東京でバイエルン vs マンチェスター・シティ - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2023/07/27
東京でバイエルン vs マンチェスター・シティ

東京でバイエルン vs マンチェスター・シティという
チャンピオンズリーグのカード。
試合はまあまあ。
で、バイエルンが負けてしまう。

酷暑の日本ツアー、王者クラブの指揮官たちはどう捉えた? 「文句を言っても仕方ない」「現役時代だったら…」
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

トゥヘル監督は、「文句を言っても仕方ない」と切り出し、「ヨーロッパのトップクラブが夏にツアーを行うのは、通常のことになっている。私たちはそこに適応しないといけない。日本は時差もあり、気温も暑い。それでも期待されているプレーのレベルを出さなければいけない。日本に来ることができたのは光栄だが、一方でスポーツの側面ではトレーニングの質と量、フィジカル的な準備を整えるという点でも理想的とは言えない。だが、これはもう何年もやっていることだ。現代サッカーの一部であり、この経験を最大限に生かしたい。ここに居られることは光栄だし、最高の経験ができている」と、最後は前向きに語った。

 一方のグアルディオラ監督も「現役時代だったら、間違いなく『こういう状況ではトレーニングができない』と文句を言っていただろう」と、選手の立場としては難しいことを認めた。「だが、私も年を取ったから、このツアーの必要性を完全に理解している。こうした環境に適応しなければいけないし、今日のようなビッグゲームを楽しまないといけない。35度だろうが、何度だろがね。それに彼らはシーズンで60試合を戦うような選手たちだ。暑いと分かったのであれば、そのなかでできることをしないといけない。もちろんツアーにはビジネスの側面もある。受け入れて、ニコリと笑い、負傷なく帰るのがベストだ」と、続けた。

「理想的ではない」厳しい環境のアジアツアーにトゥヘル監督が言及、スポーツ面では困難も「日本に来れたことは本当に楽しい」と語る
超WORLDサッカー!から

時差や気候の差が大きいアジアに来て、到着後24時間で試合をするというプレシーズン。この状況を問われると、「これはヨーロッパのトップクラブが夏のプレシーズンでツアーをすることが通常のやり方だ。その中で最大限のチャンスを生かすしかない」とトゥヘル監督は語り、与えられた環境でやっていくことの大事さを語った。

日本の気候については「確かに暑いし時差もある」と語った中で「自分たちのプレーのレベルを調整する必要がある」とコメント。環境を言い訳にはできないとし、「日本に来れたことは本当に楽しいし、喜んでいる」と、来日は良いことだとした。

それでも、スポーツの側面から見れば、理想とは遠いと言及。「トレーニングということでは理想的ではない。身体の準備を整えるということを考えても理想的ではない」と語りながらも、「ただ、これが今のやり方。この機会を大事にして最大限活用することが大事だ」と、言い訳せずに、しっかりと調整することが何よりも大事だと語った。

来日即マンCと対戦、トゥヘル監督「これが今のやり方なので…」 獲得噂のケインについて直球質問も
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

ジャパンツアー中のバイエルンは26日、国立競技場で行われた『Audi Football Summit powered by docomo』でマンチェスター・Cと対戦し、1-2で敗れた。試合後、記者会見場に姿を見せたバイエルンのトーマス・トゥヘル監督は「チャンスは作ることができましたし、後半からは若い選手もたくさん出場しました。ドローで終えることはできませんでしたが、上手くいった部分もあります。今日の結果を受け入れて、さらなる改善を目指していきたい」と総括した。

 バイエルンは前日の25日に到着し、日本でのトレーニングは一度のみ。「暑いですし、時差もある」と難しさに直面した。一方で「ヨーロッパのトップクラブがプレシーズンでツアーを行うことは当たり前になってきました。日本に来る事ができて嬉しく思っています。たしかにトレーニングという意味で理想的ではないかもしれませんが、これが今のやり方なので今回のツアーを大事な機会にして、最大限に活用していくことが一番良いと思います」と見解を述べた。