グアルディオラがもし負けたら殺してもいい
と言う程の覚悟のアトレティコ・マドリー戦
前回はまさかのミュラー外し
戦術的なものというがミュラー外しでスラバシイ戦術など無かった
もう絶対に後が無く命を賭けるグアルディオラの
闘いはどんな感じになるのか?
欧州CL準決勝は3日にバイエルン・ミュンヘン―アトレチコ・マドリードの第2戦が行われる。アウェーでの第1戦を0―1で落としたバイエルンは、3季連続4強敗退の危機。グアルディオラ監督は「チャンスはまだある。もし負けたら俺を殺してくれ」と悲壮感を漂わせたが、内転筋負傷で約3カ月離脱していたDFボアテングが4月30日の国内リーグ・ボルシアMG戦で先発復帰したのは好材料だ。守備の柱&攻撃の起点となる男は「俺たちはホームでめっぽう強い」と逆転での決勝進出へ意気込んだ。公式戦6戦連続無失点のAマドリードの堅守に対し、第1戦ではベンチスタートだったMFミュラーを、指揮官が先発起用するかにも注目が集まる。(スポニチアネックス)
アルゼンチン人ディエゴ・シメオネが率いるスペインの名門アトレティコ・マドリードが1日、チャンピオンズリーグ準決勝第2戦のバイエルン・ミュンヘン戦に向け、招集メンバーを発表している。世界中を驚かせたサウール・ニゲスによる“ディエゴ・マラドーナ級”のゴールで第1戦を勝利したアトレティコは、その1stレグを欠場した世界最高のストッパー、ディエゴ・ゴディンとオリベル・トーレス、そしてマティアス・クラネビッテルといったメンバーらを招集。また今冬の加入以来、全盛期のキレを取り戻しつつあるフェルナンド・トーレスや、チームの看板スター、アントワーヌ・グリーズマンといった主軸選手も順当にメンバー入りを果たした。引き分け以上で2年ぶりの同大会決勝進出が決まるアトレティコ。果たしてドイツ王者を相手に華麗なる“鉄の守備”を見せつけることはできるだろうか。(theWORLD)
グアルディオラがもし負けたら殺してもいい
グアルディオラ監督は、厳しい批判に対して次のようにコメントした。「全員が私を殺した。でも私はまだ生きている。我々には1試合残っている。もし敗れたら私を殺しても良い。でもまだチャンスが1度ある」主力として活躍するMFトーマス・ミュラーが、ベンチスタートだったことに多くの疑問が投げかけられている。ミュラーを外したことについては、次のように述べた。「ミュラーのプレーは大好きだ。おそらく彼がプレーしていた方が良かっただろう。でも決断を下さないといけなかった。決断は、彼に対して何かあったわけではなく、単に戦術的なものによってだ」最後に、まだ準決勝は終わっていないことを繰り返し強調した。「昨季のバルセロナ戦と同じことを繰り返したくない。まだ戦いは終わっていない。まだ試合は続いている」(Goal)
グアルディオラ
「何点必要かを考えるのは間違えている。我々はうまく守る必要もあるんだ。状況をうまく読む必要がある。我々はゴールを決めなければいけない。試合を支配しなければいけない。マドリッドで負けたのは、トーマス(・ミュラー)が先発しなかったからだとは思わない。明日の試合で負けても、それは彼がプレーしたかどうかが理由にはならないと思う。我々は準備できているよ」「ここバイエルンではとても良い守備をしてきた時代もあるが、私のやり方ではない。明日は本当にうまくやる必要がある。明日の我々の方向性はただ一つ。攻撃だ。チャンスは多くないかもしれないが、我々はそれを目指す」アトレティコが難しい相手であることは確かだ。「私はボールを持って攻撃することを望んでいる。アトレティコはとても難しい相手だ。私は彼らの中盤の選手たちが大好きなんだ。彼らを苦しめるのはとても難しい」ファーストレグではピッチコンディションへの不満が話題となった。「(ファーストレグでは)少し長かったが、適応しなければいけない。我々が勝てなかったのは、適応できなかったからだ。アトレティコが本当にうまくやったからだ。サッカーで勝つための道はたくさんある。レアル・マドリーとの準決勝を覚えているが、サンチャゴ・ベルナベウでは芝が長かったが適応して勝った。ホームでのセカンドレグでは芝がより短かったが、相手の方が優れていた」今季でバイエルンを去るグアルディオラ監督だが、ミュンヘンでは2年連続CLベスト4に終わっている。今季こそファイナルに駒を進め、ビッグイヤーを手に入れたいが…。「再び準決勝を戦っているのは、この街にとって名誉なことだ。我々はこの場にいることを非常にうれしく思っている」「批判されるのはこの仕事の一部だ。ミュンヘンは素晴らしい街で、道で会う人たちはフレンドリーだし、よりリラックスしている。チケット料金は手ごろで、子供たちが安価で試合を見に来て、生涯応援するクラブのファンになることができる。勝ったときはうれしかったし、良いプレーができなければうれしくない。だが、とても良い数字を残してきた。私はここで監督として成長したよ」(Goal)
