1位のシティ vs 2位のポルト
シティにとっては消化試合
グアルディオラ
「グループステージを勝ち抜いたこのチームを称えたい」「特に今年のチャンピオンズリーグはトリッキーだった。1試合、2試合負けたら最後の試合まで全力で戦わなければならなくなってしまう。このコロナによる過密日程の中でだ」「他のグループでは、素晴らしいチームがグループ突破を目指して奮闘している」(超WORLDサッカー!)
2020.12.01:マンチェスター・シティ 0-0 ポルト(CL:A)
- スターリング
- トーレス
(71:ジェズス) - シウバ
- フォーデン
- ロドリ
- フェルナンジーニョ
- ジンチェンコ
- ガルシア
- カンセロ
- ディアス
- エデルソン
- シュテフェン、カーソン、ウォーカー、ストーンズ、アケ、ラポルテ、メンディ、ギュンドアン、デ・ブライネ、ドイル、マフレズ
【欧州CL】マンチェスターCが1位で決勝T進出 中島翔哉所属のポルトも2位通過
12/2(水) 11:24配信
東スポweb
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第5節が1日(日本時間2日)に行われ、C組マンチェスター・シティー(イングランド)はMF中島翔哉(26)のポルト(ポルトガル)と0―0で引き分け、勝ち点12として同組1位が確定した。ポルトも同10として2位での決勝トーナメント進出を決めた。中島はベンチ入りしたが出番はなかった。
試合はマンチェスターCが主導権を握る形で推移。前半22分にはFWフェラン・トーレス(20)がGKとの1対1で決めきれず、37分のFWラヒーム・スターリング(25)のシュートはゴールライン上でDFにクリアされた。
後半に入っても攻め手を緩めず、13分にスターリング、24分にはトーレスのオーバーヘッドでゴールを狙った。いずれもGKの好セーブで得点にはならならず、FWガルリエルジェズス(23)がゴールネットを揺らした35分のシュートもVAR検証でオフサイドと判定されてノーゴール。結局スコアレスドローに終わったが、ジョゼップ・グアルディオラ監督(49)は「選手は信じられないくらい、いいプレーをした。このチームをたたえたい」と賛辞を惜しまなかった。
ポルト、マンCと引き分け決勝T進出 中島出番なし
12/2(水) 9:03配信
日刊スポーツ : nikkansports.com
MF中島翔哉が所属するポルト(ポルトガル)がホームでマンチェスター・シティー(イングランド)と0-0で引き分け、3勝1分け1敗で勝ち点を10として決勝トーナメント進出を決めた。
マンチェスターCはすでに突破を決めていたが、この試合の結果、1位突破が決定した。
中島はベンチ入りしたが出場しなかった。
すでに敗退が決定しているマルセイユ(フランス)はMFパイエのPKによる2得点でオリンピアコス(ギリシャ)にホームで2-1で逆転勝ちし初勝利を挙げた。DF酒井宏樹はフル出場したが、先発を外れたDF長友佑都は出場機会はなかった。
ホームでシティの猛攻に耐えたポルトが2位で決勝T進出!マルセイユはCL14試合ぶりの白星を飾る《CL》
12/2(水) 7:45配信
超WORLDサッカー!から
チャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節のポルトvsマンチェスター・シティが1日に行われ、0-0の引き分けに終わった。ポルトの日本代表MF中島翔哉は、ベンチ入りも出場機会はなかった。
すでに決勝トーナメント進出を決めている首位のシティ(勝ち点12)が、引き分け以上でグループ突破の決まる2位ポルト(勝ち点9)のホームに乗り込んだ一戦。
最終節のオリンピアコス戦を前に自力突破を決めたいポルトは、マラガとヘスス・コロナを2トップに据えた[5-3-2]の布陣を採用。前節に続き中島がベンチスタートとなった。
一方、貫禄の4連勝で首位に立つシティは、5ゴールを挙げて圧勝した直近のバーンリー戦の先発からフェラン・トーレス、ロドリ、GKエデルソン以外の8人を変更。フェラン・トーレスを最前線に置き、2列目に右からスターリング、ベルナルド・シウバ、フォーデンと並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
