グアルディオラがバイエルンを去るという感じの空気が強くなっていく中
次の候補にアンチェロッティ
バイエルンがリーグの中であまりにも強すぎるから嫌だ、と
しかしアンチェロッティがクロースと一緒にやってくるとも
来シーズン、バイエルン・ミュンヘンを率いるのではないかという報道もあったカルロ・アンチェロッティ監督だが、本人は競争のあるリーグの方が好みのようだ。英『four four two』がコメントを伝えている。「バイエルンはポケットに手を入れたままでもリーグを優勝できるだろう。白状すると、私は彼らの試合を見ても楽しめないんだ。あまりにも競争がなさすぎるからね」バイエルンは現在開幕から10連勝を飾り、既に勝点30まで伸ばしている。既にヴォルフスブルク、レヴァークーゼンといった強豪を破っており、今月4日に行われた2位ドルトムントとの大一番では5-1の圧勝を収めている。ミランとレアル・マドリードでチャンピオンズリーグを獲得した名将の目には、バイエルンの監督を務めることは退屈な仕事に映ったようだ。(theWORLD)
グアルディオラの後任候補として名が挙がるカルロ・アンチェロッティ。スペイン『Don balon』は、レアル・マドリードの指揮官を務めたアンチェロッティがバイエルンの指揮官に就任した際には、クロースをバイエルンへ呼ぶのではないかと伝えている。アンチェロッティはレアルを率いていた際にもクロースを高く評価しており、ほとんどの試合で起用してきた。攻撃を組み立てる能力においてはワールドクラスのものを持っている。現在レアルを指揮するラファエル・ベニテスは、アンチェロッティほどクロースを重要視しておらず、ターンオーバーでスタメンから外すこともある。それでもクロースがレアルにとって重要な選手であることに変わりはないが、アンチェロッティの方が彼を重用していたのは確かだ。クロースがバイエルンを離れたのはジョゼップ・グアルディオラとの確執が原因とも言われており、そのグアルディオラは今季終了後にクラブを離れる可能性もある。それに合わせてクロースがバイエルンに戻るとは考えにくいが、信頼し合っていたアンチェロッティの下でもう1度プレイしたいと感じるかもしれない。(theWORLD)
新監督が教え子を新しいチームに連れていくというのは、世界中でもよく見られる光景だ。バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督が今季限りで退任する可能性が囁かれているが、後任候補として噂されているカルロ・アンチェロッティ氏が就任した際、ドイツ代表のプレーメーカーをバイエルンへ連れて帰る可能性を、スペインのサッカー情報サイト「Don Balon」が報じている。その選手とは、ドイツ代表MFトニ・クロース。バイエルンの中心選手として2013-14シーズンまで活躍した後に、アンチェロッティ氏が当時監督を務めていたレアル・マドリードへ移籍していた。アンチェロッティ氏はクロースに対して、過去に「とてつもない才能の持ち主だ」とコメントするなど最大級の評価をしており、レアルでも中心選手として信頼を寄せた。そのアンチェロッティ氏が来季からバイエルンの新監督に就任する可能性が指摘される中で、その場合はクロースの獲得を望んでいるという。実現した場合、アンチェロッティ氏はドイツで指揮を執るのが初めてになるが、クロースにとってはバイエルンへの帰還となる。過去にイタリア、イングランド、フランス、スペインと4ヵ国でリーグを制覇してきた名将は、ドイツでのタイトル獲得という新たな勲章を手に入れるのだろうか。その時には、母国の名門に戻った愛弟子が偉業を支えているのかもしれない。(Soccer Magazine ZONE web)