アーセナルからアレクシス・サンチェスを狙う
ここでグアルディオラのシティと争奪戦が繰り広げられる
イタリアの絶対王者ユベントスが、来季のアタッカー補強としてアーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスの獲得に動いているという。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。ユベントスにとってサンチェスの獲得は、前任で現イタリア代表アントニオ・コンテ監督の時代からの悲願だとしている。ウディネーゼでプレーしていたサンチェスは、フランチェスコ・グイドリン監督に率いられた2010-11シーズンに大活躍を見せ、チームをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場に導き、リーグ最優秀選手賞も受賞している。その際にユベントスは獲得に動いたが、バルセロナとの争奪戦に敗れていた。ユベントスは、レアル・マドリードがスペイン代表FWアルバロ・モラタの買い戻しオプションを行使することが決定的な状況下で、FWの補強が必要不可欠になっている。モラタの移籍で3000万ユーロ(約39億円)が入ることから、その金額にプラスアルファして高額な移籍金がかかる選手を、収支上は割安で獲得することをプランにしているという。
一方で、来季からカルロ・アンチェロッティ監督が就任するバイエルン・ミュンヘンと、そのバイエルンからジョゼップ・グアルディオラ新監督を招き入れるマンチェスター・シティも、サンチェス獲得の意向を持っているという。しかし、バルセロナへの移籍時にはマネーゲームから撤退したユベントスも、3000万ユーロの下駄を履いている今季に関しては強気な交渉を仕掛ける見込みだとしている。(Soccer Magazine ZONE web)