立ち上がりから地力で勝るシティがボールを保持するが、アタッキングサードでのアイデアが足りず、決定機まで持ち込めない。それでもシティは22分、自陣からのロングカウンターからフェラン・トーレスが決定機を迎えたが、フォーデンのラストパスに抜け出した場面でオフサイドを取られた。
攻勢を続けるシティは、37分に左サイドから仕掛けたスターリングがカットインから右足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴール右隅を捉えたが、これはカバーに戻ったサヌシにライン手前でクリアされた。
シティは前半に相手を大きく上回る6本のシュートを放ったが、ポルトゴールをこじ開けるまでには至らず。前半はゴールレスで終了した。
後半も主導権を握るシティは58分、フォーデンのパスに反応したスターリングがGKとの一対一を迎えたが、シュートは飛び出した相手GKがブロック。さらに69分には、カンセロの右クロスをニアのスターリングが合わせると、ファーでロドリが詰めたが、当たり所が悪く見事なクリアを披露してしまう。
ゴールの遠いシティは、71分にフェラン・トーレスを下げてガブリエウ・ジェズスを投入。すると80分、右サイドでパスを受けたベルナルド・シウバがマイナスに切り込みながらクロスを供給すると、ゴール前のガブリエウ・ジェズスがヘディンシュート。これはGKに弾かれるもクロスバーに当たったボールを再びガブリエウ・ジェズスが押し込んだ。 しかし、このゴールにはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。チェックのためにしばらく中断すると、最終的にはオフサイドの判定でノーゴールとなった。
結局、19本のシュートを浴びせたシティだったが、猛攻は実らずゴールレスのまま試合終了のホイッスルを迎えた。
また、グループC第5節もう一試合のマルセイユvsオリンピアコスは2-1でマルセイユが勝利した。マルセイユの日本代表DF酒井宏樹はフル出場、日本代表DF長友佑都はベンチ入りも出場機会はなかった。
なお、オリンピアコスが敗れたことでポルトの2位以内が確定。2シーズンぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
ゴールレスドローもグアルディオラはチームに満足「信じられないほど良いプレーをした」
12/2(水) 10:24配信
超WORLDサッカー!から
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がポルト戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
シティは2日、チャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節でポルトと対戦。試合は90分を通して両チーム得点を奪えず、ゴールレスドローで終了した。
試合後、グアルディオラ監督は「我々は信じられないほど良いプレーをした」とコメント。勝ち点3を獲得することはできなかったもののチームの出来に満足感を示した。
「彼らはポルトガルでもトップクラスのクオリティを持つチームだ」
「我々は1位になるためにここに来た。我々は勇気を持って、個性を全面に出してプレーした。ボックス内に8人も相手選手がいると、簡単にはいかない」
「それでも、勝つために十分なチャンスを作ることができた。これが最も重要なことだ」
また、グアルディオラ監督は今季のCLについて言及。新型コロナウイルスによる過密日程などもあり、とても難しいコンペティションになっていると語った。
「グループステージを勝ち抜いたこのチームを称えたい」
「特に今年のチャンピオンズリーグはトリッキーだった。1試合、2試合負けたら最後の試合まで全力で戦わなければならなくなってしまう。このコロナによる過密日程の中でだ」
「他のグループでは、素晴らしいチームがグループ突破を目指して奮闘している」
「アウェーでの全ての試合で、我々は本当にハイレベルのプレーを見せており、全体的なパフォーマンスには何よりも満足している」
