
10月7日、火曜日。夢洲の朝は、いつにも増してざわめいていた。空はよく晴れ、秋とは思えぬほど陽射しが強く、海風がまだ夏の名残を運んでいた。『大阪・関西万博』の入場者数は、一般20万9000人、関係者2万2000人、合計23万1000人。閉幕まであとわずか6日。会場の熱気は、まるで最後の祭りに向かう群衆の息遣いのように膨らんでいた。
夢洲駅から東ゲートへと続く列は、朝の9時にはすでに長蛇。人々は汗をぬぐいながら、それでも笑顔だった。ここに来ること自体が、すでに一つの儀式であるかのように。係員の呼びかけが響く。
「チケットをお持ちでない方は夢洲への来訪をご遠慮ください」――それでも、海風に揺れる人の列は途切れない。最後の週、最後の夢、誰もが見届けようとしている。
マダガスカルのナショナルデーでは、太鼓と笛が鳴り響き、異国のリズムが海辺の空気を震わせた。足元の地面まで踊りだすようだった。遠い島国の音楽が、夢洲の風と溶け合い、一瞬この地を「世界の交差点」に変える。
一方、パナソニックの「ノモの国」では、α世代の子どもたちが未来の技術に触れてはしゃいでいた。10万人を超える彼らの笑顔は、万博の掲げる「いのち輝く未来社会」という言葉を、最も純粋な形で体現しているようだった。
そして、もう一つの小さな奇跡――「つじさんの非公式マップ」。100万部を超える印刷数を記録した。誰もが迷う夢洲の迷宮を、一本の線で導くように描いた地図。公式でも企業でもない、ひとりの来場者の熱意が作り出した“もう一つのレガシー”。
人の群れ、音楽、テクノロジー、手作りの地図――それらが渦を巻くように溶け合い、夢洲という島は今日もゆっくりと燃えていた。閉幕が迫るほど、祭りは美しく、少し切ない。10月の空の下、夢洲はまるで心臓のように脈打っていた。
ラスト万博へ…きのう7日(火)の一般入場者数は?「万博閉幕」トレンド入り
2025.10.8 09:45 Lmaga.jp『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の10月7日(火)の入場者数は、一般20万9000人、関係者2万2000人、合計23万1000人。場外への救急搬送件数は1件(うち熱中症(疑い含む)0件)だった。
ついに閉幕まで1週間を切った万博。7日は会期中で最後の火曜日となった。SNSでは「最後の万博」「万博最終日」「ラスト万博」「万博閉幕」などのワードが軒並みトレンド入り、「最終日にして夕方頃、大屋根リングの上に行ってお散歩も良きでした」「おかげでたくさん思い出作れました!最終日まで平和に開催されますように!」「本当に感謝です」といった閉幕に向けて来場者の思い出の投稿が飛び交っている。
(ラスト万博へ…きのう7日(火)の一般入場者数は?「万博閉幕」トレンド入り | Lmaga.jp)
【大阪・関西万博】最後の1週間に 7日も多くの人が会場に 6日の一般来場『21万人』で累計は『2400万人』を突破 9月12日から20万人超の来場続く
2025年10月7日 火曜 午前11:27 関西テレビ大阪・関西万博の会期は、来週13日の閉幕を前に残り1週間となりました。
7日も会場では、開場前から東ゲートに大勢の列ができていました。
博覧会協会によると、6日の一般来場者は速報値で21万人で、累計では2400万人を超えました。
こうした混雑状況の中、博覧会協会は、会期終盤が近づくにつれ、来場日時予約済みのチケットを持っていない人が夢洲に来ることが増えているとして、「来場される皆さまの安全確保ならびに円滑な誘導のため、万博の日時予約済みチケットをお持ちの方(若しくは当日券の交換をご希望の方)以外の方は、夢洲への来訪をお控えいただきますよう、ご協力をお願いします」とコメントを発表しています。
(【大阪・関西万博】最後の1週間に 7日も多くの人が会場に 6日の一般来場『21万人』で累計は『2400万人』を突破 9月12日から20万人超の来場続く|FNNプライムオンライン)
