14歳のガブリエウ・フェルナンド・アルメイダを獲得するため
父親にスカウティング部門の仕事を与え
月14万円を支払っていた
しかし実際には仕事はしてなかった、と
プレミアの規則で選手や家族にお金を渡して
アカデミーへの勧誘はだめということで
これはまずい。シティは否定
マンチェスター・Cに新たな疑惑…“架空の職”与え、若手の家族に金銭贈与か
1/14(木) 11:10配信
(Goal)
マンチェスター・シティに新たな疑惑が浮上した。
以前にはファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反をUEFAに指摘されたマンチェスター・C。そんな同クラブは、2011年に当時14歳のブラジル人選手ガブリエウ・フェルナンド・アルメイダと契約した際、当時のプレミアリーグの規則に違反した疑惑が指摘されている。
プレミアリーグは当時「直接的、もしくは間接的に選手自身やその関係者に対して金銭等の贈与を申し出て、アカデミー選手として登録したり、しようとする行為は認められない」との規則が存在した。
マンチェスター・Cは、この規則違反を回避するためにアルメイダの実父に対してスカウティング部門での仕事を与え、2011年9月から2012年6月にかけて月1000ポンド(約14万円)のサラリーを支払っていた模様。しかし同氏によると、この“仕事”に実体はなく、息子をクラブに引き入れることを目的とした金銭贈与を隠蔽するための口実だったようだ。
アルメイダの実父は『The Athletic』に対して、「彼らは私に給与を支払ったが、私がまったく仕事をしていなかったことは事実だ。私が英語を喋れないことを良いことに、彼らは私たちをだました」と告発。この訴えに対してマンチェスター・Cは、アルメイダ氏を“臨時雇いのスカウト”として雇用したと主張するが、同氏は「私は仕事などしていない。彼らが言っていることは嘘だ。彼らはすべてを知っている。この事実を知らないはずがない」とクラブの言い分を真っ向から否定している。
なお、現段階でプレミアリーグが調査に動くこと、また仮に違反が発覚した場合の処分に関しては未定。しかし、若手選手への違法行為はマンチェスター・Cに限らず他のクラブでも以前から発覚しており、これまでに罰金や移籍禁止処分等の罰則が科されてきた。
マンC、架空の仕事あっせん疑惑を完全否定 英紙
1/13(水) 22:30配信
日刊スポーツ : nikkansports.com
マンチェスター・シティーが、下部組織に所属する外国人選手の父親のため、架空の仕事をでっち上げていた疑いが浮上した。
英デーリーメール電子版がスポーツメディア「ジ・アスレチック」の情報をもとに報じた。
同電子版によると、マンチェスターCは11年に、当時14歳だったブラジル人ガブリエル・フェルナンド・アルメイダをアカデミーに入団させた際、父親をスカウティング部門の仕事に就かせたように偽装。実際には仕事をしていないにもかかわらず、父親に対し、毎月1000ポンド(約14万3000円)程度を支払っていたという。ジ・アスレチックはこの時の明細も入手し、父親も「働いてはいなかった」と証言している。
プレミアリーグの規則では、選手やその家族に金銭等を渡してアカデミー入団を勧誘してはいけないとなっている。外国人選手が下部組織に入団する際、家族にクラブ内の仕事をあっせんすることは珍しくないが、実際に働いていなければ、この規則に抵触する。
マンチェスターCはこれらの疑いに対して声明を発表。「いかなる不正行為(への疑い)に反論しますし、疑惑を完全に否定します」としている。