「あと1試合残っているが、リズムを保っている暇はない。今はチャンピオンズリーグのことを忘れて、プレミアリーグに集中する時だ」
最後にグアルディオラ監督はこの試合にセンターバックとして出場したDFルベン・ジアスとDFエリック・ガルシアについてコメント。ポルトのFWムサ・マレガを封じ込めたとこのコンビを高く評価した。
「エリックはいつも良いプレーをしている。彼はとてもスマートでインテリジェンスを持っている」
「マレガは1つのデュエルにも勝てなかった」
「今日の2人は知的なプレーを見せた。ここ2試合のルベンとエリックは、ジョン・ストーンズのように傑出していた」
CL決勝T進出のペップ、リーグ戦での巻き返しへ「プレミアに100パーセント集中できる」
12/2(水) 18:15配信
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から
マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督が、今シーズンの戦いについて言及した。2日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL・グループステージ第5節ポルト戦で引き分けたマンチェスター・Cは、グループCでの決勝トーナメント進出が決定。そして同試合を終えたグアルディオラ監督は、これからの今シーズンについて語った。CL決勝トーナメントの戦いは来年の2月まで行われないため、プレミアリーグの戦いに集中できると考えているようだ。
「このグループステージを勝ち抜いたチームには、まず賛辞を送りたい。我々は驚くほど良いプレーをした。ポルトはベンフィカと並んでポルトガルで最も力を持ったチームだ。残念ながら得点はできなかったが、チャンスは作ることができた。我々はグループ1位になるためにここに来たんだ」
「今日は幸せな一日だ。今はプレミアリーグに100パーセント集中できるからね。もちろんマルセイユとの試合が残っているが、来年の2月まではCLのことは忘れようと思っているよ」
マンチェスター・Cは今シーズンのプレミアリーグでここまで11位。CLグループステージ突破を決めた今後は、どのようなサッカーを見せるのだろうか。次節は5日、ホームにフルアムを迎える。
「我々は勝とうとした」“塩試合”を巡り、ペップとコンセイソンが舌戦!「あれだけの潤沢な資金があって…」
12/2(水) 19:00配信
SOCCER DIGEST Web
現地時間12月1日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのグループステージ第5節で、マンチェスター・シティはポルトとのアウェーマッチをスコアレスドローで終えた。
10月に対戦した際は、3-1でシティが鮮やかな逆転勝利を挙げた。その際、ジョゼップ・グアルディオラ監督のタッチライン際での振る舞いが「不快だった」とポルトのセルジオ・コンセイソン監督が発言。これに対してペップは「不快と思ったならそれはそれで。私は指揮官として出来る限りのことをしたまでだ。なぜ機嫌を損ねたのか理解できない」と反論していた。
ひと悶着あった後に迎えた2度目の対決で、シティは主力を数名休ませながらも始終主導権を握り、ポゼッションは64%にのぼった。特に後半はほぼポルト陣内でゲームが展開し、時折カウンターは食らった以外は、ほとんどを攻撃に時間を費やしていた。
しかし、80分に唯一ネットを揺らしたガブリエウ・ジェズスのゴールはVARでオフサイドと判定されて無効に。圧倒的に攻め入りながらのスコアレスドローという結果に終わり、ペップは試合後のフラッシュインタビューで、次のように語った。
「満足しているか? それはあなたがたのコーチに聞いてみたらいい。まあサッカーは最終的には結果なので多くを言う必要はないが、我々が勝とうとするゲームで、ペナルティーエリア内に8、9人を詰め込んで守備をするチームに対してゴールを決めるのは難しいだろう。ただ、選手たちは素晴らしかった。いま、僕らが集中すべきはプレミアリーグだと思っている」