【速報】“残りわずか”万博7日(火)の一般来場者は20.9万人 26日連続20万人超え
10/8(水) 9:43配信 読売テレビ万博協会が8日に発表した、10月7日(火)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約20万9000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約23万1000人でした。
10月13日の閉幕まで残り1週間を切りましたが、“駆け込み”の来場者で連日混雑し、一般来場者数が20万人を超えるのは26日連続、関係者を含めると28日連続となりました。
(【速報】“残りわずか”万博7日(火)の一般来場者は20.9万人 26日連続20万人超え(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)
【万博】閉幕まであと6日 フィナーレに向け特別スタンプも登場 大阪9日ぶりの真夏日も賑わい続く
2025年10月7日 16:48 読売テレビ東ゲートから会場を後にされる方もいらっしゃいますが、もう間もなく午後4時になりますと、夜間券を持った方の入場が始まりますので、また入場のラッシュタイムを迎えるというような時間帯になっています。
7日の万博会場は、実はちょっと季節が逆戻りしたような天候になっていまして、大阪市内の今日の最高気温が31.2℃ということで、9日ぶりの真夏日ということになりましたので、万博会場の皆さんも日傘をさして暑さをしのぎながら楽しんでいらっしゃいます。
そんな中、東ゲートを入ってすぐのところに人だかりができている場所がありまして、何を皆さんされているかと言いますと、スタンプを押していらっしゃるんです。
(【万博】閉幕まであと6日 フィナーレに向け特別スタンプも登場 大阪9日ぶりの真夏日も賑わい続く (2025年10月7日掲載)|日テレNEWS NNN)
【ラスト万博】けさもゲート・チケット引換所前は人でいっぱい 6日(月)は21万人が来場 残り1週間切り累計2400万人突破! 協会は「チケットをお持ちでない方の夢洲訪問が増えてきています」注意呼びかけ
10/7(火) 9:38配信 MBSニュース10月7日火曜日。大阪・関西万博は来週13日(月)の閉幕まで残り一週間を切りました。午前9時ごろの会場東ゲート前の映像を見ると、ゲートに直結する大阪メトロ夢洲駅から絶え間なく人が出てきて入場待ち列に並んでいく様子が確認できます。入場待ちの列だけでなく、その奥のチケット引換所の前にも長い列ができていました。
きょうの大阪の天気は晴れのち曇り、予想最高気温は29℃となっていて、降水確率は夕方まで10%の予報です。
(【ラスト万博】けさもゲート・チケット引換所前は人でいっぱい 6日(月)は21万人が来場 残り1週間切り累計2400万人突破! 協会は「チケットをお持ちでない方の夢洲訪問が増えてきています」注意呼びかけ(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
大阪万博「つじ」さんの非公式マップ、100万枚突破
10/8(水) 12:48配信 ITmedia NEWS大阪・関西万博のパビリオンを案内する非公式マップを作成し、コンビニ印刷可能な状態で提供してきた「つじ」さんが10月7日、マップの印刷総数が100万を超えたとXで明らかにした。
「フジフィルムさんなのかセブンイレブンさんなのかわかりませんが枚数分かるシステムにしてくれてありがとうございます! おかげさまでモチベーション維持できました」と感謝している。
今回の万博では、公式の地図の無料配布がなく、オンラインマップも「使いづらい」と不評だった。
つじさんは開幕直後から、パビリオンごとの予約の要不要などが分かりやすく書き込んだマップを、コンビニ(セブン-イレブン)印刷可能な状態で公開。状況の変化に伴い内容を頻回にアップデートしてきた。
