チャンピオンズリーグのアーセナル戦
良い感じで勝つと思うこの試合だが
チケット代が高すぎると抗議されている
最低金額が約3倍、たしかに3倍はやりすぎだが
王者の威信をかけた闘いだから
10月20日、バイエルンはチャンピオンズリーグでエミレーツスタジアムへと乗り込む。このアウェーでの一戦は、クラブにとってグループステージ突破のために乗り越えねばならない重要な試合となる。ファンにとっても“高い壁”となる一戦だ。最も安い席でもチケット代は64ポンド(約1万1700円)に上り、郵送料などを含めると100ユーロ(約1万3600円)にもなるという。このチケット代に、サポーターグループの「FCバイエルン・ワールドワイド」が抗議の声を上げた。ファンに、抗議活動を呼びかけている。『フェイスブック』上のページで、こう記している。「10月20日のバイエルンのアーセナル戦で、我々は最初の5分間はアウェーエリアに入らない。この試合での行き過ぎたチケット代への注意を喚起するために、この行動を取る」「こうした値段設定は、若者や社会的に不利な立場にあるファンのスタジアム訪問を不可能にする。サッカーの基盤であるファン文化を歯かいするものだ」(Goal)
20日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグでアーセナル(イングランド)と戦うBミュンヘン(ドイツ)のサポーターが、試合開始から5分間、敵地エミレーツ・スタジアムのスタンドへ入らない可能性が出てきた。同試合のチケットは、最低でも送料込みで100ユーロ(約1万3500円)かかるため、「高すぎる!」とBミュンヘンサポーターが激怒。SNSなどを通じ、試合最初の5分間、抗議のためにアウェーチーム側のスタンドへ入らないことを呼び掛けている。サポーターグループの「FCバイエルン・ワールドワイド」はフェイスブックに「このような料金体系は、若者や生活の苦しい人々の観戦を不可能にし、ファン文化を破壊することになる」などと理由を記している。同グループによると、Bミュンヘン本拠地でのチケット最低価格は30ユーロ(約4050円)。一方、アウェーでの観戦となると、チケット代のほか、宿泊費や移動費もかかるため、事実上、貧困層は応援に行くことができない。最近はスポーツだけでなく、コンサートのチケットなども軒並み高騰しているように感じる。不況のご時世、プロスポーツチームはなかなか大口のスポンサーを獲得することが難しい。少しでもチケット代を高く設定し、その分を埋め合わせようとしているのだろう。また音楽においては、インターネットサイトからの1曲ずつのダウンロードが主流となり、CDの売り上げが落ち込んでいる。ミュージシャンたちもライブで稼がなければ、食っていけない。それがチケット高騰につながっている。だがBミュンヘンサポーターが指摘しているように、バカげたチケットの高騰はファン離れを加速させ、スポーツ離れ、音楽離れを生むと思う。(日刊スポーツ)
バイエルンのサポーターが、アーセナル戦のチケット代に不満を持っているようだ。14日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えた。バイエルンは20日、敵地でチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節のアーセナル戦に臨む。同試合が開催されるアーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムの高額なチケット代に、バイエルンのサポーターは不満を募らせている模様。チケット代は、最も安い席で64ポンド(約12000円)、ドイツまでの送料を含めると100ユーロ(約13500円)に達するという。同クラブのサポーターグループはSNS上で、「エミレーツ・スタジアムのチケット代では、若者や社会的弱者がスタジアムを訪れることは不可能だ。これはフットボールの基本である楽しむ文化を破壊している」と高額なチケット代の価格設定に猛抗議の姿勢を見せた。また、「アーセナル戦の最初の5分、我々はアウェーエリアに入らない。空席が見え、歌声や感情がスタジアムに響くことはないだろう」と声明を出し、試合開始直後の応援をボイコットする模様。(SOCCER KING)