ハメス・ロドリゲス父もバイエルンに満足
レアル・マドリーは最高のチームだが
出場機会が微妙、バイエルンでは楽しくプレーしているから
大正解ということ、バイエルンにとってもハメスにとってもよかった
復活のハメス、レアル退団は「最善の選択肢」 父が明かすバイエルン移籍の舞台裏
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、今季レアル・マドリードからバイエルンに期限付き移籍。恩師のカルロ・アンチェロッティ前監督が解任されて立場がどうなるか注目されたが、ユップ・ハインケス新監督体制下でもレギュラー格としての地位を確立している。
この状況を歓迎しているのは、ハメスの父であるウィルソンさんだ。スペイン紙「マルカ」コロンビア版のインタビューでは、レアルを出た喜びを感じているようだ。
「私の息子はレアルを去ってバイエルンに加入したことで、上手くやっている。彼はドイツで幸せな時を過ごしているね。私としては彼が落ち着きつつ、楽しみに満ちあふれた生活を見たいと思うし、ピッチでプレーすることがとても重要だからね」
ピッチでプレーする――。それは、ハメスにとってここ数シーズン苦しんでいたものだ。レアルでの1年目こそレギュラーだったが、ラファエル・ベニテス前監督、ジネディーヌ・ジダン監督体制ではローテーション要員扱い。国内メディアからはその素行をたびたびバッシングされてきたが、ウィルソンさんはそのことについても触れている。
「彼はレアル・マドリードを本当に愛しているし、誰もが疑いようがない。ただ最善の選択肢はあのチームを去ることだったのだ。息子はピッチで楽しむ機会を失っていたし、その時にアンチェロッティが監督になったのだから。ジダンはハメスにとってのアイドルだったが、それは息子が彼のチームとフィットするかどうかには当てはまらないからね」
ハメス、バイエルンでのCL制覇に自信「最高の選手たちが揃っている」
(Goal)
「バイエルンでの感触が良いよ。出場機会も確保できているしね。ここで幸せだし、新たな挑戦に集中できているよ。タイトルを取れるはずさ」
また、ハインケスについては「多くの経験を持っている。スペイン語も喋ってくれるし、とても助かっているよ」と話し、良好な関係を築いていることをうかがわせた。