REVISITED 2026

トリトンスクエア

トリトンスクエア

晴海の海辺を歩いてトリトンスクエアへ入ると、ひとつの数字が街のあちこちから姿を現す。「3」である。名の由来となったギリシア神話の海神トリトン。その響きに含まれる「Tri」には、職・遊・住という三つの機能と、街の象徴である三本の高層タワーが重ねられている。

数字の3は、二つのものの間にもう一つを置く。仕事と暮らしの間には遊びがあり、建物と建物の間には歩く時間がある。オフィス、住宅、ショップ、レストランが一つの敷地に並ぶこの街では、用事だけを済ませて通り過ぎるより、少し寄り道をしたくなる。

その寄り道を受け止めるのが、花のテラス、緑のテラス、水のテラスだ。ここにも律儀に三つがある。花、緑、水という並びは、都市の中へ小さな風景を順番に差し込む仕掛けのようでもある。名前を目で追うだけで足取りが変わり、次のテラスまで歩いてみようという気になる。巨大な街を案内するのが、簡潔な三つの言葉なのも面白い。

東京駅から3キロ、銀座から2キロ。かつて晴海団地があった場所には、職・遊・住がまとまりをもって配置された街が生まれた。過去を消して別の場所になったというより、人が暮らし、働く時間の上に、新しい歩き方が重ねられたように感じられる。

昼には人が憩い、夜には水辺の静けさが街を包む。三本のタワーばかりを見上げていたはずが、帰るころには三つのテラスの名が残っている。トリトンスクエアの「3」は説明のための数字ではない。街を急がず巡るための、ささやかな道しるべなのである。

トリトンスクエア

 

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トリトンスクエア

ARCHIVE DATA

PLACE / EXPERIENCE

場所・会場
トリトンスクエア
所在地
中央区晴海1丁目
その他の事実メモ
日本最大級の街が東京湾岸に誕生
晴海アイランド トリトンスクエア
トリトンスクエアロゴ トリトンスクエアのネーミングの由来は,ギリシア神話の海の神である「トリトン」からきている。また「トリ(Tri)」は,数字の3を意味し,街の「職・遊・住」の3つの機能と,街のシンボルタワーとなる3本の超高層ビル「トリプルタワー」をイメージしている。
 東京湾のウォーターフロントに誕生した新しい街――今年4月にオープンした晴海アイランド トリトンスクエアは,東京駅から3km,銀座から2kmのロケーションにある,いま東京で最も話題となっているスポットだ。東京ドームの約8倍の敷地に,最先端のオフィスビルや流行のショップ,レストラン,高層住宅など,「職・遊・住」のそれぞれの機能を満たした施設がまとまりをもって配置されている。(鹿島建設株式会社)
(晴海アイランド トリトンスクエア)
update: 2026年4月26日11:46 pm  2024年9月24日