リーズ

Leeds

リーズへ向かう列車は、英国の動脈を踏みしめるようにして集まり、また放たれていく。ロンドンからの高速列車が規則正しく滑り込み、駅は常に旅立ちの気配に満ちている。エア川を抱くこの街は、ペナイン山脈の東に腰を下ろし、中世の小さな荘園から羊毛の都へ、そして産業革命の熱を孕んだ製粉の町へと、幾度も変身を遂げてきた。

ビクトリア朝のアーケードに差す光は、かつての商人たちの足音を今に伝え、カークゲート・マーケットの賑わいは街の胃袋の健在ぶりを誇示する。周辺の村々を飲み込みながら膨張した都市は、今や多様な産業と人々を抱え込み、英国でも指折りの活力をたたえる場所となった。

古い石と新しいガラスが並び立ち、歴史と経済が同じ歩幅で歩くリーズは、降り立った瞬間から歩き回りたくなる街である。ここでは、過去も未来も、同じ通りの上で息づいている。

リーズの駅近く

update: 2025年12月25日