ドルトムントのギュンドアン
契約を延長しないことを発表
マンチェスターの2つやアーセナルからも興味を持たれているらしいが
バイエルンも登場
またドルトムントから獲得か?
ゲッツェとトレードという記事も
ドルトムントは先日、2016年夏までとなっているギュンドアンとの契約を延長しないことを発表。多額の移籍金を得られる最後の機会となるこの夏に放出する可能性が高まったと見られる。マンチェスター・ユナイテッドが具体的な交渉を行っていると伝えられるほか、アーセナルやバイエルンもギュンドアンに関心を持っていると報じられている。だが移籍先がバイエルンになるとすれば、国内のライバルチームにまたも主力選手を奪われることをドルトムントは受け入れるのだろうか。ツォルクSDはギュンドアンがバイエルンへ移籍する可能性について、ドイツ『スカイ』で「それが本当に戦いの行方を決めるわけではない」とコメント。移籍が実現しても両チームの運命が決定づけられるわけではないとした上で、決して望ましい移籍先ではないことは認めている。「もちろん我々は、彼がブンデスリーガの競争相手に移籍しないのであればその方がいいとは思っている。とはいえ、今年はスポーツ的な面では本当のライバルにはなれなかったがね」(Goal)
ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、ドイツ『スカイ』で「それが(ドルトムントとバイエルンの間の)勝敗を決するわけではない」とコメント。ギュンドガンのバイエルン移籍の可能性を否定しなかった。同時に「もちろん、彼がブンデスリーガのライバルに移籍することがないほうがいいと思っている。今季はスポーツの面で彼らのライバルにはなれなかったけれどね」とも語り、MFマリオ・ゲッツェ、FWロベルト・レワンドフスキに続いて主力選手がバイエルンの一員となることは望んでいないと強調している。(ゲキサカ)
バイエルンは近年ドルトムントと優勝争いを続けてきたライバルでもある。今季リーグ戦では大きく水を開けられ、バイエルンが独走で優勝した。だが、ドイツ杯準決勝ではドルトムントが延長、PK戦の末にバイエルンを下し、バイエルンの三冠の野望を打ち砕いて一矢を報いた。バイエルンには、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキといったエースを引き抜かれてきた経緯もある。だが、ツォルク氏は「もちろん、彼がブンデスリーガのライバルに移籍しないことが好ましいが、バイエルンは今季スポーツの面ではそこまでのライバル というわけではなかった」と語り、バイエルンへのギュンドアン放出の可能性を否定しなかった。(Soccer Magazine ZONE web)
古巣との対戦となった4月28日のDFBポカール準決勝で、先発落ちしたゲッツェは84分からの出場となった。この試合で、ジョゼップ・グアルディオラ監督は21歳になったばかりのミッチェル・ヴァイザーを先発で起用。こうした事情から、「ギュンドアンとのビッグトレードもありか?」という噂がまことしやかにささやかれるようになったようだ。同紙は「バイエルンがギュンドアンの獲得に乗り出しているのは事実。だが、ドルトムントの(ハンツ・ヨアヒム・)ヴァツケCEOと(ミヒャエル・)ツォルクSD(スポーツディレクター)は、できればバイエルンにはゲッツェ、(ロベルト)レヴァンドフスキに続くスターを渡したくない」と、誰が考えても分かるような、平行する両者の思惑を紹介。ゲッツェ、レバンドフスキにギュンドアンが続けば、3年連続してチームの大黒柱をかっさらわれることになる。ドルトムントの姿勢は当然だろう。しかし、同紙は「ゲッツェ(バイエルンでの契約は2017年まで)とのトレード、場合によっては金銭つきの交換であれば、状況は変わりうる。これまでにもドルトムントは、(ヌリ・)シャヒン、香川の手放した息子を好んで取り戻してきた」と、ドルトムントを翻意させる切り札がゲッツェであるとした。さらに「ゲッツェの復帰は、間違いなくプラスだ」と、ドルトムントにとっても悪くない話だと結論づけている。ただ、ツォルク氏は『Sky』のインタビューで「マリオ・ゲッツェはバイエルンの選手。復帰は想像できない」と、この噂を一蹴。インパクト、話題性では申し分のない超大型交換トレードが、現時点では現実性が薄いことをうかがわせた。(SOCCER KING)