もう次期監督候補の話し
28歳のホッフェンハイム監督
ユリアン・ナーゲルスマン、若いなあ
しかしアンチェロッティは10年でも20年でもやりたい、と
バイエルン、アンチェロッティの後任は29歳新鋭指揮官か…ライバルクラブのSDが証言
(Goal)
ホッフェンハイムを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督はすでにバイエルン・ミュンヘンの次期指揮官として名前が挙がっていると、RBライプツィヒのラルフ・ラングニックSD(スポーツディレクター)がドイツ紙『ビルト』で話した。
ナーゲルスマンは昨年2月、28歳という若さでホッフェンハイムの指揮官の座を引き継ぎ、ブンデスリーガ史上最も若い監督となっている。新鋭監督は危機に瀕していたチームを救うと、今季は大躍進。開幕から17試合負けなしで、欧州5大リーグで今シーズン唯一黒星のないチームとなっている。
2006年から2011年までホッフェンハイムを率いたラングニック氏は、ナーゲルスマンに明るい未来が待っているとし、常勝バイエルンが未来を任せようとしていると予想した。
「彼は若いが、素晴らしいプロ精神とカリスマ性を兼ね備えている。チームをつかみ、モチベーションを上げる能力を持っている。ユリアンはすでにバイエルンのアンチェロッティ監督の後任として見られているはずだ。彼がちゃんとした人々からアドバイスを受けることを祈っているよ」
ナーゲルスマンの決断については言葉を濁したラングニック。国内のライバルから選手を獲得することで知られるバイエルンだが、指揮官も“奪う”ことを画策しているのだろうか。
「バイエルンを20年でも率いたい」アンチェロッティ、後任のうわさに言及
(Goal)
今シーズンからバイエルンの指揮官を任されるアンチェロッティは、ここまでブンデスリーガで2位と3ポイント差の首位を走っている。1年目としては申し分ない成績に思えるが、無敗という点では上を行っているチームがある。それはホッフェンハイムだ。29歳のユリアン・ナーゲルスマン監督に率いられたチームはブンデスリーガで17試合を終えて、いまだ無敗をキープしている。
そして先日、ナーゲルスマン監督がバイエルンの次期指揮官候補に浮上していると一部メディアによって伝えられた。これについてアンチェロッティは記者会見で「いつの日か実現するかもしれない」と語り、以下のように続けた。
「彼が10年、20年後にバイエルンの監督になるかもしれない。彼にはそのクオリティが備わっているからね。今は素晴らしい仕事を続けているし、幸運を祈っている。しかし、私はバイエルンに残りたいし、それが10年だって20年だっていいだろう? クラブとは3年契約を結んでいるが、ここでの感触は非常に良い。クラブやチームをホームに感じているし、街は美しい。メディアもそれほど悪くないしね」
一方で、契約延長の話が進んでいることを否定し「これは契約に関する話ではないよ。まだ時間があるからね。まずは良いシーズンを楽しみたいと思う」と話している。