ペップは続けて、「ポルトは常に自陣に8~9人の選手を置いて、スピードのある選手たちによるカウンターを狙っていた。彼らの戦い方も素晴らしいと称えられるべき」とコメント。だが、試合終了のホイッスルが鳴った瞬間に敵将と挨拶もせずにロッカールームに引き上げており、「素晴らしい」というのは“超守備的”な戦術への嫌味も含んでいたはずだ。
そして、ポルトガル紙『Record』は、記者会見で「グアルディオラは動揺していたようだが、どう受け止めている?」と尋ねられた際の、コンセイソン監督が発した皮肉たっぷりの発言を紹介している。
「それはそうだろう。もし彼のように資金が潤沢で素晴らしいチームと、あれだけの選手を抱えて勝てないのなら、私だってイライラするさ」
勝点1を分け合った両チームは、首位がシティ、2位がポルトでそれぞれグループCの突破を決めた。さらに、『A BOLA』紙によればポルトはこれまでの勝敗ボーナス(3勝1分1敗)で、少なくとも計605万ユーロ(約7億5600万円)を得る見込みだという。このほかに決勝トーナメント進出のボーナスなども加わり、この引き分けは「ポルトにとっては満足すぎる結果」(『A BOLA』)といえるだろう。
CLのGSは残すところあと1試合。12月9日にシティはホームでマルセイユと、ポルトはアウェーでオリンピアコスと対戦する。
ポルトが欧州CL16強 マンCは1位通過決定
12/2(水) 15:49配信
AFP BB
【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は1日、グループC第5節が各地で行われ、FCポルト(FC Porto)はGKの活躍もありマンチェスター・シティ(Manchester City)と0-0で引き分け、決勝トーナメント進出を決めた。
ホームのポルトは守る時間が長かったが、GKアグスティン・マルケシン(Agustin Marchesin)がスーパーセーブを連発し、勝ち上がりに必要だった勝ち点1をものにした。
一方、90分を通して試合を優位に進めたシティは、ガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)が終盤にネットを揺らしたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定により得点は認められなかった。
開幕4連勝ですでに16強入りを決めていたシティは1位通過が決まり、来週に行われるオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)との最終節では選手を温存することができる。【翻訳編集】 AFPBB News
シティを皮肉ったポルトのニュースレターが話題に…「幸運に感謝すべき。金で品格は買えない」
12/3(木) 12:02配信
(Goal)
ポルトがファンに宛てたニュースレターの中でマンチェスター・シティへの批判を繰り広げた。ポルトガル『A Bola』が伝えた。
1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節でポルトはホームでマンチェスター・Cと対戦。試合を通して主導権を握られたものの、マンチェスター・Cをゼロで抑えて勝ち点1を獲得したポルトはグループ2位でラウンド16進出を決めた。
ヨーロッパ最高峰の舞台でベスト16入りを果たしたポルトガルの名門は、ニュースレターを通じてCLでの成果をファンに報告。しかし、その中で同クラブはマンチェスター・Cのフェルナンジーニョやベルナルド・シウバ、ジョゼップ・グアルディオラ監督を痛烈に非難する表現を用いた。
ポルトはニュースレターの中で「世界で最も高額なスカッド相手に1ポイントを得たことで、FCポルトは目標の1つに到達した。コーチ(セルジオ・コンセイソン監督)はチームの組織力を称賛し、さらにペップ・グアルディオラに向けて“彼が率いるチーム、彼が手にする予算に勝てなかったことにイライラしている”とも発言した」と指揮官の敵将に向けてのコメントを紹介。
さらに「マンチェスター・シティのコーチと選手は、再び判定により受けた幸運に感謝すべきだ。イングランドでのスキャンダル(1-3で敗れた一戦)の後、またしてもオタヴィオへのエデルソンの明らかなファウルによるペナルティが見逃された。さらに、フェルナンジーニョはレッドカードを受けるべきだった。35歳になるものの、彼はフットボールが金に依存し、品格や考えが金では買えないことを証明する明確な例えだった」と綴った。
