グアルディオラを欲しがるアラバをバルセロナも欲しがる
76億円出すので躊躇しているらしいが
23歳のアラバにその額も考えられないならリストアップからはずすべき
バルセロナは、夏の移籍市場でブンデスリーガから左サイドバックを補強することになるのかもしれない。レヴァークーゼンDFウェンデルやバイエルン・ミュンヘンDFダビド・アラバへの関心が報じられている。スペイン『スポルト』によれば、久しぶりにミッドウィークの試合がなかった今週のスケジュールを利用し、ロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)らクラブ関係者は来シーズンの補強に向けた動きを見せているという。そのターゲットの一人だとされるのが、レヴァークーゼンでプレーする22歳のブラジル人左SBウェンデル。2014年夏に600万ユーロで加入した同選手の価値は、その3倍にまで高まっていると伝えられている。一方で、バルセロナのターゲットはアラバなのではないかとの報道もある。6000万ユーロに上るという高額の移籍金がネックとなる可能性もあるが、先週末にはクラブの国際スポーツディレクターを務めるアリエド・ブライダ氏がボルシア・ドルトムント対バイエルンの試合を視察しており、ドルトムントの数選手に加えてアラバもその視察の対象だったと報じられていた。(Goal)
バルセロナのスポーツディレクターを務めるアリエド・ブライダ氏が5日に行われたドルトムント対バイエルンの一戦を観戦しに来ていたと独『tz』が報じている。ブライダ氏はアラバの視察に訪れたのと同時にドルトムントのギュンドアン、オバメヤンの様子も見に来ていたようだ。アラバは現在23歳であるが、18歳の頃にはバイエルンでトップチームデビューを果たしている。当時、チームを率いていたルイ・ファン・ハール監督によって左サイドバックへとコンバートされ、現在そのポジションでは世界屈指の選手となっている。しかし、先日アラバは「中盤でいつかはプレイしたい。それを隠すつもりはない」と話し、話題になった。バルセロナならば、ジョルディ・アルバという絶対的な左サイドバックがいるため、中盤で起用されることが予想される。来季からバイエルンに就任することが決まっているカルロ・アンチェロッティ氏もアラバの残留を望むはずだが、どのような結末が待っているのだろうか。(theWORLD)