A4サイズのマップと、うちわ貼り付け用マップを提供。今回、両タイプを合計した印刷枚数(計上可能分)が100万を超えた。
(大阪万博「つじ」さんの非公式マップ、100万枚突破(ITmedia NEWS) – Yahoo!ニュース)
万博、パナソニック「ノモの国」実績&レガシー公表 市ノ瀬加那・潘めぐみ・悠木碧出演のアニメ制作、130万回超再生
10/8(水) 18:07配信 オリコンパナソニックホールディングスは7日、大阪・関西万博の同社グループパビリオン「ノモの国」の実績、レガシーを発表した。
「2025年10月5日にα世代の子どもたち10万人以上を含む来館者数が目標の45万人を達成しました。子どもたちやパートナー企業との共創を通じて得られた技術・知見は、今後の社会実装に向けたレガシーとしていかしていきます」と伝えた。
「ノモの国」は、ココロを映し出すふしぎな国・ノモの国の冒険を通じ、パナソニックが培ってきた「人の理解」の研究に基づく分析や、光・音・風など空間で五感を刺激する技術を体験できるパビリオン。使用済み家電や、工場で生まれる端材が使われるなど、資源循環型の取り組みも実施された。
(万博、パナソニック「ノモの国」実績&レガシー公表 市ノ瀬加那・潘めぐみ・悠木碧出演のアニメ制作、130万回超再生(オリコン) – Yahoo!ニュース)
1970年大阪万博・フランス館レストランのメニューは?現料理長も「仕込みが大変そう」と驚く本格派だった
10/9(木) 10:10配信 ハフポスト日本版フランスパビリオンは公式Xで10月7日、1970年大阪万博のフランス館レストラン「ル・コンコルド」のメニューを公開しました。
コース料理が中心で、フランス料理を前菜からデザートまで楽しめるものでした。
その中でも、メイン料理として提供された「グラタン ドーフィネ風」は、ジャガイモやチーズ、生クリームなどフランスの伝統的な食材を使ったグラタンでした。
デザートには、イチゴをふんだんに使った「ストロベリータルト」も提供されていたようです。
フランスパビリオン公式Xは、当時の料理長・小西忠禮さんが現在のフランス館レストランを訪れたことも明かしました。
小西さんはNHKの取材に、「本物のフランス料理を日本に広めたい」という思いで、調理をしていたと語りました。
今回、料理長を務めている和田崇志さんは、1970年のメニューを見て「仕込みとかが大変そうですね…」と話し、当時の熱意を感じていました。
(1970年大阪万博・フランス館レストランのメニューは?現料理長も「仕込みが大変そう」と驚く本格派だった(ハフポスト日本版) – Yahoo!ニュース)
清水ミチコ、万博の激レア展示と2ショット&心境 小学生時代の「人生の中で一番好きな旅」明かす
10/8(水) 16:56配信 オリコンタレントの清水ミチコが、7日に更新された大阪・関西万博「イタリアパビリオン」の公式SNSに登場した。
イタリア館は「#PadiglioneItalia(イタリア館)に、日本の有名な女優・歌手・ものまねタレント・コメディアンの清水ミチコさんが来館!ファルネーゼのアトラスの前で、その象徴的な力が医療・文化・歴史など多くの分野で今なお有効であることを強調しました」と紹介。
イタリア館は、「ファルネーゼのアトラス」は、紀元2世紀の印象的な大理石彫刻で、今回の万博が日本初公開とあって、大きな話題に。「ファルネーゼのアトラス」だけでなく、超貴重な展示が多数あるイタリア館は、常時大行列となるパビリオンとなった。
清水は、世界的に貴重な彫刻をバックに、ラフなTシャツ&メガネ姿。「私は小学生の時に万博に来まして、それが人生の中で一番好きな旅になったので、今回も楽しみにして来た」と明らかにし、「ここがやっぱり一番すごくて、医学の勉強もできたり、自然の勉強もできたり、美術の勉強もできたりして、本当によくこんなすごいものを持ってきてくださったな」と語った。
(清水ミチコ、万博の激レア展示と2ショット&心境 小学生時代の「人生の中で一番好きな旅」明かす(オリコン) – Yahoo!ニュース)