ポルトの非難はこれだけにとどまらず。名前こそ出さなかったものの「人種差別で罰せられたと広く知られる人物」と、暗に昨シーズンにバンジャマン・メンディに対するツイートで出場停止と罰金の処分を科されたシウバを皮肉る表現を用いつつ、宿敵ベンフィカが拠点を置く首都リスボンの放送局への不満をあらわにしていた。
10月のエティハド・スタジアムで行われた直接対決の後、コンセイソン監督はグアルディオラ監督に対して「ペップからは学ぶことがたくさんあるね。彼は審判団に圧力をかけるし、タッチライン沿いで我々の選手に対しても話しかけ、何かを吹き込もうとしていた。ペップの態度や振る舞いは不愉快だ。しかもそれは彼だけではない。シティのアシスタントやチーム全体がそのような態度だった」と不満をあらわにしていた。
「人種差別の罰を受けた人物もいる」ポルトがクラブレターでペップらマンC陣営を痛烈批判!「品格や誇りはカネでは買えない」
12/3(木) 17:32配信
SOCCER DIGEST Web
ポルトガルリーグ王者のポルトは、12月1日にチャンピオンズ・リーグ第5節でマンチェスター・シティと対戦し、スコアレスドローで終えている。試合は常にマンCが主導権を握る展開となったが、ポルトは粘り強く跳ね返し続け、勝点1ポイントを獲得。決勝トーナメント進出を決めた。
同じく首位で決勝T進出を決めたマンCのペップ・グアルディオラ監督は、試合後、「我々は勝つために戦った。相手エリア内に9人もいたら得点は難しい。それでも彼らの戦い方も評価されるべきなんだろう」と皮肉交じりにコメント。
対するポルトのセルジオ・コンセイソン監督は「もし私が彼のような潤沢な予算と選手を抱えていても勝てなかったら、それはフラストレーションがたまるだろうね」と嫌味で反応。このように、10月の直接対決以降、両指揮官の間はピリッとした緊張感が走る状態が続いている。
そんななか、試合翌日にポルトはファン向けのニュースレターを発信。決勝T進出を決めた自チームを称えた一方で、マンC陣営を痛烈に批判したようだ。ポルトガル紙『A BOLA』が伝えた。
ポルトはニュースレター内で、このように綴ったという。
「シティのコーチとプレーヤーは、VAR判定によって受けた幸運に感謝すべきだ。我々の選手が倒されたファウルは見逃され、フェルナンジーニョはレッドカードを受けるべきだった。彼は35歳にもなって、フットボールよりも金に依存し、品格や誇りが金で買うことはできないと明確に証明した」
そして批判の矛先は過去の出来事にも向けられ、「人種差別で罰を受けたと広く知られる人物まで抱えている」と指摘。これは、名前こそ出していないが、昨シーズンにバンジャマン・メンディに対する“からかい”ツイートを投稿したベルナルド・シウバに、1試合の出場停止と約700万円の罰金処分となった件を差していることは明らかだ。
こうした動きに対して、マンCの広報担当は、英メディアの取材にこのように語っている。
「ポルトがこのように過剰に反応することは初めてではない。そもそも、彼らは2012年、自分たちのファンによる明らかな人種差別をクラブが否定したものの、結果として認められ、UEFAから罰金を科されていることを忘れたのか? 理解できない、驚くべき残念な出来事だ」
お互いに決勝T進出を決めて喜ばしい一戦のはずが――。マンC側はこれ以上の対応をする準備はないというが、両チーム、そして指揮官同士にこれ以上の遺恨が残らないように祈るばかりだ。
●試合前
グループ首位通過狙うシティ、グアルディオラ監督はポルトを警戒「とても危険な存在だ」
12/1(火) 10:38配信
超WORLDサッカー!から
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がポルト戦に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。
シティは1日のチャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節でポルトと対戦予定。グループ突破をすでに決めてい中で、この試合で勝利を収めれば首位通過が確定することとなる。
