ボルシアMGからダンテ獲得
シャキリに続き早い動き
CL決勝にいればよかったのに・・・
Bミュンヘンは来季に向けた補強として、ボルシアMGからDFダンテを4年契約で獲得したと発表した。27日付の独紙ビルトによると、ダンテは「Bミュンヘンは世界でもトップ級のビッグクラブ。最高峰のレベルでプレーし、タイトルを狙えるチャンスがある。僕は28歳。自分のキャリアでこのステップが欲しかった」とコメントした。同時に、ダンテは母国ブラジルで開催される14年W杯への夢が、移籍を後押ししたと話す。「このW杯に出ることが僕の大きな夢。正直に言うと、ブラジルではボルシアMGはほとんど誰も知らない。でもBミュンヘンのことは、みんなが知っている」と明かした。一方、ボルシアMGのチームマネジャーであるマックス・エッベル氏は「最後の最後までダンテがクラブに残り、ファンに愛される選手としてクラブの歴史に名を刻んでくれることを望んでいたが」とがっかり。しかも移籍金も契約書に明記されている470万ユーロ(約4億9350万円)だったという。(日刊スポーツ)
ダンテは2009年にスタンダール・リエージュ(ベルギー)からボルシアMGへ移籍。これまで同クラブで91試合出場8ゴールを記録し、今季リーグ戦4位に躍進するチームを支えている。ダンテは今回の移籍について、「僕はもう28歳で、キャリアのなかで次のステップを踏みたかった」と述べた。ここ数カ月のあいだ、信頼の置けるセンターバックの獲得を模索していたバイエルン。スポーツディレクターを務めるクリスティアン・ネルリンガー氏は、「我々はダンテの加入を喜んでいる。彼はブンデスリーガでも優れた、非常に素晴らしい選手だ。今後の4年間で、我々の目標達成に貢献してくれるだろう」とコメントしている。(ISM)
以前からバイエルン移籍が噂されていた28歳DFだが、ボルシアMGのマックス・エベールSD(スポーツディレクター)はクラブ公式サイトで同選手のバイエルン移籍を次のように伝えている。「ダンテの決断に理解を示します。しかし、彼がこのクラブを去ることを非常に残念に思います。ダンテがボルシアMGに残留するよう最善を尽くしました。なぜなら、彼にはここに残って、クラブの歴史を刻んでほしかったからです」「ダンテは、ここで3年半を過ごしました。外国人選手としては、長期間です。彼のビッグクラブ移籍が決定した要因に、我々の今シーズンの躍進が一つあることは事実でしょう」(Goal)