リベリーは戻ってくる
リベリは2日の練習に参加。ドイツ『AZ』で「準備はできている」「すごくプレーしたいし、プレーしなければいけない」と意気込みをあらわにしている。また、グアルディオラ監督も同日の会見で、リベリを選択肢に入れていると認めた。「彼はメンバーに含めているし、我々のオプションとなる。実際にプレーするかはまだ分からないが、彼は我々にとって大事な、非常に優れた選手だ」バイエルンに来てから2年連続でCL準決勝敗退に終わっているグアルディオラ監督にとって、ファーストレグで0-1と敗れているアトレティコとのセカンドレグを前にリベリが復帰したことは心強いニュースだ。(Goal)
ビダル
バイエルン・ミュンヘンMFアルトゥーロ・ビダルが、3日に行われるチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ、ホームでのアトレティコ・マドリー戦に向けて意気込みを表した。スペイン『マルカ』が伝えている。「マドリッドの試合では、少しのミスしか犯すことがなかった。問題はミスではなく、チャンスを決め切れたかどうかということだ。あそこでは多くの決定機を得たが、ものにできなかった。けれども、あの試合と同じようなパフォーマンスをホームで披露すれば、決勝に進出できるはずだ」「バイエルンには魂というものがある。力強く試合に臨み、すべてを出し尽くすことができるチームなんだ。それを次のアトレティコ戦で示してみせる。彼らは全員が後方に引きこもるはずさ! 攻撃に出てくるとは思えないね。おそらく、カウンターの機会を探す腹積りだろう」ビダルはまた、本拠地アリアンツ・アレーナのピッチコンディションが、チームにとって大きなプラスになると語った。「彼らは世界最高のDFを揃えているし、難しい試合になるだろう。けれども芝の状態が素晴らしい、僕たちのホームで違いを見せつけるよ。マドリッドの試合では、芝が乾いていて、なおかつ長かった。それは疑いようのない事実だ。しかし、こっちの芝は最高だよ」(Goal)
バイエルンに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが、3日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦に向けてコメントを残した。2日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。「アトレティコ・マドリードは後ろに下がって守備をするだろう。私は彼らが点を奪おうとするとは思わない。カウンター攻撃だけだろうね」と相手のセカンドレグでの戦い方を想定したビダル。「バイエルンの魂を見せて、全力を尽くす」と逆転での決勝進出へ意気込んだ。セカンドレグはバイエルンのホームスタジアムであるアリアンツ・アレーナで開催される。ビダルは、「スタジアムとファンの助けによって、前進できると信じている」とサポーターの大声援を期待した。さらにビダルは「素晴らしいピッチで戦えることに自信を持っている」とコメント。「マドリードの芝は乾いていて長かった。それは事実である」とファーストレグの後に話題となったビセンテ・カルデロン(アトレティコ・マドリードの本拠地)のピッチコンディションに言及した上で、ホームスタジアムの状態には自信を持った。(SOCCER KING)
バイエルンが世界に誇る“移動式発射台”そんな風に呼ばれていたのかボアテング
試合は1-1で終わったものの、バイエルンに頼れる男が帰ってきたと独『tz』が報じた。DFジェローム・ボアテングだ。1月に負傷し、離脱を余儀なくされていたが、3か月ぶりに先発復帰している。本人も試合後「もちろんまたピッチに戻ってこられてうれしいよ。90分間は出場できなかったけどいいスタートになった。火曜日のアトレティコ戦が楽しみだよ。また異なるペースの戦いにはなると思うけど、フルスロットルでいきたいね」と復帰の喜びを語った。同選手は68分でピッチを退いたものの、それまでは明らかにボアテングのフィードを攻撃の中心に据えていた。そのため、4日のアトレティコ戦でも新たな攻撃のオプションが加わることになるだろう。バイエルンにとって逆転突破の切り札となるだろうか。(theWORLD)
