3試合勝てずルンメニゲ怒る - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2016/10/19
3試合勝てずルンメニゲ怒る

「早めに止血しろ」
「言い訳は必要ない」

9.29 アトレティコ 0-1 ×
10.1 ケルン 1-1 △
10.15 フランクフルト 2-2 △

3試合勝ち星が無く怒りまくる
アンチェロッティはまだまだ

ルンメニゲ

バイエルンCEO、3試合勝利なしに不満「早めに止血しろ」
ゲキサカ[講談社]

バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが、チームの戦いぶりに不満を示している。クラブ公式サイトが伝えている。
バイエルンは、9月28日に行われたチャンピオンズリーグ(欧州CL)のアトレティコ・マドリー戦(0-1)で今季公式戦黒星を喫すると、今月1日のブンデスリーガ第6節ケルン戦(1-1)で開幕からのリーグ戦連勝がストップした。さらに15日に行われた第7節フランクフルト戦では、2度のリードを追いつかれ、2-2で引き分けに終わり、公式戦3試合勝利なしとなった。
第7節を終えた時点で首位に立っているが、ルンメニゲ氏は怒りを含みながら、フランクフルト戦を振り返り、「良かったのは、何も起きなかったことだ」と語り、「我々はまだ首位だ。だが、自分たちの悪いところがあるならば、それをしっかり指摘する。黒は黒とはっきり言えるような準備ができていなければならない。私は常にこう言う。『早めに止血しろ』とね」と不満を示した。

アンチェロッティ

約1カ月、3試合勝ちなしのバイエルン 指揮官「“危機”と言うのは早すぎる」
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

9月28日のグループステージ第2節ではアトレティコ・マドリード(スペイン)に0-1で敗れたバイエルン。同試合から公式戦3試合連続で勝利から遠ざかっている。9月24日のブンデスリーガ第5節ハンブルガーSV戦以来、約1カ月ぶりの白星を目指してホームゲームに臨む。
PSV戦を前に、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督が前日会見に出席。展望を語った。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』がコメントを伝えている。
アンチェロッティ監督は「このチームの選手たちはプロフェッショナルで頭が良い。最近のパフォーマンスがあまり良くないということは皆が理解しているよ」と、選手たちへの信頼を強調。公式戦3試合勝ちなしという現状について「“危機的状況”という言葉を口にするのは、まだ早すぎると思う」と続けた。
そしてアンチェロッティ監督は、選手たちの状態にも言及。「アリエン・ロッベンはファンタスティックな選手だ。ここ数試合、非常に良いプレーをしているね。彼が(PSV戦で)チームを助けてくれると確信しているよ。選手は皆、今日の練習に参加した。アルトゥーロ・ビダル、ドゥグラス・コスタ、フアン・ベルナト、ハビ・マルティネスもしっかりとトレーニングを行った。参加できなかったのは(フランク)リベリーだけだ」と話している。

アンチェロッティ、3戦勝利なしでPSV戦を迎えるも「危機」とは考えず…フンメルスは必勝を期す
(Goal)

バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は、19日に行われるチャンピオンズリーグ第3節PSV戦を前に記者会見に出席した。『OMNISPORT』がコメントを伝えた。
バイエルンはインターナショナルウィークを挟んで3試合勝利なしという状況でPSV戦に臨む。チーム内外から批判を受け始めているが、アンチェロッティは危機に瀕しているとは考えていない。
「危機という言葉を使うには早すぎる。ここ3試合は正直に言って良い戦いができなかったが、それ以前は良いプレーをしてすべての試合に勝っていた。選手たちはプロフェッショナルだし、態度を変えなければならないのはわかっている。選手を変えるのではなく、態度を改める必要があるんだ」
また、DFマッツ・フンメルスは重圧がかかっていることを認めた上で、必勝を期した。
「少しプレッシャーがかかっているし、PSVに勝たなければいけない。ここ最近のパフォーマンスには満足していないよ。練習からすでに良いリアクションを見せているし、戦術的なことについても話し合っている。100%を注ぎ込まなければ、成功をつかめないということはよくわかっているからね」

バイエルン、予想外の2戦連続ドローに会長もキレた! 「言い訳は必要ない」
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長が、リーグ戦で2試合連続の引き分けとなったチームを痛烈に批判した。
15日に行われたブンデスリーガ第7節、バイエルン対フランクフルトの一戦は、62分にジョシュア・キミッヒのゴールでバイエルンがリードを奪うも終盤にフランクフルトが追いつき、2-2の引き分けに終わった。
ドイツ紙『ビルト』によると、ルンメニゲ会長は試合後のインタビューの中で、「何人かの選手達は、我々がここ数年フランクフルトと対戦した時に問題を抱えていたことを正しく認識していなかった。各国の代表チームに選ばれている選手達が残らずピッチに立っていたにもかかわらずだ。言い訳は必要ない」とコメント。低調なパフォーマンスに終始した選手達への不満をぶちまけた。
また、ルンメニゲ会長の不満の矛先は各国の代表チームにも向けられた。「代表チームの重要性について一度じっくりと考えなくてはいけない。これはサッカー界全体の問題だ。代表チームに選手を送り出すと、いつもフィットしていない状態で戻ってくるんだからね」と述べ、代表チームとクラブの関係性にも疑問を呈した。実際、昨年から現在までにアリエン・ロッベンやジェローム・ボアテングなど計9人の選手達が代表チームでの活動中に負傷していて、こうしたことも不調の一因になっているという。
バイエルンは19日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でPSVと対戦する。「次の試合を待つことにするよ。それから、名誉を回復することは可能だという考えには賛成だね」とインタビューの最後に語ったルンメニゲ会長を満足させるような試合ができるのか、注目される。

勝利から遠ざかるバイエルン、指揮官らが「ひどい姿勢」に危機感
(AFP=時事)

前節のケルン(1. FC Cologne)戦を1-1で引き分けたバイエルンは、代表戦の中断期間が明けたこの試合でも数的不利のフランクフルトに引き分けに持ち込まれ、アンチェロッティ監督は「良くないプレーだったし、ひどい姿勢をお見せてしまった。勝てないのは当然だ」と怒りをあらわにした。
「後半は改善したし、結果もオーケーだが、前半45分のわれわれは眠っていた。これはあまりに長すぎる。最初の10分ほど集中を欠くのは仕方がないが、前半まるまるというのはあり得ない」
「この状況を変えなくてはならない。私はこのチーム(らしいプレー)が見たい。何かを変えることを考えなくてはならない」
ラームもバイエルンのプレーが低調だったことを認め、「100パーセントを出さなくても大丈夫と思ってしまえば、1対1の勝負に勝てないし、試合も支配できない。この試合ではそのすべてが起きてしまった」と語った。
この日のバイエルンは、ボール保持率62パーセントと今季ここまでで一番低く、シュート数もフランクフルトの13本に対して14本とほぼ互角だった。
リーグ戦では開幕から無得点のトーマス・ミュラー(Thomas Muller)も、良くない試合だったことを認め、「フランクフルトに主導権を握られている時間帯もあった」と話している。
「バイエルンの選手で、そうした状況に慣れている選手はいないし、慣れたいとも思っていない。何から何まで思い通りにいかなかった。チームとしてミスがあまりに多すぎた」