山が呼んでいるヴァルベアグ山往復ツアー - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2004/07/04
山が呼んでいるヴァルベアグ山往復ツアー

「テゲアン湖畔にあるバイエルンの太陽山」と、観光客にロッタハ=エゲアン市が謳うテゲアンゼー峡谷で一番高いヴァルベアグ山は、標高1722メートル。観光資料には、さらに「登山客や自然愛好家の人たちだけではなく、ここ数年ではヴァルベアク山をスポーツの目的で利用する人たちも増えている」と、つづられている。
フェリックス・マガット監督がこの魅力的な呼びかけに躊躇しなかったのも無理はない。木曜日の早朝は、朝食前に50分間のランニングを行ったが、金曜日には、50歳の監督はゼッポ・アイヒコーンとヴェアナー・ロイトハートと共に山頂ツアーを行った。
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「今朝9時半にバスの前に集合し、出発したんだ」と、チームの宿泊先である「Bachmair Alpina」ホテルに帰ってきたトーマス・リンケが、トレーニングの様子を報告してくれた。レコードマイスターのプレイヤー達には、ゴール場所を伝えられないまま練習はスタートした。「ただ、今からスタートして、誰かがストップと言うまで走り続けろと言われただけだったんだ。やっとストップがかかった時には、もう山頂の十字架の所まで来ていたよ」と、リンケは語る。

山頂まで全長6キロメーターに渡る「厳しい行進」(リンケ)は、75分以上かかった。このランニングで、トレーニングチームが830メートルの標高差を駆け上ったことになる。観光局の宣伝内容とは少々異なり、霧雨と気温10度の中でのトレーニングとなったが、それでも終わってみるとなぜか、楽しめたと、リンケは語ってくれた。

「みんなで頂上まで駆け上がれたのはうれしかったね」と、ディフェンスの彼は、辛いトレーニングにも喜びを表す。「準備のためのトレーニングはいつでも苦しいものなんだ」と、リンケは語る。彼にとっても山間走行は「新たな体験」であった。シーズンに向けた練習5日目にして、新監督チームのこれまでの練習プログラムに対するリンケの評価は上々であった。

「これまでは本当に練習を楽しめたとしか言いようがないね」と、リンケは語る。「選手それぞれに適した持久力を鍛えることができるんだ。持久力を鍛えると言う意味は、今日のプログラムは相当きつかったね」とリンケはさらに続ける。「山を駆け上るのと、トレーニングルームでばかり練習するのでは、だいぶ違うよ」。

山頂にゴールした選手達は「ご褒美」に、代えのTシャツと水が手渡された。そして、トレーニンググループみんなで15分間のヴァルベアク鉄道で峡谷を下る前に「監督はみんなにドリンクをおごってくれたよ」とリンケは報告した。

木曜の夕刻からキャンプ地を訪れているバイエルンのマネージャー、ウリ・ヘーネスも、「選手達が初めての体験をすることはすばらしいことだ」と、これまでの準備トレーニングの進行状況に大変満足している。「マガット監督は、『やるべきこと』を十分心得ているし、彼に仕事は一切任せているよ。私達は口を挟む必要はないんだ」と、ヘーネス。

午後には、練習場でのトレーニングが選手達を待ち構えている。今度はマガット監督は何を見せてくれるのか、楽しみである。