準備万端
3日にチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ、ホームでのアトレティコ・マドリー戦に臨むバイエルン・ミュンヘンだが、芝の状態はばっちりのようだ。スペイン『マルカ』がレポートしている。準決勝ファーストレグで、バイエルンの複数の選手はアトレティコの本拠地ビセンテ・カルデロンの芝が長く、水が撒かれていないことに苦言を呈し、またジョゼップ・グアルディオラ監督は試合前日の練習を同スタジアムで行うことなくラージョ・バジェカーノ本拠地バジェカスを使用した。バイエルンはその試合を0-1で落としたが、逆転を義務づけられるセカンドレグでは、地の利を最大限生かすことに努めている。『マルカ』によれば、バイエルンは4月30日に本拠地アリアンツ・アレーナで行われたボルシアMG戦直後、芝刈り機を1時間以上にわたって走らせ、芝の長さを30ミリメートルに揃えたようだ。またその試合でバイエルンは、2度にわたってスプリンクラーを使用しており、芝が濡れた状態を維持し続けたという。なおカルデロンでの練習を嫌ったバイエルンとは反対に、アトレティコは2日にアリアンツ・アレーナで試合前最後の練習を行い、芝の状態も確かめる予定だ。(Goal)
トラパットーニ
ここ数年はバイエルンを指揮するジョゼップ・グアルディオラのポゼッションサッカーが大きな賞賛を集めてきたが、かつてバイエルンでも指揮を執ったジョバンニ・トラパットーニ氏はバルサやスペイン代表が見せるティキ・タカを好んでいない。スペイン『as』によると、同氏はポゼッションサッカーを見ていると眠たくなってくると語り、シメオネのスタイルの方が好きだとアトレティコ支持を表明した。「いくつかのチームは、シュートも打たずに30分くらいボールを持っているんだ。私はいつも眠りに落ちてしまうよ。私がバイエルンを率いていたときはもっと積極的なスタイルで上手くやっていた。私とシメオネのスタイルは似たところがあると思う。彼の戦術は実にストレートで、ティキ・タカなんかよりも激しさがあるんだ」バイエルンは本拠地で戦う2ndレグではさらにポゼッション率を高めてくるはずで、アトレティコは守る時間が増えるだろう。これは同氏が最も嫌う流れだが、アトレティコはボールを奪ったあとのスピード感ある攻撃でトラパットーニ氏を楽しませることができるか。(theWORLD)
シメオネ
スペイン『マルカ』と『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えている。「引き分け狙い? 狙うことができない結果で納得するとは言えないね。我々のアイデアは、勝つことほかならない。ほかのどのようなチームと同じようにね」「ファーストレグの前半はプレッシング、トランジションといった面でやりやすかった。一方で後半は、バイエルンがポジショナルプレーから我々のペナルティーエリアに何度も迫るなど、より彼ららしいプレーを見せたね。明日の試合については、メンタルの強さと、状況をよりうまく解釈することに依存するだろう」アトレティコはこの試合で、守備の柱DFディエゴ・ゴディンが復帰予定となっている。「ゴディンがいようと、ヒメネス、サビッチ、ルーカスだけだろうと、私はよく眠ることができる。ゴディンはこのチームにとって重要な存在であることを示してきた選手だ。しかし、ほかのセンターバックだって素晴らしく、そうであるから我々には満足感があるんだよ」
この試合は“チョリスモ(シメオネ主義)”と“グアルディオリスモ(グアルディオラ主義)”の対決とも見立てられるが、シメオネ監督は一切意識していない様子だ。「そんなことを考える暇はない。私が見据えるのは勝利だけだ。そう、自分は誰かに好かれるためではなく、勝利のために仕事に取り組んでいる。給料を払ってくれる自クラブのためにね」「すべての試合で恐怖を感じていると言うことに恥じらいはない。私が確実な道を好むことなどはあり得ないんだ。実際、明日にだって追い出されると考えているよ」(Goal)