キミッヒがラーム後釜最有力
今度は右サイドバックでもいい感じ
2代目ラームを襲名したキミッヒ、クラブでもその役割を担うか コーチ「何の問題もない」
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ドイツ代表の右サイドバックとして大きなインパクトを与えたキミッヒがクラブでも同じ役割を担う可能性がありそうだ。
先日の北アイルランド戦でEUROデビューを果たしたキミッヒ。本職の中盤ではなく、右サイドバックでの出場となったがチームトップクラスの活躍を見せ、勝利に大きく貢献している。その姿は元ドイツ代表でクラブでは先輩にあたるフィリップ・ラームのようでドイツメディアも称賛を惜しまなかった。また、この活躍で所属先のバイエルンでもラームの後継者として期待できるのはという声が上がっている。
バイエルンのヘルマン・ゲルラントアシスタントコーチは独『tz』で「ラームがバイエルンでのキャリアをあと2年で終えたとしても何の問題もない。キミッヒがいるからだ。もちろん決めるのはカルロ・アンチェロッティだけどね」と話し、キミッヒが右サイドバックとしてプレイする可能性を示唆した。
また、ラームとキミッヒの比較については「選手の比較は難しいが、ラームは世界屈指のサイドバックだ。キミッヒが彼のレベルに到達するにはもう少し技術が必要だ。でも彼はいい青年だよ。常に全力で完璧にプロフェッショナルだからね」と話している。
ラームという偉大な選手の後釜を発見した可能性のあるバイエルン。昨季ディフェンスラインに怪我人が続出し、キミッヒがCBなどを務めることになったが、このような結果になろうとしているとはまさに怪我の功名と言えるだろう。