そんな試合を前にグアルディオラ監督は、先月28日のバーンリー戦でクラブ初ゴールを決めたDFバンジャマン・メンディに求めていることを強調した。
「彼がフィットしていることは、我々にとって非常に重要なことだ」
「ゴールを奪うということを、私は彼に求めていない。彼には良いディフェンスをして、チームにフィットし、集中力を高めて欲しい。それこそ私が彼に求めていることだ」
「彼は2試合にフル出場し、非常に良いプレーをしてくれた。しかし、(守備の改善については)まだ待たなければならならない。彼が定期的なトレーニングと集中力を続けられるかどうかにかかっている」
また、グアルディオラ監督は同じくDFジョアン・カンセロについても称賛。多くの面で優れていると語った。
「ジョアンは今シーズン、信じられないほどのインパクトを与えてくれた。特に献身性や集中力など、多くの点でね。彼は90分間集中しなければならないが、オレックス(オレクサンドル・ジンチェンコ)と(ナタン・)アケが負傷した時には彼が助けてくれた」
「彼は試合後の回復が早く、個性がある。アタッキングサードでの彼は独特の質を持っており、ウィンガーのようだ」
「メンディのように、彼も守備に集中しなければならないし、チームに加入してから我々はそれに取り組んできた。良くなってきていると感じているよ」
最後にグアルディオラ監督は対戦相手のポルトについて言及。難しい試合になると警戒を強めた。
「確実に難しい試合になるだろう。彼らには信じられないほどのチームスピリットがあり、傑出したフィジカルを持っている」
「タフな試合になるのは分かっている。チャンピオンズリーグでのアウェー戦だからね」
「ポルトガルのトップチームは毎週末、勝たなければならない。あらゆる面でそういったメンタリティを持っていると、彼らはとても危険な存在だ。だからこそ、難しい試合になると予想している。彼らとホームで戦ったときもそうだった。明日もそうなるだろう」
粘って守り切ったポルトがマンCとスコアレスドロー、決勝T進出が決定! 中島翔哉は出場せず【CL】
12/2(水) 7:00配信
SOCCER DIGEST Web
現地時間12月1日、チャンピオンズ・リーグのグループステージ第5節が各地で行なわれ、グループCの2位につけている中島翔哉所属のポルトは、ホームで同首位マンチェスター・シティと対戦した。
中島はベンチスタート。マンCはケビン・デ・ブルイネはベンチに温存。前半からラヒーム・スターリングら前線が積極的に仕掛け、先制点を奪おうと攻勢を強める。ワントップで守備を固めたポルトは、ひたすら耐える時間が続く。
それでも粘り強く跳ね返したポルトは20分にCKからのチャンスを得るが、逆にカウンターを食らい、フェラン・トーレスが前線に抜け出してGKと1対1に。シュートはゴール右に外れ、かつオフサイドに救われる。
その後もポルト陣内での戦いが続くが、守りを固められるなか、マンCもなかなかフィニッシュに持ち込むことができず、前半はスコアレスで折り返す。
後半もアウェーチームに主導権を握られ、ポルトは防戦一方に。58分、ふたたびカウンターからスターリングが抜け出されてシュート。これはGKマルチェシンが身体ごと突っ込んではじき返すが、こぼれ球をフェラン・トーレスが捉える。しかし、足を滑らせたおかげで波状攻撃は逃れた。
70分、再びCKのチャンスからスターリングが触れたボールがゴールに吸い込まれた…と思いきや、ルベン・ディアスがゴールラインを割る前に足を伸ばしてクリアするというプレーでポルトのゴールは守られる。
しかし、80分にとうとう均衡が破られた。右サイドからのクロスにジェズスが頭で合わせたシュートにネットを揺らされてしまう。ここまで耐えてきたポルトにとって痛恨の失点となったが、VARでオフサイドと判定され、辛くもスコアレスを維持した。
そして試合はこのまま0-0で終了。中島は出場しなかった。
両チームは勝点1ポイントずつを分け合い、首位のマンCは勝点13、2位のポルトは勝点10に。同時期に行なわれたマルセイユ対オリピアコスでマルセイユが勝利したため、最終節を待たず、この両チームが決勝トーナメントへ駒を進めることが決まった。