ウクライナ代表MFジンチェンコ。 - マンチェスター・シティ ファンサイト

公開日:2022/02/27
ウクライナ代表MFジンチェンコ。

ロシアのウクライナへの侵攻で心配な
ウクライナの代表ジンチェンコ

ジンチェンコ
「写真に写っているのは私の国。スポーツの舞台で守る国。私たちが発展させようとする国。国境を侵すことができない国。私たちのウクライナを誰も奪うことはできない。私たちのものを絶対に譲らない。ウクライナに栄光あれ」

グアルディオラ
「オレックス(ジンチェンコ)は信じられないほど強い男だ。当然、チームもクラブも無条件で彼に寄り添う。もしこれが自分の国、自分の生まれた場所、家族や友人がいる場所で起きていることだとしたら何を感じるだろう。彼は今まさにそういう気持ちだ。自分の育った国を愛している。彼らは無実の人々を攻撃し、命を奪っている。今は簡単な時ではないが、昨日のトレーニングでも彼は素晴らしかった」(Zone)

“ウクライナに栄光あれ”とジンチェンコ ロシアの軍事侵攻の状況下にも精神面屈せず
2/25(金) 19:00配信
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

ロシアはウラジミール・プーチン大統領の命令によってウクライナへの侵攻を進めている。ウクライナ国内では民間人にも犠牲が出ており、大きな問題へと発展している。
そんな中で注目を集めるのがマンチェスター・シティで左サイドバックとして存在感を発揮するウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコだ。プレミアリーグ第26節のトッテナム戦にもベンチ入りしており、主力としても期待されている同選手。左サイドバックや中盤でも大きな成長を見せている。
そんなジンチェンコは、週末のエヴァートン戦に向けてマンCでトレーニングを続けている。ただ彼の『Instagram』には、現在のウクライナでの様子が投稿されており、母国での情報を伝えている。自身も精神的に苦しい状況ではあるだろう。
そういった中で同選手は「世界全体が僕の国を心配している。私は戻ることができないから、自分の意見を伝えたい」と綴り、ウクライナの写真を指して以下のように投稿した。
「写真に写っているのは私の国。スポーツの舞台で守る国。私たちが発展させようとする国。国境を侵すことができない国。私たちのウクライナを誰も奪うことはできない。私たちのものを絶対に譲らない。ウクライナに栄光あれ」
この投稿に対し、ウクライナ代表チームもコメントを送っている。自国の苦しい状況で、精神的にも正常ではないかもしれないが、ジンチェンコは自らの国とチームのために“サッカー”で戦っているのだ。プレミアリーグ第27節のエヴァートン戦は、26日26時半にキックオフとなる。ウクライナの状況は回復へと向かうだろうか。

ウクライナ代表MFジンチェンコを憂慮…ペップ「心配だよ。クラブは彼のそばにいる」
2/26(土) 18:20配信
(Goal)

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコを心配した。
先日からロシア・ウクライナ間の緊張が高まる中、ロシア軍によるウクライナ侵攻が24日から始まった。この影響はフットボール界にも及んでおり、欧州サッカー連盟(UEFA)がチャンピオンズリーグ決勝の舞台をサンクトペテルブルクからパリに変更するなどの事態にも発展している。
ウェスト・ハムではウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコに休養を与えることを発表。グアルディオラはジンチェンコの状態について問われ、このように語っている。
「心配だよ。自分が生まれ、家族や友人がいる国が、罪のない人々を殺しているとしたら、私たちはどう思うだろうか。もちろん、チームやクラブは彼のそばにいる。もちろん無条件にだ」
また、「彼は信じられないほど強い男で、昨日の練習でも素晴らしかった」と評価しつつ、「もちろん、彼は私たちのサポートを受けている。それは当たり前のこと。私たちは毎日を一緒に生きている人間なんだ」とクラブ全体でのサポートを約束した。

「あなたは母国が攻め込まれたらどう感じる?」ペップがウクライナ代表ジンチェンコに関する問いに“逆質問”「残念だ」
2/26(土) 15:25配信
SOCCER DIGEST Web

