今はとても好調だよ。明日の試合で大事なのは、誰がプレーするかじゃない。どういうプレーをするかだ」ファーストレグでは2点ビハインドを追いついたユーヴェだが、アウェーゴールを2つ献上しているだけに不利な状況であることは変わらない。ベスト8に進むには、試合に勝つか、3点差以上での引き分けが必要だ。「バイエルンはバルセロナやレアル・マドリーと並ぶ優勝候補だ。優勝候補の一角と戦うときは、2試合の勝負をうまく一発勝負へともっていく必要がある。我々はそれに成功した。勝つか、3-3のドローが必要だ。彼らの攻守におけるプレーを考えれば、明日も0-0で終わることはないだろう。ファーストレグは、試合が決して最後までどうなるか分からないことを示している」「しっかりと落ち着き、正しい緊張感をもって、とても明晰にプレーする必要がある。特に攻撃面ではね。明日は考えるのではなく、やるんだ。結果は最後にみよう。ビッグパフォーマンスをしなければ、ラウンドは突破できない。相手は試合の6~7割を支配するチームだが、弱点もあるんだ。我々はそれを生かしたい」(Goal)

ブッフォン

イタリアメディア『Football ITALIA』がコメントを伝えている。ユヴェントスは、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオ、同DFジョルジョ・キエッリーニと主力3選手を欠くこととなった。ブッフォンは「強いと思われているチームは、20人、あるいは25人の厚い選手層を持っているものだ。チームのリスペクトが違いを生み出す。明日はそのことを証明する素晴らしい機会だ」と語った。そして「長丁場の戦いであれば代償は高いが、一度限りの戦いであれば乗り切れるだろう」と、コメント。チームへの信頼を明かし、敵地での一戦へ自信を見せた。(SOCCER KING)

ディバラ

ディバラは、15日に行われたトレーニングで左足ふくらはぎを負傷。トレーニングを早めに切り上げ、精密検査を受けた。診断の結果、筋肉の損傷は回避されたものの筋肉疲労が確認され、バイエルン戦の招集メンバーから外れることとなった。ディバラは左足の治療を行っている自らの写真をインスタグラムに投稿。「素晴らしいチームメイトと共にミュンヘンでの一戦に臨むことができなくなって残念でならない。それでも、できる限り早く復帰できるように治療を進める」と綴り、欠場に落胆しながらも、早期復帰を約束した。(SOCCER KING)

カペッロ

「ユヴェントスが勝ち上がる確率は40%だ。ユヴェントスがバイエルンに勝つには何か特別なことをしないといけないだろう。バイエルンの方が優秀な選手を多く抱えているし、私は彼らの方が優れていると思う。我々はユヴェントスが1stレグの後半で見せたプレイ以上のものを期待しないといけないよ」(theWORLD)

ユベントスがチャンピオンズリーグ(CL)で準々決勝に進出することができれば大金が手に入るようだ。15日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。同メディアによると、準々決勝進出によってUEFAから600万ユーロと放映権料の250万ユーロ、そして入場料収入300万ユーロとスポンサーのフィアット社から100万ユーロを獲得できるとのこと。これにより総額1250万ユーロ(約15億7000万円)を手にすることができる。ユベントスは1stレグをホームで戦いバイエルン・ミュンヘンを相手に2-2の引き分けに終わっていた。2ndレグはアウェイでの試合となるが、勝利すれば文句無しに準々決勝進出を果たすことができる。果たして、ユベントスは大金を手にすることはできるのだろうか。(フットボールチャンネル)