ベッケンバウアーが急がせたり
マンチェスター・シティが口頭で合意したと言ったり
チェルシーが欲しがると言ったりグアルディオラの周りがそわそわ
ラームやアンリもコメントするも結局どうなるか全くわからず
グアルディオラ監督とバイエルンの契約は今季までとなっている。そのため、クラブとの契約を延長するのか、来季は別のクラブで新たな挑戦に臨むのかが注目されているところだ。バルセロナ時代の同僚が幹部を務めるマンチェスター・シティの関心は常に噂の的となっており、最近ではジョゼ・モウリーニョ監督の立場が危ういとされるチェルシーからの関心も報じられている。だが、グアルディオラ監督は26日の会見で、契約延長について問われると、次のように述べている。ドイツ『シュポルト1』や『AZ』などが伝えた。「このテーマはいつも同じだね。私がここでそれに答えることはない。もうその話はうんざりなんだ。今は10月だよ。いずれにしても、まだ(バイエルンで)働く時間が7カ月も残っている」DFフィリップ・ラームは、グアルディオラ監督が今後も指揮を執り続けることを望んでいる。だが、グアルディオラ監督は感謝しつつ、将来について語ることはないと繰り返した。「私にとって、ラームは最初からチームで最も重要な選手だった。だから、私にとっても彼は特別な人であり、それは今後も同じだ。彼の発言はうれしく思っている。ただ、彼が違うことを言ったとしても、私の考えは変わらないよ」(Goal)
バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、チームの主将を務める元ドイツ代表DFフィリップ・ラームから受けた発言についてコメントした。26日付のドイツ誌『キッカー』が伝えている。バイエルンとグアルディオラ監督の契約は今シーズン終了時に満了を迎えるが、いまのところ契約延長交渉は進んでいない模様。キャプテンのラームは24日に行われたブンデスリーガ第10節のケルン戦終了後に、「今後も一緒に仕事をしたい」と残留を望む発言をしていた。渦中のグアルディオラ監督は、報道陣からラームの言葉が去就に影響を与えるかと問われると「フィリップとは毎日ではないにしろ、何度も話した。彼は私にとって重要な選手であったし、性格も素晴らしいね。彼はバイエルンを愛しているし、常にバイエルンのために全力を尽くしている」と述べ、ラームと良好な関係を築いていることを強調した。一方で、「私たちの意見が異なったとしても、それは変わらず、同じことだ」と自らの去就には影響しないことを明かした。(SOCCER KING)
バイエルンとグアルディオラの契約は今季までとなっており、契約を延長するかが話題となっている。契約を延長しなかった場合はマンチェスター・シティに行く可能性が濃厚と見られており、バイエルンのベンチには元レアル・マドリード指揮官のカルロ・アンチェロッティが座ることになるとの話もある。グアルディオラは先日の会見でアンチェロッティが後任候補に挙がっていることについて質問されたが、ノーコメントを貫いている。そんな中、英紙『デイリー・メール』はグアルディオラの行き先がマンCだけではないと伝えている。同メディアによると、グアルディオラは友人にロンドンのクラブを率いたいと語ったようで、プレミアリーグの選択肢がマンCだけではなくなっている。候補としてはチェルシーとアーセナルが挙がっており、どちらも実現不可能な話ではない。チェルシーはジョゼ・モウリーニョの下で不安定なシーズンを戦っており、今季の成績次第によっては首を切られる可能性もある。モウリーニョからグアルディオラへの変更はスタイルを180度変えるようなものになるが、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏が何をしてくるか予想することは難しい。(theWORLD)
アンリは
今季終了時にバイエルンとの契約が満了するグアルディオラ監督。現在不振に喘ぎジョゼ・モウリーニョ監督の進退が騒がれるチェルシー、2017年にアーセン・ヴェンゲル監督との契約が満了するアーセナル、古巣バルセロナ時代の友人が幹部を務めるマンチェスター・シティからの関心が取りざたされているところだ。2008年から2010年までバルセロナでグアルディオラ監督の指導を受けたアンリ氏は、スペイン人指揮官の英国行きを予想している。スペイン『スポルト』がコメントを伝えた。「ペップは遅かれ早かれイングランドに到着するはずだ。僕の予想では、周囲の人たちが考えているよりも早くイングランドに行くと思う」「彼は僕のキャリアの中で最高の監督の一人だ。規律を重視して、ピッチ上のすべての要素をコントロールしようと試みる。常にほかの人より一歩、二歩先に進んでいるんだ」スペイン、ドイツで合計18個のタイトルを獲得してきたグアルディオラ監督だが、アンリ氏は同監督の野心が衰えることはないとの見解を示した。「ペップはすごく競争的な人間だ。いつもタイトル獲得を望んでいる。彼は各国のリーグ戦でタイトルを取りたいと考えているはずだ。そのために、プレミアリーグは理想的な場所だよ」(Goal)
元フランス代表FWティエリ・アンリ氏は、バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が近い将来プレミアリーグに挑戦すると予想した。27日、イギリスメディア『Be Soccer』が伝えている。アンリ氏は過去にバルセロナでグアルディオラ監督の下、2度のリーガ・エスパニョーラ制覇とチャンピオンズリーグ制覇を果たしている。同氏は「彼は最終的にプレミアにやってくるだろう。勝負師であり、可能ならどのリーグも制覇したいと考えているはずだ」と話し、グアルディオラ監督がプレミアリーグ来る可能性について明かした。また、「(グアルディオラ監督は)プレミアリーグに適している。素晴らしい戦術眼を持っていて、試合の全てをコントロールすることができる」と、監督としての能力を評した。最後に、「今まで見た中で最も優れた監督の1人」と認めるグアルディオラ監督について、「すでに英語も話せるし、近いうちに来てくれるかもね」と続け、言語の面でも問題はないと語った。(SOCCER KING)