現地時間2月25日、翌日に行なわれるプレミアリーグ第27節のエバートン戦を控え、マンチェスター・シティの指揮官ジョゼップ・グアルディオラが前日会見に出席した。
首位を快走してきたシティだが、2位リバプールとの勝点差は3ポイントまで肉薄。前節のトッテナム戦は2-3で撃ち合いの末に敗れており、首位を守るためには連敗は許されない状況だ。
だが、記者会見ではまず、ウクライナ代表オレクサンドル・ジンチェンコに話が及んだ。母国がロシアの軍事的侵攻を受け、自身のSNSを通じてウラジーミル・プーチン大統領を痛烈に批判する内容を投稿。それが大きな反響を呼んでいる。
ペップは記者に「ジンチェンコの様子はどうか」と尋ねられると、「彼は心配しているよ」と答えた。現地紙『Manchester Evening News』が伝えた。
「自分が生まれ、家族や友人がいる国に対して感じることだ。罪のない人々を殺すことをあなたはどう思う? そう考えたときに感じたことが、彼の気持ちなのだろうと思う。彼にとってはそれが身近なこととして起きたんだ。もちろん、私たちは彼を支持している。ただ、彼が生まれて愛している国で、外から攻撃されて罪のない人たちが殺されるということが起こり得るんだ」
また、ジンチェンコとどんなことを話したのかと問われると、記者に”逆質問”をして応じた。
「もし海外の人がイングランドを攻撃してきたらどうする? あなたならどう対応する? そう考えたときに感じたことが、彼の今の心境だよ。過去にユーゴスラビアで起きたことには、誰も何もしなかった。世界中で多くの戦争が起きているが、これは新しい戦争だ。平和に暮らしたいだけなのに、罪のない人たちが死んでいく。残念だよ。誰もが家を持ち、よく眠り、食卓に食べ物を並べ、映画や食事などの楽しみを得て、愛する人を得たいと思う。なのに、いつも1人、2人、3人の決断のせいで大勢の罪のない人々がひどい代償を払う。受け入れがたいことだ」
そう嘆いた後、ジンチェンコとは「スタッフ、仲間と全員で話をした」と述べた。
「私たちはそういう世界を生きている。残念ながらこうした出来事は世界のヘッドラインだ。心配だ。だが、アレクスは非常に強く、素晴らしい男だ。もちろん、簡単なことではないけれど、彼は今日も、昨日もトレーニングで素晴らしかった。万が一、週末の試合でプレーすることになっても大丈夫なように準備している」
シティとエバートンの一戦は、日本時間2時30分にキックオフされる。エバートンに在籍するウクライナ代表DFヴィタリ・ミコレンコはベンチ入りが可能な見通しだ。また、ウエストハムのウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコは、デイビッド・モイーズ監督が「休暇を与えた」と明言し、欠場することが明らかになっている。

シティMF、母国ウクライナの危機へ反戦デモ参加 名将ペップが感銘「彼に寄り添う」
2/26(土) 12:31配信
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

マンチェスター・シティのウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコは母国ウクライナがロシアに軍事侵攻を受けている現状についてSNSでメッセージを発信し、マンチェスターで行われたデモにも参加するなど戦争反対を強く訴えている。そうした深刻な状況のなかでもトレーニングに励み、真摯な姿勢で試合の準備にも臨んでいるなか、ペップ・グアルディオラ監督はジンチェンコの姿を称賛している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻はすでにサッカー界にも大きな影響を及ぼしている。サンクトペテルブルクで開催予定だった今年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の開催地はすでにパリに変更されることが正式に決定した。
ウクライナ代表のジンチェンコはSNSを通じてロシアのウラジーミル・プーチン大統領を痛烈に非難したほか、マンチェスターで行われたデモに夫婦揃って参加。戦争反対を強く発信してきた。その一方で、ロシアによる侵攻が始まって以降に行われた2度のチーム練習にもしっかりと参加している。
グアルディオラ監督はジンチェンコの精神的な強さを称賛し、クラブは全面的にサポートすると語っている。
「オレックス(ジンチェンコ)は信じられないほど強い男だ。当然、チームもクラブも無条件で彼に寄り添う。もしこれが自分の国、自分の生まれた場所、家族や友人がいる場所で起きていることだとしたら何を感じるだろう。彼は今まさにそういう気持ちだ。自分の育った国を愛している。彼らは無実の人々を攻撃し、命を奪っている。今は簡単な時ではないが、昨日のトレーニングでも彼は素晴らしかった」
マンチェスター・シティは現地時間2月26日にエバートンと敵地で対戦する。渦中のジンチェンコもメンバー入りし、出場する可能性はあるようだ。

update: 2022年2月27日3:48 am